セミロングがこなれる! “かき上げ前髪”を今っぽく見せる3つのルール
かっこいい女性の髪型の代名詞といえば、かき上げ前髪。サッと前髪をかき上げて毛先をバサバサッと揺らせば、それだけでイッキにこなれた印象に。でもこの無造作に行う一連の流れ、実はベースの髪型がキマってないとただキツく見えたり、古く見えたりするキケンが…。というのもかき上げ前髪がこなれて見えるのは、トップがふんわり&毛先に大きめのカールがついているときなんです。トップがペタッとしているとかき上げても立体感が出なくて古く見えるし、ストレートだと見た目のキツさが目立ってしまいます。さらにもう一点、かき上げ前髪をこなれて見せるポイントをいうなら、ツヤ髪であること。かき上げたときに動く毛先がパサついているとドラマティックさ半減以下です。これらをまとめると【1】トップふんわり 【2】大きめカール 【3】ツヤ髪 であることが、かき上げ前髪をこなれて見せる今どきルール。この3つをクリアした今どきおしゃれなかき上げ前髪を、これまたかき上げ前髪と相性抜群なセミロングでご紹介します!
トップのふんわり感・裾の大きめカール・ツヤ感がかき上げ前髪をこなれて見えるポイント!
【How to“ベース&カラー”】
鎖骨下3cm、やや前上がりにカット。カールの動きを出しやすくするため、顔周りと耳より上の広めのトップにレイヤーをたっぷり入れます。カラーは9トーンのセンシュアルブラウン。センシュアルとは、気品や知性をもつ色っぽさの意味。ギラつかず肌をキレイに見せる赤みを含むブラウンで、上品な大人っぽさを演出します。なによりツヤが際立つカラーなので、髪にくすまずきれいなツヤを与えたい人におすすめ。
【How to“スタイリング”】
前髪を含むトップの毛束を持ち上げ、地肌を指の腹でこすりながら乾かすと、分け目がパカッと割れずふんわりしたトップになります。32mmのアイロンで全体の毛先を2回転内巻きに。次に耳より前の毛束を、先ほど巻いた毛先より上の部分から1回転内巻きに。さらに後頭部の毛束をトップから上に引き出し、中間まで内巻きに。レイヤーが入っている裾全体に動きをつけたいので、後頭部から耳後ろを横ラインで4〜5回に分けて表面を繰り返し巻きます。全体を巻いたら手ぐしでカールをバサバサッと崩し空気感を出して。ソフトワックスとツヤの出るオイル系のワックスをMIXし、カールを中心に揉み込めば完成です。
レイヤーが入っているのでカールの動きが出やすく、かき上げたときリッチなボリューム感に。セミロングは女性らしさもありつつ、もたつかない長さなのでかき上げ前髪と相性抜群。先に記述した3つのルールにプラスして、セミロングを合わせることもおすすめします!
AFLOAT WORLD(アフロート ワールド)
ヘアスタイリスト/秋山那代(AFLOAT WORLD) モデル/光沙子 文/上村ゆう子
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。