お悩み別ケア
2018.12.10

女医直伝!乾燥対策には“オイル”の結論…いつものスキンケアにプラスして

肌が乾燥していると、老化のスイッチを押してしまいます。カサカサ、ゴワゴワetc.乾燥サインをキャッチしたら、しぼみ始めた肌はいつものスキンケアにオイルをプラスしてふっくら立て直しましょう! 詳しいお話を皮膚科医の髙瀬聡子先生に伺いました。

肌の潤いを守って柔らかに。日中もツヤをキープしてくれる

秋になると空気の湿度が下がるため、肌も乾燥しがちに。化粧水や美容液をつけてもすぐパサついてしまったり、肌表面がゴワついたりしていませんか? そんなときにおすすめなのが、スキンケアやメイクに「オイル」を取り入れること。

「オイルには、肌の水分の蒸発を防ぎ、しっとりと柔らかく保つ効果があります。肌の水分保持力が弱くなっているときは、普段のスキンケアにプラスすると、お手入れの満足感が上がります」と、皮膚科医の髙瀬聡子先生。

乾燥した肌を放っておくと、見た目にしぼんで小ジワが目立つだけでなく、バリア機能が低下して刺激に弱くなり、エイジングも進行しやすくなります。 秋冬はオイルの力を味方につけて、ふっくらとハリのある若々しい肌をキープ!

スキンケアにオイルをプラスして、潤いをキープ!

化粧水や美容液、乳液といったいつものお手入れにオイルをプラスすると、与えた肌に潤いをとどめてくれるので、肌がふっくら柔らかくなります。

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(1)肌に水分を抱え込み乾燥を防ぐ
「肌にオイルをなじませると、化粧水などの水分の蒸発を防ぎ、みずみずしさや潤いを持続させることができます」(高瀬先生)

(2)ゴワついた肌をふっくら柔らかに
「オイルのもうひとつの魅力は柔軟効果。水分が保たれることで、ゴワついた肌もふっくらと柔らかくなります」(高瀬先生)

(3)油性の美容成分が肌に浸透し、エイジングケアも
植物オイルの抗酸化成分を含んでいたり、油になじむ美容成分を溶け込ませた美容オイルには、そのものにもエイジングケア効果が。

オイルの特徴を知って使いこなせば、ふっくら柔肌作りは簡単!

\オイルは原料によって、3つの種類に分かれます/
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A.<ミネラルオイル>
安全性は高い。美肌効果を狙うなら美容成分入りのものを
化粧品用に高度に精製された鉱物油。皮膚科で使われるワセリンもこの一種で、肌に負担をかけず水分をキープしてくれます。美容成分入りならエイジングケア効果も。

ミネラルオイルに希少な植物オイルをブレンド。
アルビオン ハーバルオイル ゴールド 40ml ¥5,000

B.<動物のオイル>
コクがあるのに肌なじみが良く、高い保湿力がうれしいオイル
スクワランなど深海にすむ魚のオイル、エミューという大きな鳥からとれるオイル、馬由来の馬油など。肌になじみやすくて保湿力が高く、酸化しにくいのも特徴。

深海ザメ由来のオイルを高度に精製。サラサラのオイル。
ハーバー 高品位「スクワラン」 30ml ¥2,500

C.<植物のオイル>
植物の種や実から抽出。さらっと軽く、香りも楽しめる
アルガンやアーモンド、ヘーゼルナッツなどの種、アボカドなどの実を圧搾、抽出してとるオイル。さらっとした感触でベタつかず、自然な香りが楽しめます。

モロッコ産アルガンオイル100%の軽いオイル。
メルヴィータ ビオオイル アルガンオイル 50ml ¥3,500

原料を知って選べば使っても納得感あり

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ブースターやマッサージ用と表示されているもの、軽いもの、リッチなもの…。美容オイルにもたくさんの種類があり、選ぶのに迷ってしまいます。高瀬先生のおすすめは“原料”で選ぶこと。

「植物の種子などからとれる“植物性”のオイルは、軽いテクスチャーで肌タイプを問わず使いやすく、香りも楽しめます。スクワランなど“動物性”のものは、肌なじみが良く、潤い保持力が高いのが特徴。乾燥肌の人には動物性のオイルがおすすめです。最後に、合成の“ミネラルオイル”。高度に精製されているので実は最も肌に負担が少なく、安心して使えるのがこのオイル。美容成分が配合されているものも」(高瀬先生)

使い方は、皮脂がある程度出る肌やベタつきが苦手な人は、お手入れの最初に少量を。乾燥しやすい人は、お手入れの後半にたっぷり使うのがおすすめ。ちなみに、マッサージオイル以外のものの多くは肌なじみがいいので、ブースター表記がなくても、洗顔後すぐに使ってOKです。

お手入れへの組み込み方は、肌タイプに合わせて

【乾燥肌なら】仕上げやスペシャルケアに
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特に乾燥したときはスペシャルケア
手にたっぷりとってマッサージしたり、コットンに含ませて頬などに貼れば、見る見るふっくら。

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お手入れの最後か、クリームの前に
乳液やクリームの前後に、手のひらに4〜5滴とって、顔全体から首筋までしっかりなじませる。

 

【混合肌~普通肌なら】ブースターとして洗顔後に
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乾燥しやすい頬を中心になじませる
両手で顔を包み込むようにして、薄くなじませます。額や鼻が脂っぽい人は、頬だけにつけて。

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少量を手のひらに薄く広げる
洗顔後すぐ、手のひらにオイルを2~3滴とる。両手をこすり合わせるようにして薄く広げる。

 

教えてくれたのは…
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ウォブクリニック中目黒 総院長 高瀬聡子先生
慈恵会医科大学卒業後、勤務医を経て開業。スキンケアコスメの開発も手掛けている。

 

『美的』12月号掲載
撮影/小山奈那子(人物)、西原秀岳(TENT・静物) ヘア&メイク/佐伯エミー スタイリスト/柿原陽子(静物) モデル/山下永夏 構成/大塚真里

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