お帰りレイヤー! 顔周り軽め×裾重ための“NEOウルフ”セミディが今旬カッコいい
主流だった重めスタイルが一転、ここ最近ジワジワ人気が出てきた軽めのスタイル。軽さを出すといえばレイヤーで、今まさにレイヤーBOOM到来です! …とはいえ、裾がスカスカな90年代のレイヤースタイルでは個性的過ぎてイマイチ。今っぽさを出すにはベースに重たさを残すことと、耳掛けから落ちたような毛束で顔周りにニュアンスを作ることが必須です。名付けるならウルフカットの裾にボリュームを残した、NEOウルフ。くせ毛風なのでうねりが多い人やまとまりにくい人にも最適なスタイルです。この秋、おしゃれを先取りしたい人はぜひTRYを!
ベースは重め、顔周りだけ軽く・・・が“NEOウルフ”ヘア
【How to“ベース&カラー”】
前髪は目にかからない長さで直線的にカットし、隙間を作りやすいよう毛量調整します。裾はバックからサイドにかけて鎖骨丈でカット。動きを出しやすくするようトップや表面に軽くレイヤーを入れ、さらに顔周りに大胆にレイヤーを入れます。特にもみあげからこめかみに落ちる毛束は、引き出しながら高い位置からレイヤーを。裾にはレイヤーを入れずカットラインを残しているので、軽くならず重たい印象に。顔周りだけしっかりレイヤーを入れているのがNEOウルフです。カラーは9トーンのオレンジショコラブラウン。黄みを抑えるバイオレットがMIXされ、ツヤのある明るめブラウンに仕上がります。
【How to“スタイリング”】
レイヤーは毛束を前に引き出して乾かすと髪が丸く膨れ、頭でっかちな印象に。必ずドライヤーを前からあて、毛束が後ろに流れるように乾かすのがポイントです。またかき上げながら乾かすとトップが適度にふんわりして◎。32mmのアイロンで裾を外ハネに。その後耳上に落ちるレイヤーの毛束を内巻きワンカール、さらにトップのレイヤー部分を外巻きワンカールに。裾はしっかりハネさせつつ、耳上とトップのカールはクセ付け程度でOK。もともとクセやうねりがある人はあえて巻かなくても大丈夫です。束感やツヤの出るオイルを手のひらに少量のばし、巻いたカールをほぐすようになじませます。もみあげ前のこめかみに落ちる毛束を残してふわっと耳掛けすれば完成です。
レイヤーのウルフカットといえども、古くならず今っぽさが際立つNEOウルフ。前髪があると柔らかい印象ですが、もっとクールに攻めたいなら前髪ナシでも◎。トレンドのヴィンテージ風ファッションにもハマる、この秋イチオシのスタイルです。
GARDEN harajuku(ガーデン ハラジュク)
ヘアスタイリスト/大沼圭吾(GARDEN harajuku) モデル/アミ ロバーツ 文/上村ゆう子
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。