お悩み別ケア
2018.4.21

2018最新日焼け止め|今年はどれを選ぶ? 最新テクノロジーを徹底解説!

そろそろ日焼け止めを買わなくっちゃ、と思っている人注目! もはやカットするのは紫外線だけではありません。大気汚染物質から肌サビ、乾燥、炎症まであらゆるダメージ要因をブロックし、美肌に導く進化コスメが続々! 様々な技術が登場し、どんどん進化しているUVコスメ。最新テクノロジーを徹底解説!

絶対焼けないのは当たり前。ファンデレベルの美肌補正力

最強レベルの防御力で、くずれないのは当たり前。今春は、塗った瞬間に肌を美しく見せる補正効果が進化。厚い膜でべったり隠すのではなく、光の反射を調整するので、仕上がりが自然で素肌っぽいのも魅力!

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ディオール プレステージ ホワイト ル プロテクター ルミエール UV
SPF50+・PA++++ 30ml ¥12,500*
肌に当たる光の種類に応じて反射を変えるピグメントを採用。どんな光の下でも、健康的でツヤのある美肌に見える下地。

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ランコム UV エクスペール トーン アップ
SPF50+・PA++++ 30ml ¥5,800
6種類のUVフィルターの組み合わせで高い防御効果をもつロングセラー。今春、美肌トーンアップ機能を搭載して進化。

化粧がくずれない。だから焼けない。下地効果を極めた顔用UV

顔がうっかり日焼けしてしまうのは、皮膚によって化粧がくずれ、その部分が裸になってしまうから。そこで“化粧を1日くずさない”という観点で顔専用UVを開発。テカり知らずの顔で1日過ごせます!

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花王 ビオレUV SPF50+の化粧下地UV
左/シミ・毛穴カバータイプ
中/くすみ補正タイプ
右/皮脂テカリ防止タイプ
SPF50+・PA++++ 30ml ¥1,200(編集部調べ)
皮脂や汗を吸着し、均一なベースメイク膜を長時間キープ。テカり、くすみ、毛穴…と気になる悩み別に効果的な成分を配合。

夏のうっかり焼け原因「こすれ」を防ぐ技術登場!

信頼のサンケアブランドとして長い歴史をもつ「アネッサ」と「アリー」。今春の進化ポイントは“こすっても落ちない”密着力。汗にも強い最強プルーフ機能をもちながら、石けんでするっとオフできるのも魅力。

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資生堂 アネッサ パーフェクト UV スキンケアミルク
顔・からだ用 SPF50+・PA++++ 60ml ¥3,000(編集部調べ)
汗や水にぬれるとブロック膜が強化される「アクアブースター技術」が進化して、こすれにも強い処方に。スキンケア成分が50%でみずみずしく、汗をかいてもベタつかない。

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カネボウ化粧品 アリィー エクストラUV パーフェクト
顔・からだ用 SPF50+・PA++++ 60ml ¥2,100(編集部調べ)
80分にわたる耐水試験で汗や水への強さを証明。さらにタオルや衣服でこすっても再び膜を形成する機能を搭載。

暑い夏ほど防御効果が高まる「熱対応」技術

その名のとおり、アクティブに体を動かして汗をかいても、海に入ってもくずれない「スポーツ ビューティ」。なんとミルクには、体温が上がるとガード力が高くなる技術を採用。これからの季節、頼りになります!

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コーセー スポーツ ビューティ UVウェア (スーパーハード) N
顔・からだ用 SPF50+・PA++++ 50ml ¥2,000(編集部調べ)
みずみずしい感触が、体温の上昇と共にゲル状へと変わる「ヒートリアクション成分」を配合。さらに汗と混ざらずサラサラ感を保つ成分など、夏の屋外シーンに徹底対応。

噂の「飲む日焼け止め」が日本処方になって一般発売

シダ植物から抽出した成分が、体の中からシミを抑制する「飲む日焼け止め」。約60か国で販売され、日本でも皮膚科などで取り扱われていたものが、日本向けの処方となって一般販売化!

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ロート製薬 ヘリオホワイト
24粒 ¥2,400
炎症による色素沈着を起こしやすい日本人の肌向けに、ハトムギエキスやビタミンB群をプラス。

生まれもっての「スキンタイプ」日焼け止めを選ぶ

日本人の肌は大別して3タイプ。日差しを浴びた後、1すぐ赤くなり黒くはならない、2赤くなったあと黒くなる、3赤くならずに黒くなる。それぞれの肌に適した成分を配合。的確に紫外線トラブルを予防できる。

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大正製薬 コパトーン パーフェクトUVカット ジェルクリーム
右/スキンタイプI
中/スキンタイプII
左/スキンタイプIII
SPF50・PA++++ 40g 各¥900
Iは鎮静系エキス、タイプIIIは保湿成分や抗炎症成分、IIはその中間。ウォータープルーフで顔にも体にも使える。

ノンケミ処方の新トレンド「界面活性剤フリー」

「ノンケミカル処方」=略してノンケミは、紫外線吸収剤を使わず、紫外線散乱剤だけを使用した日焼け止めのこと。さらにここ数年、合成の界面活性剤を使用しない日焼け止めが登場しています。

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アヴェダ デイリー ライト ガード フルイド SPF30
SPF30・PA++++ 30ml ¥5,200
配合の植物成分がほのかに香る、肌に溶け込むまろやかミルク。保湿成分たっぷりで、乾燥や紫外線による肌あれを防ぐ。

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ヤーマン オンリーミネラル ミネラル CC クリーム N
SPF50・PA++++ 28g ¥3,500
天然由来成分約96%。ピタッと肌に密着して、ミネラルの膜で肌をカバー。これ1本でも、下地としても使える。

紫外線やブルーライトを美肌光線へと変換する光技術。

ミネラルを原料に作られた成分「トーンチェンジパウダーEX」は、紫外線やブルーライトを赤い光に変換。視覚的に肌を生き生きと見せるだけでなく、肌内部に届いて血行保進する効果も。これぞハイテクの極み!

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ロート製薬 オバジC ブライトキープベース UV
SPF26・PA+++ 25g ¥3,000
持続性ビタミンC誘導体や、ビタミンEなどのシリーズ共通美容成分を配合。キメを整えて肌を均一に見せる下地効果も。

汗をいい香りに変えるニオイ対応

暑い夏は、汗によるニオイも気になりがち。ボディ用の日焼け止めにニオイケア機能があれば重宝。資生堂は、ボディソープなどに採用されている汗の二オイを良い香りへと変換する技術を新採用!

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資生堂インターナショナル パーフェクトUVプロテクター
SPF50・PA++++ 50ml ¥4,500
汗をかくと防御力が高まるプルーフ技術を採用。ピタッと膜を形成し、ほこりなどの肌への付着も防ぐ。

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ハウス オブ ローゼ ミントリープ クール UVジェル
SPF50+・PA++++ 40ml ¥1,500(5月26日限定発売)
クールなつけ心地のジェル。汗を吸着するパウダー配合。清涼感ある香りでニオイを抑える。

ケミカルorノンケミカルを超えるハイブリッドな紫外線防御剤

各社がしのぎを削って進化させている技術のひとつが、ケミカル(吸収剤)とノンケミ(散乱剤)のハイブリッド化。お互いを融合させることで、バラバラでは得られなかった高い防御や低刺激処方が可能に。

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富士フイルム アスタリフト ホワイト パーフェクトUV クリアソリューション
SPF50 PA++++ 30g ¥3,900
独自のハイブリッド化防御剤を使うことで、肌深部に届く紫外線を高いレベルでカットできる下地。

 

\岡部美代治さんと弓気田みずほさんが最新トレンドを分析/
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(左)岡部美代治さん
ビューティサイエンティスト。化粧品会社の商品開発、マーケティングを経て独立。

(右)弓気田みずほさん
美容コーディネーター。百貨店にて化粧品バイヤーとして活躍の後、現職へ。

 

『美的』5月号掲載
撮影/河野 望 スタイリスト/石井くみ子 イラスト/長谷川まき 構成/もりたじゅんこ

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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