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2025.10.2

この秋、「日本ワイン」に心酔する。|美的GRAND

美しくなることに感度の高い大人たちが今注目するのが、日本で産み育てられたワイン。土地とつくり手が紡ぎ出す奇跡の1滴を求めて「サントリー登美の丘ワイナリー」へ。

芳醇で味わい深い日本ワインに世界中が注目



強烈な紫外線が降り注ぎ、猛暑が続いた長い夏が終わって、徐々に秋の気配を感じられる頃。シミやたるみといった肌老化を引き起こす活性酸素が体内で増加しやすい時期といわれています。一方で盛り上がるのは、美食への探究心! ワクワクする気持ちを美と健康にも生かすなら、“ワイン”を味方につけない手はありません。なぜなら、ワインには活性酸素を除去する抗酸化成分・ポリフェノールを豊富に含んでいるから。腸内環境の改善、免疫力の向上、生活習慣病の予防など、大人の健康をアシストする働きがたくさん備わっているのもうれしいポイントです。 そう聞くと、飲み慣れた輸入ワインに真っ先に手を伸ばしがちですが、『美的GRAND』がこの秋推すのは“日本ワイン”。数年前から表記がルール化され、日本で栽培されたブドウのみを原料とし、日本国内で醸造までされたワインのみが日本ワインと名乗ることが許されています。軽い、甘めといったイメージも過去のもの。技術革新が進んだ今では力強く、味わい深い日本ワインもたくさんあり、中には世界的コンクールで金賞を受賞した名品も。本物を知るツウこそ、注目しています。そんな日本ワインを100年以上も前から、富士山を望む風光明媚な山梨県甲斐市でつくり続けているのがサントリー登美の丘ワイナリーです。

おいしいは美とつながる。教えてくれるのは日本ワイン

ワインづくりのプロが集結し歴史に残るオンリーワンを


サントリー登美の丘ワイナリーのブドウ畑は、約25万ヘクタール。多くが南向きの斜面に広がり、日当たりと風通しがいいのはもちろん、雨が少ない上に水はけが良いという、ブドウ栽培の好条件がそろっています。また、場所によって異なるわずかな標高差、土壌、日照条件などを調べ上げ、ブドウ畑を約50区画に分け、甲州やマスカット・ベーリーAといった日本固有のブドウ品種からメルロやシャルドネなどの海外品種に至るまで、12種前後を最適な区画で育てています。

つくりたいワインの最終的な味わいを見定めながら、ブドウを一から栽培・収穫し、狙いによってブレンドをするのも、サントリー登美の丘ワイナリーならでは。こだわりが強いがゆえに、根気を要する作業もすべて人の手で行い、収穫のタイミングは栽培家と醸造家の両者が納得するタイミングで行うのも、このワイナリーのルールです。収穫されたブドウは敷地内で仕込まれ、山をくりぬいて作った独自の貯蔵庫での熟成が始まります。

そんな日本人の古き良き繊細さや情熱が詰まったサントリー登美の丘ワイナリーの赤ワイン「登美 赤2013」は、日本ワインで初めて、インターナショナル・ワイン・チャレンジ2018で部門最高賞トロフィーと金賞をダブル受賞したことでも有名。そのほかにも名作がたくさんそろっているので、新しいお気に入りを探すならぜひチェックを。


開園は1909年。1950年代には敷地内の山をくりぬき、熟成庫が完成。歴史を物語るように趣深く、タイムスリップをしたような感覚に。きちんと温度管理され、熟成が進みます。



熟成期間の異なる複数のヴィンテージ原酒が重ね合わさった赤ワイン「登美の丘 時のかさね」は、熟成感がありながら口当たりが柔らかく、お肉料理とも好相性。登美の丘ワイナリーで育てられたことにより通常よりもタンニンが控えめなプティ・ヴェルドが高配合されているのも珍しいポイント。


サントリー登美の丘ワイナリー
電話番号 0551・28・7311(受付時間9:30〜16:30)
住所 山梨県甲斐市大垈(おおぬた)2786
休 水曜・年末年始・その他臨時休業あり
http://suntory.jp/TOMI-W/

ワインショップや有料のテイスティングカウンターのほか、ワイナリー見学ツアーが開催され、大人の秋の遠足にもぴったりのスポットです。
オンラインショップでも購入できます。

https://japan-wine.direct.suntory.co.jp/

『美的GRAND』2025秋号掲載
撮影/野呂知功(TRIVAL) デザイン/増田恵美 構成/北川真澄

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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