お悩み別ケア
2020.12.18

クレンジングのついでにマッサージ…スキンケアのNG6つ! “育ちのいい肌”のための正解は?

いい肌を育てるためにまず何よりも知っておきたいのは「やるべきこと」よりも「やめた方がいいこと」。肌トラブルの原因の多くが、間違ったスキンケアだからです。6つのNGを、自分のスキンケア行動と照らし合わせてみて!

“育ちのいい肌”はこう作る!日々の正解スキンケア

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肌は臓器のひとつ。刺激せずその機能を助けるお手入れを

「『育ちのいい肌』とは、日々の丁寧なお手入れを重ね、食事や睡眠にも気を配った肌」という結論。「話題のコスメを試してその効果を見極める、というのも趣味としては楽しいけれど、本当にキレイな肌を手に入れたいなら、堅実な保湿ケアでバリア機能を整えましょう」という、美容エディター・もりたじゅんこさんの言葉には、ハッとさせられた人も多いと思います。

ここでは、皮膚科医の亀山孝一郎先生にアドバイスをいただきながら、本企画を担当する美容エディター・大塚真里が、過去のさまざまな取材で知り得た情報も加え、きめ細かくヘルシーで透明感あふれる美肌=バリア機能が高い肌を作るために必要な、日々のスキンケアの方法を組み立てました。

「私のクリニックには毛穴やニキビを気にして来院される方が多いのですが、話を伺っていると、クレンジングや洗顔の時間が長かったり、スクラブやコットンパッティングなどで肌を摩擦している傾向にあります。肌悩みを気にして触りすぎると、大切な角層や皮脂膜が剥がれてしまいます」と亀山先生。

皮膚は胃や腸と同じようにひとつの臓器ですが、体の最も表面にあるため外的環境に調子が左右されやすいのが特徴。メイクやホコリなどの汚れを落としたり、優しく保湿ケアをして乱れやすいバリア機能を整えてあげることは必要ですが、内臓に負荷がかかると体調が悪くなるのと同じように、皮膚にも物理的な刺激はよくありません。バリア機能を整えるケアに加え、肌質や加齢によって起こりやすいトラブルを防ぐ美容成分を与えてあげるだけで、ずっとキレイな肌は保てるのです。

正しい日々のスキンケアで肌を育てれば、すっぴんでも余裕、メイクすればさらにハリツヤのある美肌になれる!今よりもっとキレイな肌で、自分に自信をつけてください。

“育ちのいい肌”のために知っておくべき「スキンケアのNG項目」

【NG】クレンジングのついでにマッサージ

クレンジングに時間をかけすぎると必要な皮脂や潤いの流出を招きます
「クレンジングや洗顔を長時間行うと、角層や皮脂膜にダメージを与え、必要な潤いや皮脂を奪ってしまいます。それにより肌が乾燥したり、かえって皮脂が過剰に分泌されてニキビや毛穴トラブルを招きます」(亀山先生)

 

【NG】保湿は化粧水命

化粧水は肌に透明感をくれますが、根本的な保湿ケアにはなりません
「化粧水には、肌に水分を与えることできめを整えてふっくらさせ、透明感を与える効果があります。でも、バリア機能を補う程の保湿成分は入っていないものが多く、大半は水分。化粧水だけを何度も重ねるのではなく、美容液やクリームもしっかりつけて」(大塚)

 

【NG】朝は洗顔料を使わない

皮脂が残って肌トラブルの原因に。古い角質を落とすことも必要です
「睡眠中に分泌された皮脂は、数時間で酸化し、肌に刺激を与える物質に変化します。お湯ですすぐだけだと皮脂が落ちず、古い角質も残ってしまうため、代謝も滞りがちに。落とすべきものを落とした方がバリア機能が高まり、結果的に乾燥しにくい肌になることができます」(大塚)

 

【NG】コットンでゴシゴシ

コットンによる摩擦が肌にダメージを与え、バリア機能が低下
「コットンの繊維は肌に摩擦のダメージを与えます。ローションパッティングしたりクレンジングローションで拭き取ったりするのはできるだけ避けましょう。化粧水は手のひら全体を使って入れ込むのがおすすめです」(亀山先生)

 

【NG】角栓を指で押し出す

押し出す刺激で毛穴に負荷がかかり、さらなる毛穴詰まりを招きます
「毛穴に詰まった角栓を押し出すのは、絶対に避けたい行為のひとつ。押し出す刺激によって皮脂分泌が活性化したり、皮膚が炎症を起こすことで角層が厚くなり、結果さらなる毛穴詰まりへとつながります」(亀山先生)

 

【NG】思い込み敏感肌

乾燥したり刺激を感じたりするのはお手入れが間違っているせいかも
「『何を塗っても乾燥する』『化粧品を替えるのが怖い』という声を聞きますが、生まれつき敏感肌だった人以外は、間違ったお手入れで肌のバリア機能を乱している可能性が。臆せずに正しいお手入れを始めてみましょう」(大塚)

 

青山皮膚科 クリニック 院長

亀山孝一郎先生

皮膚科医として診療に携わるだけでなく、論文も執筆。『毛穴道もう一生悩まない。』(講談社)を監修。

美容エディター

大塚真里

本企画担当。亀山先生をはじめ多くの皮膚科医や化粧品の研究者に取材を続け、スキンケアの知識を重ねる。

 

『美的』2021年1月号掲載
撮影/嶌原佑矢 メイク/耕 万理子(SIGNO) ヘア/TAKESHI(SEPT.) スタイリスト/辻村真理 モデル/鈴木愛理 構成/大塚真里、齋藤美伽

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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