ヘアスタイル・髪型
2014.5.18

劇的に可愛い!美容師が教える「夏モテポニーテール」全プロセス

男性ウケ抜群の髪型と言えばポニーテール。爽やかで快活、女性らしさが残るポニーテールは、いつの時代も変わらず支持されています。しかし、ただ結んだだけのポニーテールは逆効果! 可愛いどころか「地味、おばさん臭い、古い……」と思われてしまう可能性も。

そこで今回は、誰でも簡単にたった5分でできる、“こなれポニーテール”の作り方をご紹介します。

 

■がんばり過ぎない“こなれ感”が今のトレンド

『AneCan』『CanCam』などの女性誌でヘアメイクも担当されている『HAIR DIMENSION 青山』のスタイリスト RYOさんにお話をうかがったところ、洋服も髪型も今のトレンドは“こなれ感”。まとめ髪もきっちりし過ぎるより、あえてラフで、ナチュラルさを出すと今年風に仕上がります。

早速RYOさんに教えていただいた、忙しい朝でも簡単にできてこなれて見えるポニーテールの作り方を、写真とともに下記でお伝えしましょう。

 

■こなれポニーテールの作り方

(1)頭頂部のまわりの髪の毛を根元からコテで巻きます。取り出す毛束は細くてOK。6ヵ所程度取り出して巻きます。毛先まで巻かず、2~3回コテに巻きつける程度で十分です。これが立体感とニュアンスにつながります。

(2)頭頂部よりやや後ろの部分の髪の根元に逆毛を立てます。上下二ヵ所、それぞれ逆毛を立てます。コームよりもブラシを使用すると逆毛の立て過ぎを防げるのでおすすめです。

美レンジャー

(3)耳の後ろあたりから両サイドの髪を一束ずつ取り出しておきます。それ以外の髪は手ぐしでラフに後ろでまとめます。

(4)まとめた部分をグッと前に押し出し、トップの毛を6ヵ所程度引き出して、ラフさを加えます。その後、ゴムで結びます。

美レンジャー

(5)結んだ毛束を真ん中から両サイドにグッと開き、再びトップ毛をランダムに引き出して整えます。

(6)サイドに残した髪の毛を上向きにゆるくねじり、ゴムのまわりに巻きつけて毛先をピンで留めます。ねじった毛束から少し髪の毛を引き出すとよりルーズ感が出ます。これで完成! 最初から全部ひとつに結ぶより、サイドの毛は後からねじって留めることで別の毛流れができて、こなれ感が出ます。

美レンジャー

 

■とっておきの仕上げテク

さらにこなれ感をUPさせる、とっておきの仕上げテクを2つご紹介します。

(1)フェイスラインのうぶ毛を立ち上がらせる

フェイスラインの細いうぶ毛を数か所ねじって立ち上がらせると、外国人風のナチュラルでラフな雰囲気に仕上がります。ファイバー入りのメンズワックスを手に揉み込んで、少しずつうぶ毛をねじるのがおすすめ。

(2)結んだ毛に軽く逆毛を立てる

結んだ部分にボリュームと動きを出すために、指でランダムに逆毛を立てます。軽く数ヵ所逆毛を立てる程度でOKです。

この2つの仕上げを行うと一気にこなれ感が増し、ラフだけどオシャレな仕上がりになります。

美レンジャー

 

いかがでしたか? 梅雨のジメジメした時期には、スッキリかわいいまとめ髪を楽しんでくださいね。

 

初出:美レンジャー  ライター:玉村麻衣子

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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