下半身太り、このままでいいの? 1日5分「ちりつも筋トレ」で老け対策を!
外出が減ったここ数年。気づけば下半身が肥大化!? ひそかに自慢だったすらり美脚はどこへ? 腰周りのムダ肉はみ肉、このままでいいの!? 見て見ぬふりは今日でやめ!サクッとできる自主トレで、スッキリめりはり脚を取り戻せ!
Let’s check!
ひとつでも当てはまるとあなたの下半身はもう老け始めている
- 片脚で立って靴下をはくのにフラつく
- 1日の徒歩数が7,000歩以下である
- ケガをしていないのに、ひざや足が痛くなることがある
- 以前よりも脚がむくみやすい
- 足がしびれることがある
- 体重は変わっていないのに、以前はいていたパンツがきつくなった
- デスクワークでお尻が痛くなりやすい
- 猫背になることが増えた
- 片脚上げが30秒キープできない
- 眠っているときに足がつる
結果発表!
ひとつでも該当したら下半身が衰えている証。5個以上になると危険レベル。老化を加速させないよう“ちりつも筋トレ”で対策を!
筋肉だけじゃない!骨の老化も加速した
自宅で過ごす時間が増えたこの2年。危険信号が出ているのが“下半身”です。
「人間の体の機能は1日7000歩以上(約1時間)歩かないと、老化が加速するといわれています。なぜなら、立って歩くことで生まれる着地衝撃が、骨を刺激し、同時に筋肉も鍛えているからです。また長時間座りっ放しの生活は、股関節を動かさないので周囲の筋肉を固くし、下半身のゆがみや緩みを拡大させます。
自粛期間で下半身が肥大化したと感じているなら、毎日少しずつでも筋トレを続けて、まず股関節を正しい位置に戻しましょう。脚のラインをスッキリ整えると、ヒップやウエスト周りのインナーマッスルにも刺激が加わるので、下半身老けから脱却できますよ!」(森さん)
【美的クラブに聞いた】自粛生活で脚の変化は?
1位 太ももがもったりした
2位 歩くと疲れやすくなった
3位 全体的にシルエットが変わった
1位は太ももの肥大化。「座ったときの太もものムッチリ感が気になるようになった」「体重に変動がないのに、いつものパンツがキツイ」など、体型の変化に悲鳴を上げる声が殺到!(,21年11月にアンケートを実施)
下半身老けに1日5分「ちりつも筋トレ」
長く続いた自粛生活で「下半身老け」が始まる筋肉はこの3つ!
腸腰筋(ちょうようきん)
上半身と下半身をつなぐ、体の中心の筋肉。太ももや足をもち上げるとき、歩く際に地面を蹴り出す力を生み出す。立つ歩くの要。
腸腰筋に効く筋トレはこちら!
内転筋群(ないてんきんぐん)
太ももの内側にある筋肉群。筋肉バランスがくずれると外側へ引っ張られる傾向がある。これらの筋肉が衰えると太ももの内側のたるみや、O脚の原因に。
内転筋群に効く筋トレこちら!
腓腹筋(ひふくきん)
かかとを上げたり足を曲げる役割を担う、ふくらはぎの筋肉。腓腹筋をしっかり動かせば、血流がアップし、むくみにくくなる。
腓腹筋に効く筋トレはこちら!
美的2022年2月号掲載
撮影/横山翔平(t.cube) スタイリスト/河野素子 モデル/中田奈沙 イラスト/Shio 構成/むらなかさちこ、有田智子
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。
もりたくろう/スタジオ『rinato』代表。運動だけでなく、ピラティス、整体、美容矯正などを含めた独自の角度からのボディメイクが大人気。著書も多数。