ヘアスタイル・髪型
2024.3.21

ショート×パーマ【25のヘアカタログ】似合わせポイントが分かる!

似合わせが難しいショートヘアはパーマをプラスすることで大人っぽく、おしゃれニュアンスが出ておすすめです。『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルからショート×パーマをご紹介します。

ショート×パーマの【魅力】

  • お手入れが楽で、朝のスタイリングにも時間のかからないショートヘア。緩~くパーマをかければ、さらに簡単でお洒落ヘアを叶えます。
  • ハンサムショートのカッコ良さを残しつつ、繊細な動きが柔らかい印象を与え、優しい女っぽスタイルに。ゆるめのカール感にするのがポイントで、ツヤ感のある仕上がりも叶えます。
  • パーマをかけることで、ふんわりボリュームアップ。クセ毛さんは、パーマなしでくせ毛を活かせます。

ショート×パーマがおすすめな人とは?

  • 柔らかい動きやニュアンスがほしい人。
  • カジュアルでも大人かっこいい雰囲気やこなれ感がほしい人。

「顔型別」に合わせポイントが分かるショート×パーマ【6選】

【1】「面長さん、丸顔さん」に似合うショート×パーマ

Point

顔まわりの柔らかい動きや、サイドのボリュームが出やすくなるので、面長さんのカバーにもぴったり。また、丸顔さんは、バングを長めにすれば、顔まわりをすっきり見せることができます。アイロンが苦手という人にもおすすめです。

ショートヘア

【how to“ベース&カラー”】
カットは、襟足1cm、サイドの長さは耳下、前髪は鼻下の長さでグラデーションに。トップにはレイヤーを入れつつ、アウトラインには重さを残して外人っぽく仕上げます。

ハイライトを入れ、ヘーゼルベージュをオンカラー。ハイライトは、表面5mmを外し、トップメインで入れて、パーマの動きを活かすように。ヘーゼルベージュは、寒色でもまろやかな柔らかさが特徴。

ショートヘア

【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは、20〜38mmのロッドを使います。毛先のラフな外ハネは、ねじって逆巻に。全体は、太めのロッドで平巻きにします。スタイリング剤は、ややドライなワックスを選びます。中間から毛先にセット剤を馴染ませたら、弱風のドライヤーで、手を振って、髪を散らすイメージでスタイリングします。

担当サロン:grico(グリコ) 原田直美さん

【2】「面長さん」に似合うショート×パーマ

Point

全体的に丸みを出すことで面長をカバー。

【how to“ベース&パーマ”】
ショートカットでも毛先に束感と動きを。
根元を立ち上げるようにパーマをかけて毛先はカールになりすぎないように。
ハチ下のボリュームが出やすいセクションははえぐせをみながらタイトに収まるようにカットすることで、スタイルにメリハリをつけます。
眉上なショートアシメバング。
眉山の位置まではショートバング&無造作なジグザグバングでキュートさと抜け感をだします。
眉山からフェイスラインに添わすようにサイドバングをつくりサイドの毛先とつなげていくことでショートでも輪郭をカバーできる小顔な印象に。

担当サロン:Maria by afloat(マリア) 添田晃正さん

【3】「丸顔さん」に似合うショート×パーマ

Point

パーマをかけて骨格カバーと動きを出す。

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【how to“ベース&パーマ”】
耳掛けでメリハリをだせる束感ショート。
ラフで自然な束感は弱酸性の地肌と髪にやさしいパーマ液で、束感をつくるようにクリープパーマをかけます。
前髪はパーマをかけずにストレートなシースルー感を残すことでヘアスタイルにメリハリをだします。
厚くとりすぎず、かと言って分け目がパックリつかない分量をはえぐせをみながら丁寧にブロッキング。
オン眉の前髪は、シースルーなテクスチャーになるよう丁寧にテーパリングします。

担当サロン:Maria by afloat(マリア) 添田晃正さん

【4】「下膨れさん」に似合うショート×パーマ

Point

下膨れを目立たせないよう、トップにふんわりとした動きが出るように、ワンカールのやわらかいパーマをかけて輪郭カバー。ひし形シルエットになっているので下膨れ顔ショートの方でもシュッとして輪郭が細めにみえます。

【how to “ベース&カラー”】
ショートボブは少し前下がりにカットして小顔効果に。レイヤーを入れてふんわりとした柔らかいひし形シルエットにして下膨れをカバー。前髪は流し目にして、シースルーバングに。

カラーは9トーンのトープグレージュ。ベージュベースに少しグレーを混ぜて透明感のある柔らかい質感になるので、透け感が出て重たい印象をなくします。

【how to “スタイリング”】
下膨れさん特有の重たさが出ないように、束感を作って抜け感を出しました。32ミリのアイロンで平巻きに巻きすることでふんわりとみえて下膨れがカバーされます。最後にバームを全体的につけて、毛先に束感を出してふんわりと動きのあるヘアにすることで優しいふんわりショートの出来上がり。

担当サロン:ALICe by afloat(アリスバイアフロート)  鎌倉 彩さん

【5】「四角顔さん」に似合うショート×パーマ

Point

四角顔でえらが張っていると、強く見られがちなので優しさをパーマで出しています。

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【how to “ベース&パーマ”】
マッシュベースのショートに、トップがふんわりするようにパーマをかけて骨格修正しています。
スタイリングで束感をだしてあげると立体感が出ておすすめです。
厚めのシースルー前髪もふんわりとさせ、優しさを演出。

担当サロン:NiL(ニル) 大石真里奈さん

【6】「四角顔さん」に似合うショート×パーマ

Point

毛先の無造作な動きでフェイスラインをカバーした、ふんわりパーマショート 似合うショートヘアのポイントは、目立ちやすいエラ部分をカバーすることです。

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【how to “ベース&パーマ”】
フェイスラインの髪をうまく活用すれば小顔効果もアップ。
パーマを緩くかけて骨格をお洒落にカバーしています。
そのため、ショートとはいえ襟足、またはサイドの髪は長めに残す髪型にすることがポイント。
さらに髪全体に、パーマやスタイリングで無造作な動きを付けてあげると、フェイスラインがぼけてエラ部分を目立ちにくくすることができます。
顔まわりの髪はカールなどで動きを出すと、ふんわりと自然にエラ張りが隠れます。
バックはボリュームを出し立体的に、襟足は長めに、バックはふんわりさせるとメリハリ感を出て、素敵な髪型になります。より立体的な印象に。
骨っぽさを感じさせる「四角顔」さんは、斜めに流した前髪と、顔まわりでふんわりと巻いた、曲線を描く毛先で気になる部分を隠しましょう。
女性らしさをプラスすると、柔和な雰囲気になります。
シースルー風の前髪で顔周りに沿わせても、おでこにかからせてもOKな2WAYに。

担当サロン:Hair&Make PHAT(ファット) 正田健志さん

「お悩み解消」ポイントが分かるショート×パーマ【7選】

【1】ボリュームのコントロールができるショート

Point

動きが出しやすく、ボリュームのコントロールも自在で美シルエットに。

【how to“ベース&カラー”】
ローレイヤーでカットしたショートスタイルがベース。前髪は長めのウザバングに。えり足は、丸みのあるフォルムに対して、程よく締める長さでカットします。

カラーは、8レベルのアッシュをセレクト。透明感があり、外国人の地毛のような柔らかい質感を醸し出します。

【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは、23〜27mmのロッドを使い、ワンカールの緩めにかけます。スタイリングは、ドライ後、バーム系のワックスをクシュっと揉み込むだけ。簡単でお洒落にキマります。スタイリング剤は、ややセット力があるタイプを選んで。

担当サロン:grico(グリコ) 寺尾フミヤさん

【2】エイジングにも対応ふわっとパーマのショート

Point

ふわっとしたパーマスタイルは、ボリューム感が欲しいエイジング世代にもおすすめ。流しもできるうざバングなら、幼くならず、2WAYも叶えます。

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【how to“ベース&カラー”】
カットベースは、マッシュショート。えり足を長めにすることで、初ショートでも抵抗なく挑戦しやすいデザインに。

カラーは、8レベルのアッシュブラウンに。透明感のある人気色ですが、クールな印象を与え秋カラーにおすすめ。キレイな色を長く楽しめるのも特徴です。

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【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは、16〜20mmのロッドで平巻きのデジタルパーマをかけます。ワンカールパーマなので、髪が広がりやすい人も。ノンパーマなら、26mmのカールアイロンで内巻きにワンカール巻きます。

どちらの場合も、ワックスを馴染ませる時に、外ハネにしながら動きを出します。最後に手に残ったものを前髪の毛先につけたら完成です。

担当サロン:Rougy (ロージ) 大石沙季さん

【3】ぺたんこ髪におすすめの前髪パーマショート

Point

ペタンとしがちな方は、前髪にパーマをかけて、毛流れを作る事で、柔らかさとボリュームが出たスタイルに。ニュアンスを出して、子どもっぽくならないようにしてます。

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【how to“ベース&カラー”】
襟足、耳周りまわりをスッキリ短めにしたショートスタイル。前髪のみに、パーマをかけて毛先に流れを出しています。そうするだけでもボリュームアップしたような、シルエットがきれいなショートができます。

全体は、7トーンのココアブラウンで染めてます。暗髪ですが、落ち着いた大人っぽさには◎。

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【how to“スタイリング”】
全体を水でぬらし、ドライヤーで分け目がつかないようにか乾かします。バームをパール1つ分位取り、手のひらによく伸ばしてから、髪全体になじませて完成です。

担当サロン:SINCER ELY(シンシアリー) 唐沢ゆりこさん

【4】直毛さんでもボリュームアップのオン眉ショート

Point

首元すっきり&小顔見せを叶える美人ショート。直毛さんでボリュームが出にくい人にも◯。

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【how to“ベース&カラー”】
えり足はすっきり短めにカットし、サイドは耳たぶラインに設定します。トップには、全体的にレイヤーを入れ、さらに、ふんわり柔らかい動きを演出する独立したレイヤーをオン。

カラーは、10レベルのスモーキーベージュに。オレンジっぽさや赤みが気になる人におすすめのカラーリングで、柔らかい透明感を感じられます。

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【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは、髪の長さに応じて12~20mmのロッドで平巻きに。スタイリングは、ドライな状態に(ややウェットな状態でもOK)、クリームワックスをなじませ耳に軽くかけるだけ!セット剤は、ややスタイリング力があるタイプを選んで。

担当サロン:TORA by grico(トラ バイ グリコ) バタコさん

【5】ボリュームアップが叶うハンサムショート

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Point

パーマで動きを出しているので、簡単におしゃれなスタイリングがかなう。毛量が少なめで、ボリュームアップさせたいけれど、軽やかさを見せたい人に特にオススメ。

<カット方法>
・マッシュショートをベースに、緩くパーマを
・前髪の中間からワンカールパーマをかける
・襟足は首に沿うようにリップラインまで残す

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Back

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担当サロン:THE GARDEN Tokyo エリアマネージャー 西川真矢さん

【6】ぺたんこヘアを解消する大人のショート

Point

ウェーブショートスタイル。トップにボリュームが出るように、根元からの緩めウェーブがかかっていて、毛先もランダムに動きます。

【how to“ベース&カラー”】
長めの前髪とトップのボリュームがエレガントに見えるスタイルで、大人の雰囲気を出してくれます。前髪を長めに設定して、顔まわりは前髪に繋がるようにカットします。トップも、前髪に繋がるようにカットすることで、分け目がハッキリつかないようになり、ボリュームアップのヘアが完成します。

カラーはせずに地毛で。パーマは毛先に緩めのウエーブを軽くつけるだけでOK。パーマに抵抗がある方はアイロンで最後に巻いても大丈夫です。

【how to“スタイリング”】
髪全体を水で濡らしたら、洗い流さないトリートメントをつけて、ドライヤーの弱風で乾かします。8割乾いたら、ワックスムースを揉み込んで、自然乾燥させれば完了です。より、トップにボリュームを出す為に、分け目をはっきり作らないように、7:3に分けて、片耳かけるとよいです。

担当サロン:SINCER ELY(シンシアリー) 唐沢ゆりこさん

【7】猫っ毛さんにおすすめのニュアンスパーママッシュ

Point

半歩先のおしゃれ感を楽しみたい人はもちろん、猫っ毛や毛量が少なく根元に立ち上がりが欲しい人にもオススメのショートヘアです。

【how to“ベース&カラー”】
マッシュベースにカットし、動きが出やすいように表面にレイヤーを入れます。前髪を目の上のギリギリの長さに設定することで、角度がゆるめのマッシュラインとなりナチュラルテイストに。

カラーリングは、暖色である8レベルのオレンジブラウンに染めます。顔色をよく見せながら、髪のツヤ感もプラスしてくれる色味です。

【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは、20〜22mm のロッドを使い、毛先を逃した中間巻きに。しっかりしたカール感ではなく、毛先の遊びや動きのニュアンスとなるパーマをかけます。スタイリングは、8割くらい乾かし、ムースを全体的に揉み込むように塗布します。髪がセミウェットな状態で、下からすくいあげるようにつけるのが今どきのスタイルに仕上げる鍵。ムースをつけたら、毛先が色々な方向を向くように整えて自然乾燥させたら完成です。

担当サロン:GARDEN Tokyo(ガーデン トウキョウ) 村上ユミコさん

おすすめのショート×パーマ【12選】

【1】パーマを合わせたハンサムショート

Point

可愛さとキリッとしたかっこよさを兼ね備えたこちらのショートウルフ。シャープなフェイスラインをより引き立てるデザインで、S字カールのパーマが顔まわりのニュアンスをつくります。

【how to“ベース&カラー”】
カットベースは、ワンレングスボブ。アンダーは低めに、トップにはウルフっぽいレイヤーを入れます。前髪は、目の下2cmで長めにカットします。

カラーは、6レベルのナチュラルブラウンに。ほんのりブラウン味が出るカラーで、パーマの質感をキレイに見せることができます。また、暖色にすることで女性らしさをプラス。

【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは、S字ウェーブになるよう20〜23mmのロッドをメインに、スパイラル巻きにします。コールドパーマなので、抜け感のあるナチュラルな仕上がりに。スタイリングは、パーマのカール感が出るクリームワックスがおすすめ。オールバックにかきあげるようになじませたら、指先でカールを散らすようにセットしたら完成です。

担当サロン:GARDEN ginza (ガーデンギンザ) 金澤侑さん

【2】黒髪系に似合うクールなショート

Point

暗くても透明感が出て、透け感のある寒色カラーは秋冬のお洋服にもぴったり!透明感のあるグレージュは肌のくすみを飛ばしてくれます。

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【how to“ベース&カラー”】
全体はマッシュウルフのベースで、襟足を外ハネ、全体的に柔らかく動くパーマをかけて雰囲気を出しています。ウエーブパーマ、もしくはくせ毛を活かして髪の動きを出します。

カラーは明るく抜けたベース(ブリーチなし)に7トーンのグレージュを乗せて、透明感のある地毛風カラー「ダークグレージュ」に!

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【how to“スタイリング”】
まず全体的に水分を入れて、パーマを戻します!その時はスプレーがあると◎。全体的に水分を揉み込んでカールを出したら、トラックオイルのno.3とオーバームを1:1でMIXして、それも毛先を揉み込むように全体へつけます。顔まわりや襟足はわざとはねさせるのがポイントです!

担当サロン:THE ORIGIN’S SALON(オリジンサロン)  原菜摘さん

【3】オン眉&パーマが大人可愛いショート

Point

可愛いらしいオン眉は、顔の表情が見えやすいメリットも。オン眉でラウンド状にカット。

ショートスタイル

【how to“ベース&カラー”】
サイドの長さを耳下に設定したショートボブ。えり足はグラデーションを、トップにはデザインレイヤーを入れます。

カラーは、ツヤ感と温かみのあるピンクベージュを。表情を明るく見せ、顔色も映えるカラーリングです。

ショートヘア

【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは、17〜23mmのロッドを使い、ワンカール〜ワンカール強で。トップは根本まで巻き、ボリュームを出しやすくします。パーマ剤は、ゆるめのコスメパーマでダメージレスに。

スタイリングは、ドライな状態にバームミルクを50円玉サイズ、手にムラなく伸ばし、後ろから全体に揉み込みます。大きめにくしゃっと動かすとパーマのニュアンスが可愛く仕上がります。

担当サロン:TORA by grico(トラバイグリコ) バタコさん

【4】おでこ出しの洗練ショート

Point

ふわっとした可愛さだけじゃなく、凛としたキレイめも両立するパーマスタイル。

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【how to“ベース&カラー”】
前髪を長めに設定し、ベースをハンサムショートでカット。サイドを前下がりにすることで、カッコ良さを演出します。カジュアルではなく大人っぽいイメージになるよう、レイヤーは少なめに。

カラーは8レベルのヘーゼルグレージュをチョイス。暖かみのあるヘーゼルにグレーをMIXし、ツヤ感、クール、優しい印象をほどよく感じられます。

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【how to“スタイリング”】
パーマは20〜23mmの太めのロッドで、スパイラルに。前髪は毛先巻きにします。パーマはツヤ感のあるコールドパーマで。スタイリングは、7~8割乾かしてから、ヘアバームを全体になじませます。ヘアバームは、軽い質感ながらツヤ感を出し、セミウェットな質感でパーマをキレイに見せてくれるので必須です。

担当サロン:S.HAIRSALON kitahama(エス ヘアサロン キタハマ) 石塚大輔さん

【5】柔らかな大人の丸みショート

Point

短くするとボーイッシュや子どもっぽく見られがちですが、長さに余裕をもたせ柔らかい質感にすることで大人っぽヘアを叶えます。また、パーマをかけることで、ふんわりボリュームアップ。クセ毛さんは、パーマなしでくせ毛を活かせます。

【how to“ベース&カラー”】
ベースカットは、骨格や首の長さ、アゴや耳の位置に合わせてグラデーションでカット。表面にすこしだけレイヤーを入れます。フェイスラインをすっきり切ることで、後頭部のボリューム感を出し、えり足はやや長めに。

カラーは9レベルのスモーキーベージュをセレクト。ベージュにグレーのニュアンスを加えることで、程よいくすみ感が生まれ、柔らかい透け感カラーに。

【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは全体に太め30mmのロッドで毛先にワンカールかけます。パーマなしの場合、トップと前髪をマジックカーラーで巻いても◯。スタイリングは、ツヤ感の出るヘアバームを全体的なじませるだけ。ショート&パーマの時短ヘアです。

担当サロン:S.HAIR SALON(エス) 横井七恵さん

【6】毛先ワンカールパーマのほの甘ショート

Point

ゆるめのコスメパーマで前から後ろまで毛先にワンカールかける。

束感のあるシースルーバングのカールに透明感が宿る、フェミニンなスタイル。サイドバングで頬骨を隠すことでより小顔に、美人感UP。

〈カット〉
べースは長めマッシュショート。目にかかる長さの前髪は長めのサイドと斜めにつなぎ、後ろはシルエットを低く丸みを作って襟足は短く。

〈スタイリング〉
毛先にワンカール緩いパーマがかかっているので、アイロンなしのスタイリング剤だけどセット可能!時短に。

SIDE

BACK

担当:GARDEN omotesando 雲林院 優さん

【7】無造作な動きの外ハネショート

Point

長めの前髪と丸みのあるフォルムとすることで、愛らしく女性らしいスタイルとなっています。また、パーマにより外ハネのニュアンスがプラスされ、カジュアルでも大人かっこいい仕上がりに。

【how to“ベース&カラー”】
襟足をあご下1cmに設定し、グラデーションベースでカットし、重めのレイヤーを入れます。後頭部の丸みを強調させるよう、襟足は短めです。また、すっきりとした襟足は、タートルといった襟元の高いファッションにもぴったりです。

カラーは9レベルのラベンダーアッシュをチョイス。黄色を打ち消すペールトーンのパープルをMIXすることで、ツヤと透明感のあるカラーリングとなります。

【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマをかける場合は17〜23mmのロッドを使い、内巻きと逆巻きをランダムに巻きます。アイロンで仕上げるなら、26mmのアイロンで内巻きと外ハネを無造作な動きとなるようランダムに巻きます。
ドライする時はトップが潰れないよう注意して。下を向いてラフに乾かすと簡単にボリューム感のある仕上がりに。7割ほどドライしたら、ワックスクリームを全体にクシャッと揉み込みながら塗布します。最後にハネ感を整えたらフィニッシュです。

担当サロン:MINX 原宿店(ミンクス ハラジュクテン) 大竹祐紀さん

【8】ワンカールパーマでスタイリングが楽になる黒髪ショート

Point

硬いorぺったりしやすい髪質の場合、ワンカールのパーマをかけるとスタイリングが楽に。

柔らかな丸みを描く重めのAラインシルエットと、センターパートの前髪が醸し出す中性的な雰囲気が魅力。あえての黒髪でピュアさを、ちょいウエットな質感でこなれ感を。

〈カット〉
丸みのあるフォルムのショートがべース。前髪~サイドがつながるようにレイヤーを入れる。

〈スタイリング〉
クールな印象のショートヘアだけれど、ゆるっと流れる前髪の隙間から見える横顔が色っぽい。 26mmのコテで毛流れに丸みをつけるように内巻きにして、軽め質感のオイルをなじませてツヤをON。

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BACK

担当サロン:FILMS Tamachi Shibaura 影山夏美さん

【9】ゆるやかカールの軽やかなニュアンスショート

Point

クールな印象となりやすい長めバングですが、カール感を出すことで可愛さをプラスしたこちら。程よいレイヤーとゆるカールの軽い毛先の動きがポイント。パーマでも、アイロンでも巻き過ぎないのが今っぽいニュアンスに。

【how to“ベース&カラー”】
えり足とサイドをすっきりカットしたレイヤーショート。前髪は、鼻先くらいの長さで流れるようにカットします。

カラーは、寒色系の8レベルのマットアッシュをチョイス。しっかり赤みをおさえながら、柔らかい表情をつくる色味です。

【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマをかける場合、太めのロッドで毛先にワンカールのパーマを。短いえり足もピンパーマをかけてなじみよくします。アイロンの場合、26mmのカールアイロンで毛先をワンカール。スタイリング剤は、セミウェットな質感となるようワックスとオイルのMIXがおすすめ。タイトにしたいサイドとえり足からつけて、中間〜毛先にかけてもみ込みます。髪の表面を動かすイメージで塗布すると繊細な毛束感が出てグッド!

担当サロン:Rougy (ロージ) 西森柊人さん

【10】ウエイト低めの外ハネショート

Point

髪のハネによりひし形シルエットがつくりやすくなり、小顔効果はもちろんどんな顔型にも似合わせが可能な優秀ヘア。ウエイト(重さポイント)を低めにすることもおしゃれヘアのポイントです。

【how to“ベース&カラー”】
センターパーツで分け、サイドの長さを鼻より少し長めに設定し、サイドグラデーションでカット。えり足は短めにすることで、すっきりとした印象に。

カラーは、5レベルのグレイアッシュに染めることで、赤みやオレンジをおさえてツヤ感をプラス。暗めのカラーですが、日差しなど光に当たると透明感を演出。ハイトーンからのカラーチェンジにもおすすめです。

【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは18mmのロッドで毛先から2回転。ゆるいカール感が出るようかけます。スタイリングは、根元に立ち上がりがつくようにドライ。根元はしっかり乾かしますが毛先はやや湿っている状態で、オイルとシアバターを同量MIXしたものを毛先から揉み込むようにつけます。毛先のハネ感を整えたら完成です。

担当サロン:lora.garden(ロラ ドットガーデン) 英太さん

【11】ふんわり丸みが可愛いマッシュショート

Point

ニュアンスパーマをかけているので、ふわっとした可愛らしさを演出。マッシュラインの顔まわりは、ワイドバングを長めのサイドバングで繋ぐようにつくることで、耳にかけるとモードっぽくシャレ感のあるスタイルとなります。

【how to“ベース&カラー”】
ベースのカットはショートボブに。動きを出すため、トップにはレイヤーを入れます。襟足はすっきり切り込みます。前髪はワイドバングでカットし、サイドとマッシュラインで繋げます。また、スライドカットで調整をして涼しげな抜け感に。

カラーリングは、8レベルのラバージュに。ラバージュとは、ラベンダー+アッシュ+グレーをミックスした色味で、顔色をキレイに見せながら、髪の透明感をアップさせます。

【how to“パーマ&スタイリング”】
26mm~32mmの細めのロッドを使い、ふんわり感が出るようにパーマをかけます。もみ上げはより細めのロッドをセレクトし、襟足は首元になじむようにピンパーマを。スタイリングは、ボリュームと動きをだすように根元からドライヤーの風を当てながら乾かします。8割ほどドライしたら、セラムとオイルをブレンドし、内側から揉み込むように塗布。最後に表面と前髪の束間を整えたら完成です。

担当サロン:joemi by Un ami(ジョエミ バイ アンアミ) 大久保瞳さん

【12】ナチュラルテイストの抜け感ショート

Point

カジュアルで可愛いスタイルの中に、ニュアンスパーマの動きをプラスしたショートヘア。毛先のカール感が強めなので、クシュっとヘアオイルをつけるだけで簡単にスタイリングが決まるのも嬉しいポイントです。

【how to“ベース&カラー”】
襟足は2cmの長さでレイヤーにカット。中間からトップにかけてはグラデーションでカットして重さを残します。前髪はサイドを同じ長さに設定して、角をとる程度のレイヤーを入れて少しだけ軽くして、動きを出します。

カラーは、8レベルのフォギーベージュに。気になる赤みやオレンジ色をくすんだグレーで打ち消すことにより、透明感や柔らかさのある色味に仕上げます。

【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマをかける場合、20mmのロッドで毛先から2回転平巻きのデジタルパーマをかけます。パーマ無しでも26mmのアイロンを使って、毛先は外ハネ、中間は内巻きにして波ウェーブとすることでも同様のスタイルを楽しめます。スタイリング剤は、パサつきを抑えて保湿力のあるヘアオイルをチョイス。適量を手に馴染ませて、毛先からも揉み込むようにつけます。ラフな動きと束感を整えたら完成です。

担当サロン:GARDEN omotesando(ガーデン オモテサンドウ) 中村英太さん

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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