湯シャンは「洗い過ぎない洗顔」と同じこと

シャンプーを使わずに洗う湯シャンって頭皮や髪にいいの？という質問をよくいただきます。実は私は頭皮に不調があるときに湯シャンを取り入れています。なぜ湯シャンをするのか、その理由と方法をお話します！【伊熊奈美「誰でも！一生！キレイ髪への道」 vol.4】

頭皮のエイジングも乾燥からやってくる

私は朝の洗顔のとき、頭皮も一緒に観察するようにしているのですが、乾燥の時期や寝不足が続いたときなどに頭皮に赤みが出ることが結構あります。そんなときはすぐに頭皮美容液でしっかり保湿。私はこれで大抵1〜2日で赤みが引きます。顔の肌も乾燥して敏感になった部分が赤くなるように、この赤みはバリア機能の乱れによる肌の微弱炎症。今すぐ保湿が必要というシグナルです。あるメーカーの研究によれば、頭皮に赤みがあると常在菌のバランスが不安定になりやすく、白髪や薄毛など髪のエイジングが起こりやすいという結果も出ています。

赤み、かゆみ、乾いたフケの緊急対策に

そんなときは肌と同じように「保護しながら保湿する」ことが解決への近道ですが、同時に「洗いすぎないケアをする」ことも大切です。湯シャンはまさにこの「洗いすぎにならないケア」に匹敵します。年齢を重ねて乾燥しやすくなると、肌でも乾燥を防ぐために、W洗顔の頻度を減らす方が多いようですが、湯シャンもまさにそれ。頭皮に赤み、かゆみ、乾いたフケ、また吹き出物があるなど、気になるトラブルがあるときはシャンプーを使わず2〜3日お湯だけで洗って様子をみて。理想は透明感のある青白い頭皮です！

お湯だけで頭皮の皮脂や汚れを落とすには

ポイントは、頭皮を十分にしっかりと濡らすことです。少なくとも、1箇所に最低でも5秒以上、髪をめくって地肌にシャワーが直接当たるようにして流しましょう。髪についたホコリや汚れは水で流せば落とせるので、心配は無用です。仕上がりがごわつくようなら毛先にのみトリートメントをつけて流すか、タオルドライ時に洗い流さないトリートメントをつけて補給しましょう。洗った後は頭皮にも保湿剤をつけておけばパーフェクトです。かゆみのある人は普段シャンプーがしっかり洗い流せていないために乾燥している可能性もあります。この方法で頭皮をしっかり洗うように意識してみてください。

塩素除去するシャワーヘッドで湯シャンを快適に！

また、湯シャンを快適にするためにもぜひ取り入れてみたいのが塩素を除去する効果のあるシャワーヘッド。残留塩素は肌や髪の乾燥の原因のひとつといわれています。肌の保湿対策としても有効なので、敏感肌や乾燥肌にも絶対おすすめ。頭皮も肌も「与えるケア」以上に「落とすケア」に万全の注意を払うことで、肌の状態はぐんとよくなりますよ！ぜひお試しを。

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まずはビギナー向けのシンプル機能のもの。残留塩素を除去する専用カートリッジ（2か月で交換）をヘッドに入れて使用。水圧もしっかり確保。肌当たりの心地よいシャワーヘッド。
メタリックキモチイイシャワピタWT ￥3,751
※専用塩素除去カプセル Miz-e 2個入￥3,751
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不調を感じたときに頼りになるのが炭酸の力。水を加えると発泡するタブレットの炭酸ガスの泡の力で、汚れや不要な角質を浮き上がらせながら、体を芯から温める。シャンプーを使わなくても、汚れやニオイがスッキリ。
（株）ホットアルバム炭酸泉タブレットホットタブプレミアムシャワー　￥14,080
ヒアルロン酸、コラーゲン入りでしっかり保湿。シャワーに入れるタイプのタブレット。
HOT TAB　SHOWER　浴用化粧料（9錠入）　￥990