Other
2008.5.15

西の国から美的通信#9 〜美脚への道(1)〜 現状を知ることから始めよう

美脚への道についての記事です。「足と靴のカウンセリングショップ メリーグラシス」での正しい靴選びについてご紹介します。

店内には今夏に活躍しそうなお洒落で、履きやすそうなサンダルも。
計測に使うグッズ一式。足長を測る木製のモノサシや、足囲を測るメジャーと足の特徴などを書き留めておく足カルテ。
足長を測ってもらっているシーン。ちゃんと立って体重をかけて測るのがポイント。
足癖だけにとどまらず、プロが見れば身体癖まで読み取ってしまうフットプリント。偏平足のため、全然美しくない足型。

“ナマ足にレギンス、キュッと締まった足首を際立たせるピンヒールのパンプスを履いて街を闊歩する…”。そんな美しい後姿を見ては、ため息が出る今日この頃。今年流行っているファッションは美脚、それも膝下が美しい人圧勝のスタイルだと思うのです。というのも、足は足でも膝下にコンプレックスを持つ私は、ほぼあきらめの境地。今流のファッションに身を包もうとは思わないまでも、そのキュッとしまった足首、つまり膝下の美しい足の形というのがただただ眩しくてしょうがないのです。

そんな時、ふと見つけた「足と靴のカウンセリングショップ メリーグラシス」。こんな風に銘打っている靴屋というのは、だいたいおばちゃんが履くようなデザイン性に乏しい靴が置いてあるに違いない! と勝手な思い込みのまま店内に入ると、意外や意外。普段履きにしてもいいようなキレイな色のパンプスが置いてありました。しかし、どうしたものか? 私の足は親から譲り受けた遺伝の偏平足。このデザインは土踏まずのない私の足には合わないんだよな〜!? これまた勝手に判断していると、「きちんと足のサイズを測りましょう」とお店の方が声をかけてくれました。聞けば、なんと30代の83パーセントの人が間違った靴選びをしているとのこと。さて、自分はどうなのでしょう?

まずはサイズの測定からスタート。専門的には足長(ちょうそく)といって、専用の定規を使ってかかとから一番長い指先(親指、もしくは人差し指)までを測ります。ほとんどの人が左右、若干長さが違うとのことですが、考えてみればきちんと計測する習慣がないわけですから現状はそんなものかもしれません。続いて、足まわり。こちらは足囲(そくい)と言うそうですが、指の付け根部分の周囲をぐるりとメジャーで測ります。偏平足の私は当然、幅広と思い込んでいるので、できることなら測りたくもない部位。ところがビックリ。私は幅広でもなんでもなく、むしろ細いとおっしゃる。??? 理由を伺うと…、あくまでも目安とのことですが、足長と足囲の長さはほぼ同じというのが標準なのだそうです。ちなみに、私は右23.4センチの足長に対して足囲22.7センチ、左23.5センチに対して22.4センチ。約1センチ幅細だったことに加え、これまで履いていた靴のサイズ(23センチ)も違っていたことが判明しました。

その後、「ここに足を乗せて体重をかけてください」といわれるがまま白い用紙にのると、自分がどのように足裏に体重をかけているのかがカーボンによって複写されてきました。

「わぁ〜これは疲れやすいですね」
「冷え、むくみもひどいでしょ?」
「膝や腰、悪くないですか?」

素人の私から見れば単なるぶざまな足型なのですが、プロからみたらいろんなことが見えるみたいで、まるで占い師のように次々と私の持病を言い当てていきます。本来、足裏はかかと・親指のつけ根・小指のつけ根の3つのアーチがあり、このドームのような3次元構造のおかげで、体重を分散したり、歩行時の衝撃を吸収したりしています。しかし、土踏まずがない偏平足の私はこのアーチがなく、親指から小指が平らになった開張足(かいちょうそく)どころか、小指が浮いて反った型になっているとのこと。アーチによるスプリング機能がない分、体重や歩行時の衝撃が足はもちろん、膝や腰にダイレクトにかかっていたのです。これじゃ、たまに病院に通うことになるのも無理はないという現状でした。

この解説を聞いた途端、あることを思い出しました。以前、某取材で足裏にテーピングを貼って足型矯正をプチ体験したことがあります。その時は分かりやすいように、片足だけ貼ってもらったのですが、驚くほど腰がラクになったことを体感していました。ところが、皮膚が弱い私はテーピングに負けてしまい、その矯正は体験だけで終わっていたのです。そのことをお店の方に話すと、「足型をきれいに整えておくと、足の冷えやむくみはもちろん、バランスのよい美しい足になる可能性もある」というアドバイスをいただきました。

そうだ。足をきちんと矯正しよう!

昨年まで歯列矯正をやっていたことも大きいのですが、身体はきちんとしたケアさえすれば、ちゃんと応えてくれます。加齢という大きな足かせはあるものの、何事もやってみなければ分かりません。こうして、美脚への長い(!?)道のりが始まったのです。
《次号へ続く》

<取材協力>
足と靴のカウンセリングショップ メリーグラシス
http://e-kutu.com

この記事をシェアする

facebook Pinterest twitter google+ Pocket

関連記事を読む

あなたにおすすめの記事