【実例21】ストレート×ショートボブの魅力を、引き出す方法「スタイリング法・おすすめの髪型」

コンパクトにまとまり、かわいらしいフォルムが魅力のストレートタッチのショートボブ。『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルからご紹介します。
ストレートショートボブの「3つ」の魅力
- ストレートタッチのショートボブはスタイリングが簡単な優秀スタイル。頭のフォルムをキレイに見せる効果も。
- 前髪を作らずおでこを出せば、よりすっきり見えてデキる女風に。
- 大人っぽく見せたい、きちんと感がほしい、小顔になりたい…そんな人はショートボブがおすすめ。


「暗髪・落ち着いたカラー」のおすすめスタイル【10選】
【1】2WAYバングで前髪あり・なしが楽しめるミニボブ
【how to “ベース&カラー”】
- ベースカットは、リップラインのボブ。前髪は、目の高さギリギリにカットした2WAYバングに。
- また、こめかみ部分を隠すサイドバングをつくることで小顔見せも。
- さらに、耳かけした時、顔まわりに落ちるおくれ毛をつくります。
- カラーは、7レベルのシルキーグレージュに。グレージュからくすみを取り除き、ツヤ感と柔らかさを感じやすいカラーとなっています。
【how to “スタイリング”】
- 前髪ありの場合、マジックカーラーでふんわりカールをつけます。前髪なしの場合、分け目の根元のみ軽く立ち上げます。
- 全体はさっとストレートアイロンを通して。
- キープ力のあるスタイリングオイルをなじませ、目の粗いコームで全体を梳かし、束感と抜け感を出したら完成です。
担当サロン:THE GARDEN Tokyo(ザガーデントウキョウ) 田中麻由さん
【2】前髪なしの暗髪ショートボブ
【how to “ベース&カラー”】
- ベースカットはグラデーションを入れたショートボブ。表面に軽くレイヤーを入れます。
- 顔ぎわの柔らかニュアンスのコツは、レイヤーとも違う内側の角を削るカットにあり。ほんの少し動きが出るだけでお洒落感がUPします。
- カラーは、地毛風に5レベルのアッシュブラウンをチョイス。透明感があり、光に当たった時に柔らかく見えるので、ダークカラーはアッシュ系がイチオシです。
【how to “スタイリング”】
- 前髪はセンターパート(6:4でも)にし、ふわっとした立ち上がりがつくように乾かします。
- 前髪を顔側に引き出し、ストレートアイロンで軽ーく丸みをつけるように通し、その後、オールバックにするようにかき上げます。
- ツヤ感の出るオイルorバームを馴染ませて、束感を整えたら完成です。スタイリング剤は、軽めのタイプを選んで。
担当サロン:grico(グリコ) 寺尾フミヤさん
【3】ブルーグレージュのワンレングスミニボブ
【how to “ベース&カラー”】
- 顔型に合わせたワンレングスボブのカット。パツっとしたラインを出すのが鍵。フェイスラインをカバーしたいならやや前下がりラインにしても◯。
- 前髪も、眉下のレングスでパツっと感を残したシースルーに。
- カラーは5レベルのブルーグレージュに。アゴラインは膨張して見えやすい長さでもあるため、暗髪で引き締めるのがグッド。強めのアッシュでもベージュを合わせているので、くすんだ印象を与えません。
【how to “スタイリング”】
- ストレートアイロンを使い、ストレートタッチに仕上げます。
- セット剤は、ツヤ感重視でしっとり系のオイルを選んで。ウェトな質感になるよう、やや多めを手になじませてから、毛先を中心に表面にもつけます。
担当サロン:GARDEN aoyama(ガーデンアオヤマ) 高橋弥生さん
【4】ブルーアッシュで透明感を引き出すミニボブ
【how to “ベース&カラー”】
- えり足ギリギリのワンレングスがベース。フェイスラインに沿うよう前下がりにすることで骨格を補正。前髪なしで大人っぽいイメージに仕上げています。
- カラーは、6レベルのブルーアッシュに。人気の兆しがあるダークトーンは、しっかり赤みを消し、透明感を与えるブルーアッシュがイチオシ。地毛風の清潔感、ピュアさが魅力です。
【how to “スタイリング”】
- ストレートアイロンをさらっと通す程度や乾かすだけでOK。カール感はつけない方がお洒落にキマリます。
- 動きを出すバームを、顔まわりと表面に塗布したら完成です。
担当サロン:MINX銀座店(ミンクス ギンザテン) 池戸裕二さん
【5】センターパートの前下がりミニボブ
【how to “ベース&カラー”】
- ベースを顎先にかけてゆるい前下がりでカット。巻いた時の表情になるよう、表面にちょっとだけレイヤーを入れます。
- 前髪は小さな三角ベースを取り、鼻先の長さでカットします。
- カラーは、8レベルのオリーブベージュをチョイス。寒色系でもツヤ感があり、赤みをおさえて色落ちしてもキレイ色が持続します。
【how to “スタイリング”】
- ストレートアイロンで全体を軽く内巻きに。表面の髪は外巻きに、前髪は内巻きにカールさせます。顔まわりは内巻きと外巻きを交互に。
- スタイリング剤は髪質にもよりますが、基本的に軽めなオイルを。耳から下の髪を中心に、さらっと手ぐしを通すようにつけたら完成です。
担当サロン:MINX銀座店(ミンクス ギンザテン) 岡本麻利さん
【6】オリーブカラーの前下がりショートボブ
【スタイルのポイント】
- 小顔なオリーブカラーの前下がりショートボブスタイル
- 全体は重めのフォルムで収まり良く安定感のある仕上がりに
- ボブといっても丸っこくなりすぎないように、頭の形凹凸にあわせて髪の量が多いところはスライドカットで間引いて束をだしながら軽さをプラスするのがポイント
- トップの立ち上がりで仕上がりの抜け感が変わる
- トップに立ち上がりをつけやすくするように細やかなレイヤーをいれスタイリングしやすく
【前髪カットのポイント】
- 厚めに設定したオン眉前髪は分け目を隠して大人かわいい印象に
- 厚め前髪でも毛先が厚ぼったくならないように隙間を作るようにカット
- 抜け感を作る事で可愛らしくなりすぎない大人テイストに
担当サロン:Maria by afloat(マリア) 添田晃正さん
【7】小顔見せが叶うショートボブ
【FRONT】
【SIDE】
【BACK】
【how to “ベース&カラー”】
- あご下の長さの切りっ放しボブがべース。顔周りにレイヤーを。
- カラーは肌を明るく見せるオリーブべージュ。
担当サロン:drive for garden ドライブフォーガーデン 今野佑哉さん
【8】四角顔カバーが叶うショートボブ
【スタイルのポイント】
- サイドにボリュームを出しつつ、 おかっぱボブにならないように
- リップラインに動きのある毛束カットをしてお顔型に似合わせます
【前髪カットのポイント】
- 眉毛がチラッと見えるようにカット
- 毛先は先細にしています
- サイドとは繋げずに横のデザインを強調しました
- ツヤを大切にしたいので、表面は傷をつけないようにカットしています
担当サロン:TheC ebina(ザ シー エビナ) 森谷やよいさん
【9】ひし形シルエットの丸みショートボブ
【スタイルのポイント】
- 顎下のショートボブ
- 顔周りはレイヤーを入れるることで、骨格に沿うような流れができ面長カバー
- 丸みのあるボブを作ることで、ひし形シルエットが完成して面長感を感じさせないように
【前髪カットのポイント】
- 幅は広くせずに斜めに切る
- 短い方を多めに軽くしてあげる
- 流れのある前髪なので、分け方次第でいろいろ楽しめる2WAY使用
担当サロン:Surpass 星 晃介さん
【10】小顔見せが叶うコンパクトボブ
【how to “ベース&カラー”】
- あごラインの切りっぱなしボブは、自然と内側にまとまるようにカット。
- 前髪は眉が隠れる長さのワイドバングに。骨格に合わせて微調整することで、小顔効果も。ラインは残しながら、重さを感じさせないシースルーバングにします。
- カラーは6レベルのフォギーアッシュに。寒色系ですがブラウンベースのため、色持ちがいいのが特徴。ツヤ感と透明感を与え、ブリーチ毛からのトーンダウンにもおすすめの秋色です。
【how to “スタイリング”】
- 乾かすだけでコンパクトにまとまるようにカットされているので、アイロン無しでもOK。髪のクセや広がりが気になる場合は、さっとストレートアイロンを。
- 内巻きや外ハネにすると、子どもっぽく見えてしまうので注意して。
- 艶の出るオイルをえり足の内側→サイド→前髪と塗布します。毛量が多い人は、根元近くから、毛量が少なめの人は毛先のみにつけます。スッキリ耳かけしてもかわいい。
担当サロン:lora.garden(ロラ ドットガーデン) 児玉 善央さん
「ハイトーン・明るめカラー」のおすすめスタイル【7選】
【1】切りっぱなしの明るめショートボブ
【スタイルのポイント】
- 切りっぱなしも大人かわいいボブシースルーバングオン眉
- 前下がりのラインでカットをしても、前下がり=クールになりすぎない柔らかなやさしい曲線のある大人ボブに
- シースルーな前髪は前髪の幅も狭めなとることで大人な印象に
- 前髪の幅を狭くしすぎると、どうしてもつきやすい「分け目」は普段の分かれやすい位置から1.5センチだけずらす事で高さとメリハリをプラスして、より大人な印象に
【前髪カットのポイント】
- オン眉前髪は、ストレートタッチに束感を作るようにカット
- ボブが丸みのあるフォルムなので、前髪をストレートタッチにすることで、ヘアスタイルにおけるオフェンスとディフェンスの黄金バランスを引き出します
担当サロン:Maria by afloat(マリア) 添田晃正さん
【2】丸みのある美フォルムショートボブ
【スタイルのポイント】
- レイヤーはほぼいれず、 丸みを少しだして収まりのいいようにカット
- 量感もボブスタイルの短めだと後ろが重くなりがちなので、全体の量感を合わせて後ろもすっきり水平ラインに
【前髪カットのポイント】
- オン眉の前髪は、黒目の外側まで真っ直ぐにカット
- そこから少しラウンドさせて、目を囲むようにカットすることで小顔効果に
担当サロン:Lila by afloat(レイラバイアフロート) 緒方創惟さん
【3】ワイドバングのすっきりショートボブ
【スタイルのポイント】
- ワイドバングとすっきりショートボブ
- ショートスタイルでも最近はレイヤーを高くから入れすぎないスタイルが流行っているので、 下めにいれる
- 野暮ったく見えないよう、カラーや、すっきりとした耳掛けでこなれ感を
【前髪カットのポイント】
- 眉上1センチのワイドバングで個性的に
- ショートと合わせる場合、 量感を重たくしすぎない方がスタイルに良く合う
担当サロン:Lila by afloat(レイラバイアフロート) 緒方創惟さん
【4】すっきりまとまるショートボブ
【スタイルのポイント】
- ワイドバングと丸みのあるショートボブヘア
- 短めのボブスタイルはもったりしやすいので特に後ろの量感をしっかりとってあげるのがポイント
- しっかり横からみたラインもすっきり綺麗に水平にカット
【前髪カットのポイント】
- オン眉は、すっきりワイドバングに、短いヘアには量感は少なめに作った方が相性がいいです◎
- 少しラウンドでカットすることで、小顔効果かつ、オン眉やワイドバングでも自然な印象に
- 耳掛けする時にも輪郭をカバーしてくれる
担当サロン:Lila by afloat(レイラバイアフロート) 緒方創惟さん
【5】エラカバーが叶う切りっぱなしショートボブ
【スタイルのポイント】
- ぱつっと切りっぱなし感を残したカットライン
- おろすとしっかりとエラをカバーできる
- 毛先の量感は多いと重たい印象になってしまうが、軽すぎると切りっぱなしのラインがぼやけてしまうので、ちょうど良く
- オイルをつけるだけでも完成する簡単スタイリングヘア
【前髪カットのポイント】
- オン眉の前髪は、少しラウンド気味に切ると柔らかい印象に
- 前髪の重さも重すぎず軽すぎず、ラインは少しぼかしめで柔らかさをだして
担当サロン:Lila by afloat(レイラバイアフロート) 緒方創惟さん
【6】エラカバーが叶うハイトーンミニボブ
【スタイルのポイント】
- ハイトーンカラーで柔らかい印象に
- 顎上のコンパクトなミニボブスタイルなので、毛先がちょうどエラにかかり、骨格補正抜群ヘアに
- すっきり耳掛けもオススメです
【前髪カットのポイント】
- オン眉は、広すぎない幅で横幅を強調しない位がオススメ
- 眉の上に肌が見えない位の長さだと、個性的になりにくくナチュラルに見えやすいです
担当サロン:Lila by afloat(レイラバイアフロート) 緒方創惟さん
【7】マッシュラインのショートボブ
【how to “ベース&カラー”】
- えり足をすっきりカットしたグラデーションスタイル。前髪は目がすっかり隠れるウザバングにし、サイドと緩やかに繋げてマッシュラインにします。
- 重めシルエットと前髪のシースルー感のコントラストが鍵となっています。
- カラーは、8レベルのアッシュベージュをセレクト。アッシュらしさを感じられ、しっかり赤みを押さえつつ、色持ちが抜群で長くツヤ感を楽しむことができます。
【how to “スタイリング”】
- 全体に軽く丸みがつくようにストレートアイロンを通します。
- 前髪は前に下ろして、ストレート感を出すのがポイント。
- 重めのヘアオイルで、サイドをタイトに仕上げ、前髪をつまんで束感を整えたら完成です。
担当サロン:MINX青山店(ミンクス アオヤマテン) 和田流星さん
「インナーカラー・ハイライト」が入ったおすすめスタイル【2選】
【1】イヤリングカラーの切りっぱなしボブ
【how to “ベース&カラー”】
- 全体をあごラインで、毛先にぱつっと感を残してカット。
- 前髪もラインを残したシースルーに。前髪はサイドを少し長くすることで、こめかみ部分がぱかっと割れません。
- カラーは、地毛の黒髪に、もみ上げのみブリーチでイヤリングカラーを入れ、ワンポイントをつくります。
【how to “スタイリング”】
- ストレートアイロンで、カールをつけずにストレートタッチに仕上げます。
- 重めのオイルを中間から毛先につけ、前髪は束感が出るように整えたら完成です。
担当サロン:GARDEN aoyama(ガーデンアオヤマ) 高橋弥生さん
【2】ライン感のあるショートボブ
【SIDE】
【BACK】
【how to “ベース&カラー”】
- 襟足ギリギリにそろえた短めのボブスタイル。表面に少しレイヤーを入れることで、くびれや動きを出す。
- 平坦にならないようにハイライトを入れたブリーチべースにカラーを入れると抑揚が出て◎。
担当サロン:drive for garden ドライブフォーガーデン 今野佑哉さん
「ミセス」に似合うおすすめスタイル【2選】
【1】ハイトーンカラーの前下がりショートボブ
【how to “ベース&カラー”】
- あごラインの前下がりボブ。
- カラーは13トーンのオリーブベージュで、全体染めしてます。白髪率60%くらいなので、ハイトーンカラーでも、ブリーチなしで大丈夫。白髪にそのまま色をのせてます。
- 白髪率が低い方は、ブリーチを使ったWカラーになります。
【how to “スタイリング”】
- 手櫛でもスタイルが決まるようにカットしてあるので、スタイリングの際は、洗い流さないトリートメントをなじませて、ドライヤーで乾かしているだけ。
- 仕上げにオイルで艶を出して完了です。
担当サロン:SINCER ELY(シンシアリー) 唐沢ゆりこさん
【2】リップラインの前下がりショートボブ
【how to “ベース&カラー”】
- 大人のかっこよさが光るショートは、リップラインの前下がりショートボブがオススメ。軽くレイヤーを入れて、毛流れを整えてあげるだけできれいに決まります。
- カラーは、全体的に11トーンのオリーブブラウンで染めてます。顔まわりの毛先にブリーチを入れて、ベージュに染めてアクセントを作ることでお洒落度がアップ。さりげなく入れているので派手になりません。
【how to “スタイリング”】
- トップの根元を水で濡らし、ドライヤーでボリュームが出るように乾かします。
- 手のひらで、バームとオイルを混ぜて、髪の中間毛先中心に馴染ませます。最後に前髪の毛先につけて、完成です。
- 巻く手間もなく、時間ヘアとしてもおすすめです。
担当サロン:SINCER ELY(シンシアリー) 唐沢ゆりこさん
ストレートタッチのショートボブをつくる「スタイリング方法」
【1】「ストレートアイロン」を使った方法
STEP1:前髪~トップをマジックカーラーで巻く
大きめのマジックカーラーで、前髪を後ろ向きに巻く。その後ろの毛束も同様に巻いて。さらに、ハチ上の髪を分けて、クリップで留めておく。
STEP2:毛束を横に引き出して
耳上の毛束を取り、根元をストレートアイロンで挟んで横向きに引っ張る。下向きに引っ張るとペタンとなり、上向きに引っ張ると広がるので注意!
STEP3:大きく内巻き
中間まで来たら、手首を大きくカーブさせるように返して内巻きに。両耳の上、両耳の後ろ、真後ろの5つを目安に毛束を分けて巻くとちょうどいい。
STEP4:シアバターを手にとる
すべて巻き終わったらマジックカーラーを外す。シアバターをほんの少し指先にとって、手のひらから指の間にまで薄く広げておく。
STEP5:シアバターを髪になじませて整える
前髪をかきあげるようにしながら、手に広げたシアバターをなじませる。その後、手グシを通しながらフォルムを整え、毛先を軽くつまんで束感を。
出来上がり! ふんわりエアリーなストレートタッチに
【2】「コテ」を使った方法


メイクアップアーティスト
レイナさん
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STEP1:表面の髪をクリップで固定する
髪が多くて巻きにくい場合は、スタイリングする際、髪をブロッキング。表面の髪をすくってクリップで留める。
STEP2:下側の髪をヘアアイロンでワンカール
手ぐしで毛先をとり、ヘアアイロンで内巻きにワンカールする。
「私は29mmのヘアアイロンを使用。短い髪でもちょうどよい自然なカールがつきます」(レイナさん/以下「」内同)
STEP3:表面の髪もアイロンでカール
クリップを外して、表面の髪も内巻きにカールする。レイナさんいわく、下側の毛より少しだけ強めにカールするのがコツ。
「表面と内側、2段階でカールを入れることで髪が空気を含むので、最後の仕上げでふんわりと自然な丸みが生まれます」
STEP4:前髪もアイロンで立ち上げる
前髪全体を外巻きにして、根元を立ち上げる。
STEP5:ワックスを手にとる
固めのワックスなので、使う量はほんの少しでOK。
「これくらいの量のワックスを手でしっかり伸ばしてから髪全体にうす~くつけると、重くならずに動きはしっかり出てアレンジしやすいんです」
STEP6:下から上に向かって大胆に手ぐしでワックスをつける
手のひらのワックスを髪の下から上へ向けて“ワシャ~ッ”となじませる。とくに後頭部はしっかりとボリュームを出したいので、逆毛を立てるくらいのつもりで大胆に!
STEP7:全体を手ぐしで整えて完成!
トップと後頭部にしっかりとボリュームが出て、毛先はふんわりと内巻きに。きっちりとフォルムを作ることでスタイリッシュな雰囲気になり、華やかさも断然アップ!
耳を出すとまた違った雰囲気に。
「ヘアアイロン+ワックス仕上げで毛先に動きがつけやすく、フェミニンにもカジュアルにもアレンジ自在。簡単なのでぜひ試してみてください!」
ストレートショートボブにおすすめ「3つのヘアアレンジ」
【1】外ハネアレンジ
STEP1:前髪を濡らしてギザギザに乾かす
「まず、左右に分かれてしまう前髪の根元を、水でしっかりと濡らします。次に、ドライヤーを当てて、指先で根元をギザギザと動かしながら乾かすと、分け目が目立たなくなります」(wacoさん/以下「」内同)
STEP2:毛先にバームをつけて巻きやすい状態に
「スタイリング剤がついていないと髪がサラサラすぎて巻きにくいので、毛先にバームを軽くつけます」
STEP3:ストレートアイロンで毛先を外ハネに
「ストレートアイロンを使って、毛先を外ハネにしていきます。しっかりクセづけるのではなく、手首を返す程度にカールをつけると、大人らしさをキープできます」
STEP4:バーム&オイルでツヤとまとまり感を
「髪全体に、バームとオイルを1:1で混ぜてなじませ、髪にツヤとまとまり感を与えます。ミックスすることで、濡れたようなツヤ感が出ます」
完成
ナチュラルな外ハネスタイル軽やかな印象に。程よいツヤと毛束感も春らしさを後押し。
【2】オールバックアレンジ
Point
「かっちり固めたオールバックは色気不足になるので、トップはふんわりとさせながら後ろに流すようにしています。直毛すぎて動きが出にくい髪質ですが、スタイリング剤とドライヤーがあれば、オールバックは可能!」(wacoさん/以下「」内同)STEP1:髪全体にバームとオイルを混ぜてなじませる
「髪に動きをつけやすくするために、バームとオイルを1:1で混ぜたスタイリング剤を全体になじませます。オイルだけだとバーコードのように髪が割れてしまいやすいので、ワックスを混ぜて、ツヤと毛束感を出します」
STEP2:毛先を内巻きにして女らしさを出す
「オールバックは襟足部分がくびれていて毛先が外ハネになるのが一般的ですが、女らしさを出すために、私は毛先を軽く内巻きに。コテで手首を返すくらい、軽く巻いて、柔らかな印象にします」
STEP3:ドライヤーでしっかりとオールバックに
「手ぐしで前髪とサイドの髪を後ろにとかしながら、ドライヤーを当ててオールバックのスタイルに。仕上げに冷風を当てると、しっかり後ろに流れます」
STEP4:もみあげを出して色っぽさのエッセンスに
「サイドの髪を全部後ろに流すとすっきりとしますが、髪が少し耳にかかるだけで色気も出る気が。少しだけ毛束を耳前に持ってきます」
STEP5:トップのふわふわとした毛を抑える
「トップからふわふわと飛び出す毛は抑えた方がすっきりと見えるので、マスカラ型のジェルでピンポイントに抑えていきます」
完成
ふんわりとしたトップと内巻きの毛先で、柔らかなオールバックスタイルに。バームとオイルで出したツヤ感と動きのあるスタイルが、女性らしさをバックアップ。
【3】大人なプチ結び
\How to/
- 短めの髪は、あらかじめ適当に巻いてジェルやワックスをなじませておく。
- センターで分けてからこめかみと耳後ろの毛束を残し、後ろの低い位置でひとつ結びに。
- 残しておいた毛束に再度スタイリング剤をつけて完成。
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。