小顔効果抜群!輪郭をひし形に見せる“サイドバング流し”って知っている?
髪型次第で小顔に見せることができるのは、おしゃれ女子ならもはや常識。その王道といえば、ひし形シルエット。耳横ふんわり&首元がくびれたようなひし形の髪型にすると、顔がキュッと小顔に見えると言われています。でもちょっと待って。本当に小顔に見せるには、シルエットがひし形でいいのでしょうか? シルエットじゃなくて、他の部分がひし形の方が小顔に見えるのでは…? そんな疑問を持って気付いたのが、シルエットではなく、輪郭そのものがひし形になるように顔周りの毛束を整えること。重要なのは前髪横のこめかみに落ちる毛束で、これをサイドバングと呼びます。サイドバングを耳付近に向かって流すと、正面から見たとき、眉尻から頬に沿って斜めのラインができます。さらに頬からあごにかけて髪が顔にかからないようにすると、自然と輪郭がひし形に。輪郭がひし形になることで、必然的に顔の面積が小さく見えます。丸顔カバーにも◎。このサイドバング流しにシルエットもひし形になるようなレイヤーボブを合わせれば、小顔効果は最強! 絶対に小顔になりたい人は必読のスタイルを緊急解説します!
こめかみに落ちるサイドバングを耳に向かって流すと、輪郭がひし形に見えて小顔に!
【How to“ベース&カラー”】
あご下5cmの前下がりワンレンボブ。こめかみに落ちるサイドバングの毛束を頬にかかる長さでカットします。正面から見たとき毛先に動きが出るよう顔周りに軽くレイヤーを入れます。バックは重たく見えないよう、ジグザグにはさみを入れるチョップカットで軽さをプラス。前髪は目の上ギリギリで薄めにカット。おでこを隠すことで小顔効果をUPさせつつ、薄めに作っているので幼く見えません。カラーは6トーンのダークグレージュ。光に透ける寒色系なので、暗めでも重たく見えずあか抜けた印象に。
【How to“スタイリング”】
乾かすとき、全体の毛束を後ろに流しながら乾かして。前に引き出して乾かすとレイヤーの毛束が顔周りを包み、輪郭がひし形になりにくいです。また後頭部に厚みができハチが張って見えてしまうキケンもあり。顔周り、耳前サイド、耳後ろ、後頭部とざっくり毛束を取り、それぞれ32mmのアイロンで毛先を内巻きにワンカール。さらに表面の毛束だけ引き上げ、同じく内巻きワンカールをプラス。耳上にふわっとした毛束を作りシルエットもひし形に近づけます。前髪は黒目と黒目の間の毛束だけ軽く内巻きに。ヘアバターをなじませながらカールを崩し、毛先を内、外とランダムに動かします。サイドバングをサイドに流し、正面から見たとき輪郭がひし形になるように整えれば完成です。
顔周りの毛束の整え方で、簡単に小顔が手に入るサイドバング流し。どんな髪型にも応用できるから、ぜひ覚えて小顔ヘアを楽しみましょう!
GARDEN harajuku(ガーデン ハラジュク)
ヘアスタイリスト/細田真吾(GARDEN harajuku) モデル/高尾香央子 文/上村ゆう子
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。