今日から実践できる!クレンジング7大条件で美肌力アップ!
クレンジングはめんどくさい!と思って、ただ落としているだけという方、ちょっと待って!
クレンジングはスキンケアの大切なステップです。
正しい洗い方をマスターすれば潤いも透明感もアップ、理想の美肌が簡単に手に入るかも!
~美容家 水井 真理子さんに聞く!クレンジングの重要性~
一般的に美肌作りに必要なのは保湿といわれがちですが、実はそれ以上にクレンジング。
これまで多くの女性の肌を見てきましたが、保湿は頑張っているのにクレンジングはただなんとなく行っている…という人がとても多いんですよね。
だけど年々、ファンデーションもポイントメークアイテムも落ちない・よれない・くずれない処方に進化しています。どんなに保湿しても、メークをまず完璧に落とさなければ、肌に潤いは入っていきません。
クレンジングをする際は、ポイントメークは事前にきちんと落とすこと、クレンジング剤のつけ方に気をつけたり、つける量を守ること、そして肌質やメークの濃さによってアイテムを使い分けることが大切。すすぐお湯の温度や拭き方も美肌を左右します。
正しいクレンジングを行うことで肌はもっとキレイに変われるし、未来の美肌をも約束してくれる。クレンジングはそれ程までに重要なお手入れのひとつなのです。
クレンジングの重要性が分かったところで!
今日からできる正しいクレンジングとは…
その① ポイントメークはクレンジングの前に、専用のリムーバーでオフして
アイメークやリップ、チークなどのポイントメークアイテムは年々進化して、落ちない・よれない・くずれない処方になっています。特にラメが残っていると保湿の妨げにもなるのでしっかり落としましょう
\How to/
1.ぬれコットンにリムーバーを塗布してマスカラ&シャドウをオフ
ぬれコットンにリムーバーを塗布し4枚に裂く。うち1枚を3角に折って目の下に当て、もう1枚をまぶたの上から下に滑らせマスカラやシャドウを落とす。逆側の目も同様に。
2.アイラインは綿棒で細かく落として
まつげの隙間や粘膜に引いたアイラインは、ぬらしてからリムーバーをつけた綿棒で優しくオフ。綿棒やコットンはぬらしてから使った方が肌への摩擦が少ないのでおすすめ。
《コレがおすすめ》
右/2層式でウォータープルーフのマスカラやアイライナーなども素早くオフ。オルラーヌ デュアルフェーズメイクアップ リムーバー フェイス アンドアイ 200ml ¥6,800
中/揮発性シリコンオイルや非イオン性水溶成分配合で肌に優しい。ランコム ビファシル125ml ¥4,500
左/3種の潤い花成分配合。特に目元が乾燥しやすい人に。メルヴィータフラワーブーケ アイメークアップ リムーバー 100ml ¥2,800
その② クレンジング剤は適量を額・両頰・鼻の頭・あごに5点おき!
用法・容量をきちんと読んで、ケチったりせずに適量を使うこと。そして5点おきして顔全体に均等に行き渡らせることで、見落としがちな髪の生え際やあごの下まで、くまなくメークを落とせます。そうすれば何度も洗う必要がなくなり時短につながります
その③ 指先だけではなく、手のひら全体も使ってクレンジング剤を肌に密着させて
急いでメークを落とそうと、指を立ててクレンジングするのはNG。手のひらを寝かせるようにして指の腹と手のひら全体を使うことで、肌への摩擦が軽減されます。さらに体温でクレンジング剤がメークと密着するので、浮かしながら優しくオフできます
その④ 筋肉の流れに沿ってメークを浮かせるとたるみやむくみ防止にも
顔の筋肉は横向きについているので、額や頰の広い面はクレンジング剤を内側→外側に向かって引き上げるようになじませるのがおすすめ。メークを落としながら、同時に若々しい肌が目指せます
その⑤ クレンジングミルクはどんな肌タイプにも◎の万能アイテム
オイルやクリーム、ミルクなど、さまざまなテクスチャーがあるクレンジング剤。中でもクレンジングミルクはメークオフしながら肌の水分と油分のバランスを整えてくれる万能アイテム。迷ったらミルクを選びましょう!
その⑥ すすぎは「ぬるすぎる!?」と思うぐらいの温度がベスト
体にかけて心地よく感じるお湯は、顔には熱すぎます。『こんなにぬるくて大丈夫!?』と思うぐらいのぬるま湯ですすがないと、必要な潤いまで奪われて乾燥の原因となるので気をつけましょう
その⑦ クレンジング後は柔らかいタオルでこすらず拭いて
ぬれた肌はダメージを受けやすい状態なので、顔を拭くときはふかふかの柔らかなタオルを使うことも重要。ポンポンとスタンプを押すように、決してこすらずに水分を優しく拭き取りましょう
ぜひ今日の夜からぜひ始めてみて♪
教えてくれたのは…

撮影/青柳理都子(人物)、河野 望(静物) ヘア&メーク/猪狩友介(Three PEACE) スタイリスト/大島有華(静物) モデル/林田岬優 イラスト/きくちりえ(Softdesign) デザイン/最上真千子 協力/UTUWA 構成/内田淳子(本誌)
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。