“シミのできにくい肌を育む”という新アプローチ! クレ・ド・ポー ボーテ「ルミナスアルゲエキス」【加藤智一さん連載Vol.36】
いま美容業界で、注目の美容成分をピックアップ! 友だちとの美容トークでも「この成分、知ってる?」と思わず話したくなる話題の成分をご紹介します。今回は肌表面にシミが現れる以前の段階で先回りケアを施すという、新しいアプローチを紹介します。
シミ発生の第一歩にアプローチする「ルミナスアルゲエキス」

加藤智一(以下、加藤) この春、クレ・ド・ポー ボーテの薬用美白美容液が4年ぶりにリニューアルしました。今回ご紹介するのは、海藻由来の「ルミナスアルゲエキス」です。まず、この成分に着目したきっかけを教えてください。
太田直美さん(以下、太田) 今回、クレ・ド・ポー ボーテ研究所が新たに着目したのが、肌表面にシミが現れる以前の段階で、肌内部でどのような変化が起きていることを明らかにすることでした。というのも、従来のシミに対する研究は、すでにできてしまったシミ部位やメラニンの生成へのアプローチを重視しているのに対し、今回はまったく新しい切り口で研究を行いたいと考え、2020年頃から遺伝子レベルからの検証を試み、シミが発生する根本的な要因を追求していました。
加藤 確かに、いまあるシミやメラニン生成には資生堂独自の美白有効成分である「アクティブ4MSK」がすでに対応していますからね。それとは異なるアプローチ、“まだ見ぬシミ”にアプローチするということですね。
太田 その通りです。そして、シミがない肌とある肌の情報を比較することで、シミに関連する遺伝子の特定を進めていきました。すると、約20,000個の遺伝子のなかから、シミに関連する複数の遺伝子の使われ方が後天的に変化していることを見出しました。その仕組みがシミの第一歩になると考えたのです。その知見から見出したのが「ルミナスアルゲエキス」でした。

加藤 最近、ラグジュアリーブランドでは海藻由来のエキスを採用することが多いと思いますが、やはり海藻由来成分はポテンシャルを秘めているからだと思われますか?
太田 そうですね。単一化合物とは異なる魅力があります。海藻エキスに限らず、植物エキスも同様ですが、複数の成分が含まれ複合的な効果を創り出していることを実感しており、今後もさまざまな効果が発見されることを期待しています。

加藤 「ルミナスアルゲエキス」と、美白有効成分である「アクティブ4MSK」の組み合わせで、シミのできにくい肌に整えつつ、いまあるシミにも対応するというWのスキンケア効果が達成しましたね。
太田 まさにおっしゃる通りです。「トリメチルグリシン」という化合物を組み合わせることで、「4MSK」の経皮吸収性を高める技術を採用しました。新製品では従来以上に肌の透明感やなめらかさ、うるおいなどをよりご実感いただけるかと思います。
加藤 では、こちらの美容液はどのような方に使っていただきたいかを教えてください。
太田 こちらの美容液は、シミができない肌に整えつつ、いまあるシミを薄くするという発想をもとにつくられましたが、美的GRANDの読者様であればレーザ治療など美容医療を受けているかたも少なくないと思います。そういった方にとっても、未来のシミをつくらないという考え方は、シミがない状態を維持するという意味でも魅力的であると考えています。
スゴイ成分「ルミナスアルゲエキス」のアプローチ
セラムエクラS Ⅱ 医薬部外品 40mL ¥41,800/クレ・ド・ポー ボーテ
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。
入社以来、美白成分の探索やメカニズム研究に従事。現在は、クレ・ド・ポー ボーテのスキンケア製品の開発を担当。