吉瀬美智子さん風に近づく「髪型実例15選」全方位完璧シルエット
吉瀬美智子さん風に近づくおすすめの髪型を『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルからご紹介します。大人の魅力溢れるクールビューティーなショートを集めました! ストレートもパーマも素敵に決まります。
吉瀬美智子さん風の髪型って?
吉瀬美智子さんといえば横・後ろから見てもシルエットが綺麗なショートが定番。クールビューティーに仕上がるハンサムショートが多く、前髪はありで長めが特徴です。すっきり印象になる耳掛けもよく似合います。
ショートヘアで垢抜ける人って?
ショートヘアでさらに垢抜ける人の共通点は?
「芸能人の方々の場合は、顔が整っているという条件もありますよね。ですが、それよりもショートが映えるのが、“顔が小さい”、“首が細い、長い人”でしょうか。顔の印象よりも骨格が重要かもしれません。骨格にコンプレックスがあったとしても、似合わせポイントで、似合ったショートが叶うはずです」(篠塚さん・以下「」内同)
骨格別!似合うショートへアのポイントは?
「本当に似合うショートヘアにするためには、まずは自分の骨格を知ることから始めてみて。ショートヘアだけでなく、ミディアムでもロングでも、ベストバランスとされているのが“ひし形”です。どの顔型でも、全体のシルエットがひし形になるように整えて仕上げていくことがポイントになります」
- 卵さん
基本的に何でも似合います。だからこそ、ちょっと冒険するのもおすすめ。 - 面長さん
横にボリュームがあるとよい、トップにボリュームはNG、おでこは隠し気味、前髪があるとより小顔効果、ひし形の重心はやや低め、パーマもおすすめ。 - 丸顔さん
トップにボリュームを出して縦長のシルエット、前髪にすき間、サイドまたは後れ毛で頬を隠して横幅を小さく、サイドのフォルムに前下がりのラインやもみあげをつくると効果的。 - 逆三角形(ハチはりさん)
トップにボリューム、前髪を広めにとり、ラウンドさせて丸みをつける、すき間ありバング、あごラインにウエイトまたは動きがあるとよい、先細りのスタイルやボブ、厚めで直線的な前髪はNG。 - エラはりさん
あごラインにポイントをつくる、顔周りに動きをつけてあごラインをカバー、ゆるくくびれるレイヤー、トップにボリュームや曲線のスタイル、重心をやや上にしてひし形をつくる、前髪は幅を狭くしてサイドに流す、えり足すっきりのショートはNG。 - 四角顔さん
トップにややボリューム、おでこは出しすぎない、前髪は幅を狭く、横のフォルム重要、前髪にすき間、女性らしい柔らかな質感と明るめカラー。
ベースはこれ!美シルエットのひし形・前下がりショート【6選】
【1】乾かすだけでもシルエットが決まるひし形ショート
スタイルのポイント
- 全体的にひし形になるようにレイヤーを入れてカット
- 乾かすだけでも綺麗なシルエットになるようにドライ後の調整カットが重要
前髪カットのポイント
- 大人っぽい印象に見せるため、巻かなくてもちょうど眉下くらいのウザバングに
- おくれ毛を頬骨あたりにカットすることで横幅をカバーし、丸顔解消
担当サロン:AFLOAT RUVUA (アフロート ルヴア) 岩田 康平さん
【2】2wayバングの丸みレイヤーショート
スタイルのポイント
- 丸みのあるレイヤーカット
- ただ丸いだけでは顔型に似合わないのでトップの髪も短くして縦長にして ひし形シルエットに
- 上に引っ張りながら乾かして、根元を立ち上げるのがポイント
- 柔らかなワックスで毛束を整えて完成
前髪カットのポイント
- 目にかかる長さにカットした長めの前髪にカット
- トップに高さを出したいので、レイヤーカットで表面に動きが出るようにカット
- 流しても下ろしても楽しめる2wayバング
担当サロン:TheC ebina(ザ シー エビナ) 重田悠作さん
【3】耳掛けが似合うくびれショート
【how to“ベース&カラー”】
- リップライン下のくびれショート。ひし形のシルエットなので毛量が多い、すっきり見せたいという方に人気。
- 全体のカラーは10トーンのグレージュ。激しくならないように表面に優しいブリーチで立体感が出るように細かくハイライトを入れる。育てるハイライトなので一度に数枚しか入れないので時間も短縮でき、徐々にライトで明るくなるのも楽しめる。
【how to“スタイリング”】
- 分け目が付かないように奥から持ってくるようにし、クセがあるようだったら軽くストレートアイロンを入れる。
- バームを襟足から全体に馴染ませます。トップが潰れてるとひし形のシルエットにならないので、わざとらしくならない程度でふんわりさせる。
担当サロン:Lila by afloat(レイラバイアフロート) 畑中正敏さん
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【4】前下がりでカッコ良さを演出したキレイめショート
【how to“ベース&カラー”】
- 前髪を長めに設定し、ベースをハンサムショートでカット。
- サイドを前下がりにすることで、カッコ良さを演出。カジュアルではなく大人っぽいイメージになるよう、レイヤーは少なめに。
- カラーは8レベルのヘーゼルグレージュをチョイス。暖かみのあるヘーゼルにグレーをMIXし、ツヤ感、クール、優しい印象をほどよく感じられる。
【how to“スタイリング”】
- パーマは20〜23mmの太めのロッドで、スパイラルに。
- 前髪は毛先巻きに。パーマはツヤ感のあるコールドパーマで。
- スタイリングは、7〜8割乾かしてから、ヘアバームを全体になじませる。ヘアバームは、軽い質感ながらツヤ感を出し、セミウェットな質感でパーマをキレイに見せてくれるので必須。
担当サロン:S.HAIRSALON kitahama(エス ヘアサロン キタハマ) 石塚大輔さん
【5】トップふんわり襟足タイトな前下がりショート
【how to“ベース&カラー”】
- 襟足の長さは、あご下の延長線上でカットし、レイヤーを入れてコンパクトにする。サイドは、あごラインに沿うように前下がりに。上部にはグラデーションを入れて丸みを強調。
- 前髪は目が隠れるくらい、下ろしながら流せる長さを残し、シースルーバングになるよう、内側を毛量調整。
- カラーは、全体を10レベルのベージュでカラーリングした後、立体感を加える13レベルのイエローベージュでハイライトを重ねる。ベージュは赤みを抑え、軽さと透明感を引き出す色。
【how to“スタイリング”】
- 基本的には乾かすだけでOKという手軽さが嬉しいショートスタイル。キレイに仕上げるコツは、乾かす時に分け目がつかないように注意し、根元が自然と立ち上がるように、毛流れとは逆方向からドライヤーの風を当てる。
- スタイリング剤は、オイルとクリームをミックスし、根元から空気を含ませるようにボリュームを出しながら塗布。最後に整えたら完成。
担当サロン:MINX 原宿店(ミンクス ハラジュクテン) 藤田昂補さん
【6】抜け感たっぷり前下がりショート
【how to“ベース&カラー”】
- 前下がりのグラデーションは、重めにするのが今っぽの秘訣に。レイヤーを入れて軽さを出す。
- 前髪は目の下の長さでカット。襟足はレイヤーカットで、短めにすっきりさせることで“くびれ”のあるラインが生まれる。
- カラーはピンクMIXのフォギーベージュに。柔らかさのあるブラウンで女性らしい雰囲気のある色味。
【how to“スタイリング”】
- ドライ後、26mmのアイロンを使い内巻きワンカールにしたら、髪が冷めないうちに手ぐしで後ろに流す。髪に熱があるうちに手ぐしを入れることで、カール感が和らぎニュアンスのある仕上がりに。
- セミウェットな質感となるワックスを毛先中心に揉み込み、全体を馴染ませたらフィニッシュ。
担当サロン:MINX 原宿店(ミンクス ハラジュクテン) 外海めぐみさん
襟足短めのハンサムストレートショート【6選】
【1】長めバングが大人っぽさをアップするハンサムショート
スタイルのポイント
- 前髪を長めに残してこなれ感を演出
- トップはボリュームがくるように表面にハイレイヤーを
前髪のカットポイント
- もみあげを下膨れ部分にかぶさるようにカットすることでコンプレックス部分を覆ってくれる
担当サロン:XELHA (シェルハ) 水野涼太さん
【2】毛束感がおしゃれな色っぽハンサムショート
Point
毛束と毛先を動かしてニュアンスを出すことで軽やかに見せるマッシュショート。斜めに落ちる前髪で、丸顔の人もしゅっとした色っぽ美人系に。〈カット〉
前髪は鼻上くらいの長めから耳たぶまでつながるラインのマッシュべース。パツッとしたカットラインは生かしつつ、スライドカットで毛先が動きやすくするのがポイント。
〈スタイリング〉
アイロンで毛先ワンカールの動きをつけて、バームで毛束感を出すだけでキマるのが◎。
SIDE
BACK
担当サロン:Beauty Connection Hair Salon ビューティーコネクション ヘアーサロン 鈴木 司さん
【3】耳掛けが似合う横顔美人ショート
【how to“ベース&カラー”】
- 黒髪だと重たくみえるし、明るすぎてもお仕事や、学校ではダメという方、暗いけどほんのり色味が入っておしゃれな明るさが人気!8トーンのココアラベンダーカラーで艶感をたっぷり出し、落ち着いた大人ヘアに。
- カットは全体的に丸みを作りながら、動きも出るようにレイヤーを入れて、多少長さにばらつきを出しますが、まとまり感も出したいのでほどほどに。
- 前髪は目の上ギリギリのシースルーが大人っぽさが出るのでオススメ。
【how to“スタイリング”】
- 乾かす際に、分け目をぼかすように根元を立ち上げながら乾かす。
- スタイリングはヘアバーム、オイルを使い、もみあげ、襟足はたっぷりと付け、トップは根本からふんわりつけます。毛先を摘んで毛流れを作ると動きが出てメリハリがつく。
担当サロン:ALICe by afloat(アリスバイアフロート) 菅原 英さん
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【4】長め前髪の知的美人ショート
Point
トップから前髪に長さとボリュームがある短めの前下がりショート。耳が出る短さのハンサム感とのコントラストでかえって女らしさが匂い立つ。〈カット〉
目の下の長さの前髪から前下がりのショートカットに。全体に少しレイヤーを入れて毛量調節を。もみあげ部分と襟足は深めに切ってすっきり。サイドにはボリュームをもたせ、顔周り~もみあげはスマートにすると小顔感が出る。
〈スタイリング〉
細めアイロンでランダムにカール。柔らかなバームで束感を出すだけの簡単スタイリング。
SIDE
BACK
担当サロン:SIX. シックス MIHOさん
【5】ウザバングの丸みショート
スタイルのポイント
- エラハリさんに似合う少し長めのウザバングと丸みのあるショートヘアは相性抜群
- 全体の毛先は癖を生かしてニュアンス、ハネ感のあるスタイリングに
- 重心を頬ラインに意識して丸みをつけてスタイリングするのが似合わせポイント
前髪カットのポイント
- まっすぐ下ろすと目にかかる長さのウザバング。目尻から頬骨につなげてカットして小顔効果を狙います。
- 分け目側は、少し軽くして毛流れを作る
- 前髪はカーラーなどで丸みをつけて高さを出すのがオススメ
担当サロン:TheC ebina(ザ シー エビナ) 重田悠作さん
【6】重め前髪のボーイッシュなベリーショート
【how to“ベース&カラー”】
- ベースはグラデーションでカット。えり足はすっきりしたシルエットになるようにカットする。前髪は目の上の長さでカットし、流れが出るようにレイヤーを入れる。さらに、耳周りにも独立したレイヤーを入れて軽い表情に。
- カラーは、9レベルのシースルーベージュをチョイス。赤みを消しながら、透明感や抜け感をプラスした、くすみのない色味。
【how to“スタイリング”】
- ショートでもしっかりケアすることで毛先のおさまりがよくなり、美スタイルをつくるベースとなるので、ドライ前に洗い流さないタイプのトリートメントを塗布。その後、自然な立ち上がりになるように根元をこすりながら、ドライヤーで乾かす。
- 完全にドライしたら、柔らかい質感で束感をつくるソフトワックスを毛先中心に全体的に揉み込む。
担当サロン:MINX 原宿店(ミンクス ハラジュクテン) 川渕恭兵さん
大人の色気と柔らかさが出るパーマショート【3選】
【1】無造作カールをつけた美シルエットショート
【how to“ベース&カラー”】
- 襟足をあご下1cmに設定し、グラデーションベースでカットし、重めのレイヤーを入れる。
- 後頭部の丸みを強調させるよう、襟足は短め。また、すっきりとした襟足は、タートルといった襟元の高いファッションにもぴったり。
- カラーは9レベルのラベンダーアッシュをチョイス。黄色を打ち消すペールトーンのパープルをMIXすることで、ツヤと透明感のあるカラーリングとなる。
【how to“パーマ&スタイリング”】
- パーマをかける場合は17~23mmのロッドを使い、内巻きと逆巻きをランダムに巻く。
- アイロンで仕上げるなら、26mmのアイロンで内巻きと外ハネを無造作な動きとなるようランダムに巻く。
- ドライする時はトップが潰れないよう注意して。下を向いてラフに乾かすと簡単にボリューム感のある仕上がりに。7割ほどドライしたら、ワックスクリームを全体にクシャッと揉み込みながら塗布。最後にハネ感を整えたらフィニッシュ。
担当サロン:MINX 原宿店(ミンクス ハラジュクテン) 大竹祐紀さん
【2】ふんわりボリュームアップも叶う柔ら質感ショート
【how to“ベース&カラー”】
- ベースカットは、骨格や首の長さ、アゴや耳の位置に合わせてグラデーションでカット。表面にすこしだけレイヤーを入れる。
- フェイスラインをすっきり切ることで、後頭部のボリューム感を出し、えり足はやや長めに。
- カラーは9レベルのスモーキーベージュをセレクト。ベージュにグレーのニュアンスを加えることで、程よいくすみ感が生まれ、柔らかい透け感カラーに。
【how to“スタイリング”】
- パーマは全体に太め30mmのロッドで毛先にワンカールかける。
- パーマなしの場合、トップと前髪をマジックカーラーで巻いても◯。
- スタイリングは、ツヤ感の出るヘアバームを全体的なじませるだけ。ショート&パーマの時短ヘア。
担当サロン:S.HAIR SALON(エス) 横井七恵さん
【3】ふっくらとした丸みが出る大人カジュアルショート
【how to“ベース&カラー”】
- 襟足の長さをあご下2cmに設定し、グラデーションベースでカット。ふんわり仕上げるようトップにはレイヤーを入れる。
- 前髪はパーマをかけるため、少し長めに目が隠れる長さでカットし、トップとレイヤーで繋げて軽さを演出。
- カラーは、7レベルのブラウンに13レベルのハイライトをオンカラー。ハイライトで動きを出しながら、肌の色をキレイに見せる温かみのあるベージュブラウンに仕上げる。
【how to“パーマ&スタイリング”】
- パーマは20~23mmのロッドでトップから内巻きに、襟足にはピンパーマをかける。ドライ時はシャンプーをする時のように髪を動かしながら乾かすのが鍵。
- 髪に潤いを与えるシアバター系のワックスを、毛先中心にクシュクシュっと揉み込むように塗布。
- ノンパーマ派なら、26mmのアイロンを使い、トップは内巻きに、前髪は根元まで巻かずに2/3までを巻いてふんわり仕上げる。パーマヘア同様、スタイリング剤を付けたら完成。
担当サロン:MINX 銀座店 田中亜樹さん
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。
1990年茨城県生まれ。都内有名店勤務後、HAIR SALON FOCUSマネージャーとして日々サロン業務、セミナー講師など多岐に渡って活躍。特に骨格や雰囲気から導き出す360°似合わせカットには定評があり、SNSでは千葉で1番ショートが上手いスタイリストとしても話題を集めている。