お悩み別ケア
2026.4.30

最新美白は「潤して重ねる」がカギ! 美容家・皮膚科医・博士が 美白ケアについて語る!

1点集中ケアももちろんいいけれど、透明感を底上げするのは土台からのケアなんです。もっと効果を引き出せる、ブライトニングの新常識をマスター! レイヤー発想で考える今季のブライトニングは、肌をほぐし、計算して重ねるケアが新常識。『美的』5月号にて3人の専門家がそれぞれの視点で、ブライトニングについて語り尽くします。

EDIT: 美的編集部

美的編集部

美的編集部

2001年に創刊された美容専門誌『美的』(小学館)の編集部。「肌・心・体のキレイは自分で磨く」をキャッチフレーズに、タレント、モデル、カメラマン、美容家や美容ライターといった各分野のスペシャリストとともに、最新のビューティトピックを深く掘り下げた誌面作りがモットーです。2026年には創刊25周年を迎え、これまで積み上げた膨大な美容に関する最新の知見をもとに、美容に対して誠実なメディア運営に取り組んでいます。

著者記事一覧へ >>

SOURCE: 美的 2026年5月号

2026年5月号

5 月号

3月21日頃発売 ¥1,550

『美的』は今月、創刊25周年を迎えます。 これもひとえに、支え続けてくださっている読者の皆様のおかげです。 本当にあり…

もっと見る >>

トータルビューティアドバイザー

水井真理子さん

まいこホリスティック スキンクリニック 院長

山﨑まいこ先生

スキンケア・サイエンス コミュニケーター 博士(工学)

次田哲也さん

最新美白は「潤して重ねる」がカギ!

ワンピース/参考商品(MARBLE) イヤーカフ¥26,400、イヤリング[片耳用]¥13,200(ete) リング¥3,850(ロードス〈Boite de maco〉)

レイヤーで捉えて効かせるために、ほぐして潤すのがブライトニングの新理論!
水井 ここ数年は、肌全体のトーンを底上げする「面」の美白が主流でしたが、今季はシミをピンポイントで狙うブライトニングアイテムが増えてきている印象です。「そもそもシミを作らせない」という視点にフォーカスしたケアが主流になってきていますよね。

次田 研究の視点から見ると、単にメラニンを抑えるだけではなく、色ムラをレイヤー構造で捉える設計が進んでいます。炎症、乾燥、メラニン、それぞれの層に最適な成分を配置する考え方です。

山﨑 これまでは、メラニンの生成を抑える「チロシナーゼ阻害」といった、一対一対応の美白が主流でしたが、レイヤーで捉えて効かせることで、〝透明感がもたらす白さ〟を目指す製品が増えていると感じます。そのためには、メラニンだけを見るのではなく、新陳代謝のサイクルや水分量の保持も重要だと考えます。

スタート地点は肌を潤し、健常な状態に戻すことから始まる

水井 肌の乾燥自体が炎症のサインといわれていますよね。大前提として潤いを与えながらブライトニングをしていく考え方はもはや当たり前の時代に。

次田 肌が乾燥するとバリア機能が低下し、さらに紫外線の影響を受けやすくなる。この負のループを断ち切るため、水分で満たされた健常な肌へ戻すことが処方の軸になっています。ブライトニングのスタート地点は実はとても基本的で、潤いを整えることなんです。

山﨑 乾燥した肌は美白成分が浸透しにくいだけでなく、刺激になってしまうことも。そういった点でも、ブライトニングの基本は保湿だといえます。

水井 特に今の時期の肌は、乾燥でこわばっている状態。そこで大切なのが、まずは肌を柔らかくすることだと考えます。突然化粧水を入れ込むのではなく、先行乳液や導入美容液で肌をほぐす一手を取り入れていきたいところです。

山﨑 そうですね。角層を柔らかくすることで、その後の化粧水や美容液の実感が高まりやすくなりますよね。

次田 肌をほぐすというのはふたつの意味があり、ひとつは乾燥で固くなった角層を、本来の柔軟な状態に戻すこと。もうひとつは、スキンケア成分がなじみやすい状態を作ることです。先行乳液や導入美容液は、受け入れ態勢を整える役割ですね。

肌をほぐすという選択がブライトニングの通り道を作るポイント

水井 肌をほぐして、潤いを満たし、炎症やメラニンにアプローチ…と考えると、ひとつのアイテムに頼るよりも、ブライトニングアイテムを段階的に重ねていくケアが理にかなっていると感じます。

山﨑 今のブライトニングは役割分担がはっきりしていて、それぞれが違う角度で働くからこそ、完成度が高まると思います。ただし美白成分はアクティブなものが多いので、濃度や組み合わせを間違えると、かえって刺激になってしまうこともあるので要注意です。

「成分を足す」ケアから、「設計で重ねる」時代へ

水井 成分美容がトレンドの今、特に高濃度な成分の重ね塗りは気をつけるべきですね。

次田 まさにそのとおりで、研究の視点でも、成分の足し算には注意が必要です。美白有効成分を複数重ねる場合、それぞれの濃度や作用点、刺激性まで含めて設計されていないと、肌にとって最適な状態とはいえません。むやみに重ねるのではなく、計算された重ね方が必要になります。わからない組み合わせは、メーカーに問い合わせができるとより安心ですね。

山﨑 その点でいうと、同じブランドのブライトニングラインでそろえるという選択は、ひとつの安心材料になりますよね。

次田 ライン使いは、各アイテムの濃度バランスなどが重ねることを前提に作られているからこそ、無理なくレイヤードができます。

水井 正しい知識で賢くアイテムを取捨選択していくことが、透明感のある美白肌を手に入れる近道になりそうですね。

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

EDIT: 美的編集部

2001年に創刊された美容専門誌『美的』(小学館)の編集部。「肌・心・体のキレイは自分で磨く」をキャッチフレーズに、タレント、モデル、カメラマン、美容家や美容ライターといった各分野のスペシャリストとともに、最新のビューティトピックを深く掘り下げた誌面作りがモットーです。2026年には創刊25周年を迎え、これまで積み上げた膨大な美容に関する最新の知見をもとに、美容に対して誠実なメディア運営に取り組んでいます。

記事一覧へ

撮影: 榊原裕一

ヘア&メイク: 山口春菜 

スタイリスト: 杉本奈穂(KIND)

モデル: 上西星来 

イラスト: 小迎裕美子

構成: 小嶋明恵

SOURCE: 美的 2026年5月号

2026年5月号

5 月号

3月21日頃発売 ¥1,550

『美的』は今月、創刊25周年を迎えます。 これもひとえに、支え続けてくださっている読者の皆様のおかげです。 本当にあり…

もっと見る >>

この記事をシェアする

twitter LINE Threads

関連記事を読む

あなたにおすすめの記事