美的HEN
ヘアのお悩み
2023.9.2

「M字額の行く末が心配です…」はじめてのAGA(薄毛)治療、体験レポート【オレたちの「毛」問題】by『美的HEN』

ここ数年でよく耳にするようになった「AGA」というワード。AGAとは男性型脱毛症のことで、近年ではAGA専門の治療を行うクリニックも増えてきています。「薄毛治療に興味がありますか?」というアンケートを実施(「オレたちの“毛”白書」:30~70代の318名/小学館『DIME』読者メルマガにて配布・回収。2023年4月下旬~5月初旬に実施)したところ、7割以上の人が「気になる」と回答。しかし実際にAGAクリニックを受診したことがある人はわずか3%という現状。正直、薄毛治療は気になっているけれど…実際には「踏み出す勇気がない」という人も多い模様です。今回は薄毛に悩む40代男性の「はじめてのAGA治療」を体験レポートしていきます!

「M字額が徐々に進行している」43歳男性が、はじめてのAGA治療へ!

今回「はじめてのAGA治療」の取材に同行していただいたのは、Oさん(43歳・マスコミ勤務)。

「父が30代からすでに頭髪が薄かったこともあり、だいぶ前から自分も…と覚悟はしていました。10代から30歳ごろまで“結婚式まで髪があればいいな”と本気で思っていました。無事、髪があるうちに結婚式はできたのですが、30代前半で毛量が急激に減った実感があった時期にはいっそ頭を丸めてしまおうと、社内旅行で断髪式をやろうと覚悟を決めていたくらいです(笑)。43歳の今現在でまだ結構持ち堪えているとは思っていますが、前頭の生え際の薄毛は気になる所。これから自分の髪がどうなっていくのか、どうにかして食い止められるのか、考えどきなのかな…とAGA治療に興味津々です」

うかがったのは…発毛治療に特化したDクリニック 東京院

<エントランス>

<待合室>

<カウンセリング室>

薄毛や抜け毛に悩んでいる場合、その原因が皮膚疾患からの脱毛なのか、AGA(男性型脱毛症)なのか、または円形脱毛症やコロナ後の後遺症なのか、しっかり見極めて対策していくことが大切。そういった意味でもおすすめなのが、カウンセリングから診察、治療の提案まで一貫して行い、発毛治療に特化したクリニックです。

Dクリニックはあの育毛ケアでおなじみの「スカルプD」の監修を行っているクリニックで、発毛治療の総合クリニックとして25年以上もの実績があり現在では全国に6院を展開。約300万人もの治療実績データをもとにしたパーソナライズ治療の提案と、治療の際の副作用の発現リスクを最小限に抑えられるように考慮しながら、発毛効果を最大限に引き出すことに並々ならぬこだわりが! どのクリニックも駅から徒歩5分以内の好立地なうえ、クリーンで通いやすい雰囲気なのも魅力です。

【Dクリニック 東京】
東京都千代田区丸の内1-11-1 パシフィックセンチュリープレイス丸の内10F(東京駅八重洲口から徒歩3分)
TEL 0120・499・666
電話受付時間:<火~金>10:00~19:00 <土・日>9:00~18:00
カウンセリングは無料・完全予約制。

はじめてのAGA治療 Step① 無料カウンセリングを予約し来院

電話で無料カウンセリングの予約をし、予約した日時に来院。来院の際には、頭皮と毛髪の状態をしっかり見極めてもらうため、前夜または当日朝にシャンプーをして整髪料はつけないように。また服薬の有無や、さかのぼった血縁者に薄毛の方がいるかの確認までしておくのがポイント。

専門のカウンセラーによるカウンセリングでは、薄毛の原因についての説明のほか、髪に対するお悩みや現状に合わせた治療内容や費用、期間などの説明が。生やしたいのか、薄毛の進行を抑えたいのか、それぞれによって、またひとりひとりの頭髪の状態、体の健康状態、毎月の治療に費やせる費用感によっても治療方法はさまざま。

「薄毛の原因や治療の流れ、治療の種類や料金体系などを説明していただき、とてもわかりやすかったです。なんだか実感がわいてきました」(Oさん)

  • カウンセリングだけならいつでも無料! AGA治療について知りたい人はぜひ気軽に足を運んでみて。
  • カウンセリング終了後すぐに治療をするか決めなくてもOK。ゆっくり帰宅後に検討しても。
  • 積極的な発毛治療(内服薬と外用薬の組み合わせ)とAGAの進行抑制(内服薬のみ)が選べる。ニーズや予算、健康状態などを考慮し、ひとりひとりに合った薬を処方してもらえる。
  • 目的に合わせ、費用の目安も明朗!
  • カウンセリング当日に診察までしてもらいたい(医師による初診)場合は、予約する際に申し伝えを。

はじめてのAGA治療 Step② 診察のスタートは、まず頭部の撮影で現状把握から!

今回は無料カウンセリングの後、医師による初診までしてもらう流れで取材をさせてもらうことに(通常はカウンセリングから初診まで希望の場合は、予約時に確認が必要)。まずは発毛効果を多角的に判定するため、頭部の撮影を行っていきます。現在の頭髪の状態を記録し、来院ごとに状態を比較しながら、AGA治療の経過を確認していきます。「積極的な発毛治療」(内服薬と外用薬の組み合わせ)と「AGAの進行抑制」(内服薬のみ)どちらの場合でも、頭部の撮影はあり。

はじめてのAGA治療 Step③ 医師による診察スタート。マイクロスコープで頭髪をチェック

生え際、頭頂部、後頭部…部位ごとにマイクロスコープで頭髪の状態を撮影していきます。

撮影された画像が映し出されるモニターを見ながら、なんだか不安げな表情のOさん…。

はじめてのAGA治療 Step④ 医師による現状の頭髪についての考察と診察

マイクロスコープで撮影した頭皮や頭髪の状況の確認をし、状態について医師からの説明が。

一番気になる生え際は…放っておくとさらに悲しい状況に!?

担当していただいた安田医師いわく、「うぶ毛のようにちょろちょろ生えている毛は、実際には見えない程の細く短い毛です。もともとは太くしっかりしていた毛が委縮してどんどん細く目に見えなくなっていることが見受けられます。4~5年そのままにしておくと、おでこの輪郭がさらに変わっていってしまうというのが正直な所です」との現状説明が!

「やっぱりそうですか…としか言えないです(泣)。徐々に進行しているな、とわかってはいたけれど、実際にスコープで撮影した画像を目の当たりにすると本当に、泣けてきますね。やはり、薄毛は遺伝なんでしょうか?」(Oさん)

「薄毛は実は遺伝的要因がほとんどです。薄毛に悩む方の5人に4人が父親からの遺伝だという研究結果もあります。脱毛症の進行を自然に止めることはできないので、脱毛を最小限に抑え、進行を遅延させるために、薄毛治療があるんです」(Dクリニック・安田吉宏院長)

頭頂部も徐々に薄毛に向かう予兆アリ

「毛は通常ですと生えてから5年から7年ほどで成長しきって抜け、その下に新しい毛がスタンバイしていて、また生えてきて…を繰り返すものですが、加齢とともに毛穴が縮小し、寿命を全うせずに短命で抜けてしまう毛が増えてきてしまいます。AGA治療はヘアサイクルの短縮を食い止め、抜け毛を防ぐ治療です。Oさんの頭頂部のスコープ画像ですが、太くしっかりとした毛の中に細く貧弱な毛が混ざっており、毛の太さにバラつきがあることが見受けられます。この細い毛が短命で早く抜けてしまう毛。早く抜けてしまうのを防ぐのが内服薬での“薄毛の進行を抑える”治療。さらに太くて長寿命な毛の発毛を促していくのが内服薬+当院オリジナルの外用薬を組み合わせた“積極的な発毛治療”となります」(Dクリニック東京・安田吉宏院長)

Dクリニックでは300万人超のデータベースSAGAS(症例検索システム)を使用し、ひとりひとりの症例に合わせ、治療後のイメージの共有も。

薄毛進行パータンの目安として汎用される「ハミルトン・ノーウッド分類」には思わずギョッと!

「自分の現状の頭髪の状態がよくわかりました。データベースにより自分に近い状況の方のビフォアフターを見せていただけるので、治療をはじめたら何か月でどれくらい変わるのか、イメージがわきやすかと思いました。」(Oさん)

はじめてのAGA治療 Step⑤ 血液検査

初診の最後には、薬の投与により体に与える影響がないかなどを判断するために、血圧測定や採血検査を実施。

はじめてのAGA治療 Step⑥ 1週間後に来院し、診察&薬の院内処方

血液検査の結果報告と、治療開始意思の確認を行なったうえで医師が再度診察し、ひとりひとりの薄毛の原因や現状に合わせた内服薬や外用薬、サプリメントなどの薬を処方。

<内服薬>代表的な薬は下記。Dクリニックでは、低用量から高用量まで、ひとりひとりに合ったものを処方してもらえます。

プロペシア錠(フィナステリド)…本来は前立腺肥大症の治療薬として開発されたもので、発毛効果を認められてAGA治療薬に。現在はAGA治療において最もスタンダードな薬として用いられており、脱毛の原因となる「5αリダクターゼ」のⅡ型という種類の酵素へアプローチする効果が認められているもの。

ザガーロカプセル(デュタステリド)…前立腺肥大症の治療薬として開発されたものが転用され、プロペシアに次ぐ第二のAGA治療薬として広く使用されている薬。脱毛の原因となる「5αリダクターゼ」のⅠ型・Ⅱ型どちらにも働きかけるため、より高い治療効果が期待できます。

<外用薬>クリニックオリジナル処方の外用薬。

CMなどでも話題の成分「ミノキシジル」を配合した、頭皮に直接塗布する外用薬。血管拡張効果があるのでもともとは高血圧症患者向けの血圧降下剤として開発されたが、体毛が濃くなる副作用が確認されたため、その作用を転用して現在はAGA治療薬として用いられています。市販の発毛剤は5%までしか配合できないが、クリニックオリジナル処方では高濃度で配合することが可能に。細胞分裂の活性化作用があり、頭皮に直接塗布することで髪の毛の成長を促進。Dクリニックでは数々の共同研究を大学医学部と実施し、オリジナルの外用薬は学術的な研究から誕生しているそうで信頼感が抜群!

Dクリニックでは内服薬も外用薬も、治療薬は低用量から高用量まで幅広く取り揃えており、独自のデータベースを活用し、ひとりひとりの頭髪の状態や生活習慣、他に服用している薬との相互作用、血液検査結果などを踏まえて提供しているそう。「AGA治療は副作用が気になる」という意見も多いようですが、副作用をできる限り考慮しながら処方してもらえるのは歴史と実績があるクリニックならでは!

「はじめてのAGA治療」体験を終えて…

「今すぐ始めるか始めないかは一旦持ち帰って検討するとして、“毛がある人生”と“これからもっと薄くなっていく人生”について考えさせられました。生え際の薄毛は気になりつつもまだちょっと持ち堪えているし大丈夫かも…と思っていましたが、現状を知り、自分がこれからどうしていきたいのかを考えるターニングポイントになりました」(Oさん)

「AGA専門」と謳うクリニックは、オンライン診察&処方をメインに行うクリニックも増えてきて選択肢が広がっているのが現状。診察&処方がオンラインのみで完結するクリニックでの治療は恥ずかしさもないうえ手軽ではあるものの、リスクを伴う可能性も…。

「スマホの画面を映し出すオンライン診療では頭髪の状況を深くまで把握できないですし、血液検査など健康状態の把握もできません。個人差はありますが副作用はなくはない、という表現が妥当。副作用を多少なりとも伴う可能性があるからこそ、対面での診察をしっかりと行い、多数の薬の組み合わせから患者様に合った処方を行い、副作用のリスクが最小限になるよう考慮させていただいています」(Dクリニック東京・安田吉宏院長)

髪はやはり毎日のモチベーション維持に欠かせない存在! 薄毛に悩んでいるのなら、信頼できるクリニックを賢く選び、自分に合った治療法で改善を目指したいですね!

『美的HEN』

新プロジェクト『美的HEN』は17年前からメンズ美容に取り組んできた『DIME』と、22年前から女性の美を発信してきた『美的』がタッグを組んだ新しいプロジェクト。プロの美容情報ニュースサイト『美的.com』と“知りたい”を深掘りするウェブマガジン『@DIME』上にそれぞれコラボ企画ページを立ち上げ、双方の視点からすべての人の美をサポートします!様々なカテゴリーを超えて、あらゆる人が美容を楽しむための情報をお届け予定。スキンケアの基本から、悩ましい“毛”問題、気になる最新グッズまで。『美的HEN』サイトをチェックして♪

*HENは、スウェーデンで「hon(彼女)」でも「han(彼)」でもない、ジェンダーニュートラルな三人称単数代名詞として使用されている言葉です。

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構成/門司紀子

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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