寝る前に塗るのはNG!? 逆効果になる「リップクリーム」の使い方3つ
季節はすっかり秋。乾燥しやすいこれからの時期は、リップクリームが手放せないという女性も多いかと思います。しかし、ここで見直したいのがリップクリームの使い方。使い方によっては、唇のトラブルを招く原因になってしまうことも!
そこで今回、エステ講師の経験を持つ筆者が、逆効果を招くリップクリームのNG使用法を3つご紹介します。
■唇のトラブルを招くリップクリームのNG使用法3つ
(1)寝る前にリップクリームを塗る
唇の保湿のため、寝る前にリップクリームをつけて寝る人も多いかと思います。しかし、この行為はNG。リップクリームに含まれる油分のせいで唇が荒れ、乾燥の原因になることも! 口紅同様、リップクリームも寝る前にしっかりクレンジングをする必要があります。
寝る前に唇の乾燥が気になった場合は、乳液を軽くなじませたり、睡眠時も使用可能なナイト用のリップクリームを使用したりするといいです。
(2)リップスティックを唇にグリグリ押し当てる
スティックタイプのリップクリームは、気温が低いと固くなってしまうこともあります。そんなとき、スティックを無理に唇にグリグリ押し当てるのはNG。唇表面が傷つき、乾燥しやすくなってしまうこともあります。また、唇を摩擦することで色素沈着の原因になることがあります。
リップクリームが固くなっていた場合は、あたたかい場所でやわらかくしてから使用したり、固くなりにくいチューブタイプのリップクリームを使用したりするといいでしょう。
(3)塗ったあとに唇同士をこすり合わせる
リップクリームを塗ったあとに、上唇と下唇をこすり合わせる女性は少なくありません。しかし唇はデリケートなパーツなだけに、摩擦が刺激となって唇の荒れや色素沈着を招いてしまうことも。塗ったあとは唇同士をこすり合わせないようにしてくださいね。
■口呼吸してない?唇の乾燥を悪化させる行動
普段何気なく行っている習慣の中には、唇の乾燥を悪化させてしまうものが多数存在します。以下4つは特に気をつけたいNG行動です。
(1)唇をペロッとなめる
乾燥した唇をペロッとなめる行動はNG。唇にもともとあった油分を取り去ってしまったり、なめた唇の水分が蒸発するときに、もともと唇にあった水分まで一緒に蒸発してまったりすることも。乾燥したときはなめずにリップクリーム等で保湿することが大切です。
(2)口呼吸ばかりしている
無意識で口呼吸をしているという人は少なくありません。しかし、呼吸で空気が何度も唇をかすめることで、唇はどんどん乾燥してしまいます。できるだけ鼻で呼吸するように心掛けましょう。口呼吸よりもウィルスが体内に入りにくいので、風邪予防にもつながります。
(3)唇の皮をむく
カサカサとめくれあがった皮があると、つい指でむきたくなってしまいますが、この行動もNG。無理に皮をむいてしまうと、唇の荒れが治りにくくなったり、出血したりすることも。
(4)合わない口紅を使い続ける
「この口紅を使いはじめて、唇の皮がむけやすくなった」といった経験をしたことはありませんか? 口紅によっては香料や着色料をはじめとした刺激が強い成分を含むものも存在します。使用中に違和感を感じたり、唇が荒れたりした場合は無理に使い続けるのではなく、すぐに使用をやめることが大切です。
「唇が荒れやすい……」という人は、自然素材の唇に優しいタイプの口紅を使ってみるのもおすすめです。
以上、逆効果を招くリップクリームの使い方と、唇の乾燥を招くNG習慣をご紹介しました。これらを参考に、プルッと魅力的な唇をキープしてくださいね。
初出:美レンジャー ライター:玉村麻衣子
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。