洗顔や手洗いはぬるま湯がベストってホント?真相を専門家に直撃!【美容の常識ウソ?ホント?】
日常生活で生まれる美容の疑問を専門家に答えてもらうこのコーナー。今回は、“乾燥”について。乾燥を防ぐには、ぬるま湯がベストって…ウソ? ホント? 美容エディターの猪原美奈さんにお答えいただきます。
Q:洗顔や手洗いはぬるま湯がベストってホント?
外気やエアコンの影響で、現代人の肌は1年中乾きがち。それを防ぐためにも、洗顔や手洗いはぬるま湯がいいというウワサが。本当なんでしょうか。さっそく、この疑問を猪原さんにぶつけてみました! 果たして答えは…?
A:ホント
「熱いお湯で手やボディを洗うと、肌から水分や油分が必要以上に奪われてしまいます。ただし、これはいい、これはダメと決めつけず、肌の状態をみながら臨機応変に対応することが大事。たとえば、寒い日などに外から帰ってきて、寒くて手がかじかんでしまっているときなどは、まずお湯で温めながら洗うといいと思います。一方、夏場などは、冷水で洗った方が気持ちがいいですよね。そういうときには、その後すぐに保湿をすればOKです」(猪原さん・以下「」内同)
手荒れ時のケア方法は?
「手が荒れているときは、家事のときなどにゴム手袋を利用したほうがいいと思います。ただ2重にしたりする必要はないかと。
ハンドクリームを塗った後にシルクの手袋をして就寝…というのも、実際に何度か試してみましたが、毎回夜中に邪魔になって取ってしまうことに。
よかれと思ってやっているお手入れが、かえってストレスになってしまっては元も子もありませんよね。ストレスを感じることなく、気づいたときに心地よくお手入れできることがベスト。私の場合、油汚れの多いものを洗うときは、使い捨ての手袋を着用したり、すぐ手の届くところにハンドクリームを置いて、いつでも保湿できるようにしています。
荒れているときは、あまり特別なことをせず、敏感肌用のハンドクリームを薄く重ねればよいと思います。荒れが酷いときは薬用のもの、もしくは医薬品を選んで」
Point
・油汚れの多いものを洗うときは、使い捨ての手袋を着用・すぐ手の届くところにハンドクリームを置いて、いつでも保湿
・気づいたときに、心地よくお手入れできることが大切
唇の乾燥はどう対処すべき?
「敏感肌でも安心して使えるのが、ライースリペアのリップバーム。うるおいが長時間持続して、ふっくらとした唇へ導いてくれます。唇が荒れそう…というときは、たっぷりとつけて、指でやさしくクルクルとなじませてみて。
普段使いは、唇の輝きをよみがえらせてくれるティントバームのクレ・ド・ポーボーテ マニフィカ トゥール レーブルn 02や、ほんのり色づいてリップの下地としても使えるコスメデコルテ シアーリップバーム 03がおすすめ。私も愛用しています」
クレ・ド・ポーボーテ マニフィカ トゥール レーブルn 02
唇にうるおいを与えふっくらと整えながら、透明感のある発色で繊細に色づけるティントバーム。¥4,000 マニフィカトゥールレーブルn[医薬部外品]の詳細・購入はこちら
コスメデコルテ シアーリップバーム 03
とけこむようなうるおいのヴェールで包みこみ、ほんのり桜色に色づいたピュアな唇に仕上がるトリートメントリップバー。「マスクをとったときに、ノーリップだと顔色が悪く見えてしまいますが…色付きのバームなら、血色よく見せてくれながらリップケアもできるのでおすすめですよ」¥2,700(限定販売)
シアー リップバーム[2021年 2月発売]の詳細はこちら
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文/木土さや
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。
週刊誌、ティーン誌、ファッション誌、トラベル誌などの記者を経て、美容エディターに。美容に特化した編集プロダクション「PRIMADONNA」主宰。『美的』には創刊から携わり、2011年からはエディトリアルディレクターを務める。イタリア留学経験もあり、著書に『南イタリア料理絵本』(主婦と生活社)がある。