お悩み別ケア
2025.11.11

ヘアメイク只友謙也さん直伝! むくみを撃退してメリハリを仕込むテクをご紹介

今っぽい「メリ」「ハリ」顔になる! 潤い、血流、むくみオフetc. 美のプロが秘技を披露。顔のメリハリや凹凸はメイクで表現するもの、と思っていませんか? 実はメイク前の「仕込み」こそ、自然なメリハリ顔を生み出すキモ! 今回は、只友謙也さんの撮影直前ケアで瞬時にメリハリを仕込むテクをご紹介します。

EDIT: 美的編集部

美的編集部

美的編集部

2001年に創刊された美容専門誌『美的』(小学館)の編集部。「肌・心・体のキレイは自分で磨く」をキャッチフレーズに、タレント、モデル、カメラマン、美容家や美容ライターといった各分野のスペシャリストとともに、最新のビューティトピックを深く掘り下げた誌面作りがモットーです。2026年には創刊25周年を迎え、これまで積み上げた膨大な美容に関する最新の知見をもとに、美容に対して誠実なメディア運営に取り組んでいます。

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SOURCE: 美的 2025年12月号

2025年12月号

12 月号

10月22日頃発売 ¥980

過ごしやすい、けれど短い秋の訪れ。<br> 涼しくなってきたからこそ、しっかりメイクも楽しい時期。<br> でも、…

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ヘア&メイクアップアーティスト

只友謙也さん

ヘア&メイクアップアーティスト只友謙也さん直伝! 撮影直前ケアで瞬時にメリハリを仕込むテク

顔の余白を引き締めてパッと見でも写真でも“映える顔”に

幅広い世代のモデルやアーティストから支持される只友謙也さん。メイクルームで撮影直前に行う、即効で顔のメリハリを掘り起こす手技とは?

「いちばん大事なのは、むくみを取ること。特に朝起きたての顔はどうしてものっぺりしがち。光が当たる範囲が多いので、水分や筋肉のコリなど余分なものを抜いて、顔だちを引き締めていきます。ナチュラルに印象が整うので、引き算メイクでも映える顔に! 今回紹介する手技は難しいテクニックや道具は必要なく、摩擦レスで即効性は抜群。いつものスキンケアに取り入れやすいのもポイントです」(只友さん)

「雰囲気変わった?」「メイク変えた?」と思われるメリハリ印象を即つけるには?

アンサンブルニット¥8,789(ドゥクラッセ) ピアス¥3,300、ネックレス¥3,520、リング¥3,850( ロードス〈デイジールイス〉)

耳ツボ押しで顔の余白を引き締める
耳ツボ押しで鼻、頬、目、眉間などのむくみが解消。Tゾーンの骨格が強調されてメリハリ顔に。

食いしばりをリリースしてあご周りをスッキリさせる
かみ締めグセで固くなった咬筋(こうきん)はエラ張りの原因。ここをほぐせば小顔に見えてボトックスいらず!

チークいらずのナチュラルな血色感&リフトアップが大事!
側頭筋や後頭筋をほぐすと、下がった顔の筋肉が本来の位置に。血流も良くなって透明感もアップ。

美的リーダース須田真衣さんがTry!

Before

After

顔がモタつきやすいタイプという須田さん。只友テクを実践すると目元や輪郭がくっきり、鼻のむくみまで取れて鼻筋がシャープに。
「こんなに変わるなんて感動です」(須田さん)

耳ツボ押しでむくみオフ&血色感アップ!自然なメリハリを作る

「たった3分で体がポカポカする程代謝が上がるので、耳ツボ押しはイチオシのテクニック。朝のスキンケアをしながら、肌や手の滑りが良い状態で行うのがベストです」(只友さん)

\耳にはたくさんのツボが集中!/

あごや頬、眼など顔のリフトアップにつながるツボは耳下に集中。上部の「神門」は自律神経を整える効果が。「腎」や「肝」のツボは内臓から巡りが良くなって血色をアップ。


(1)親指と人さし指でつまんでツボを圧迫し、神門、「腎」&「肝」、リフトアップゾーンの順に放射状に引っ張って刺激。深呼吸をしながら行うと、酸素が巡って一層効果的。


(2)最後に体内の水分を排出してむくみを改善する「渇点(かってん)」のツボを中指でプッシュ。ここまでが1ルーティンで、4回繰り返す。


滑りの良いテクスチャーと清涼感のある香りが耳ツボ押しと相性抜群。
エリクシノール ボタニカルフレグランスバームUNWIND 15g ¥2,970

\気持ちいいと感じる強さで押します♪/\体がポカポカしてきました/

カットソー¥4,950(アバハウスインターナショナル オンラインストア〈アバハウス マヴィ〉)

固くなったあごの筋膜をほぐしてフェースラインをスッキリ

咬筋が固くなると周囲の血流が悪くなり、筋肉がどんどん肥大化して下半顔がもったりベース形に。スキンケアをしながら毎日ほぐすことを習慣に!

ポイントはココ!

食いしばるとグッと盛り上がる頬の筋肉が「咬筋」。指で触れながら確認するとわかりやすい。

\グーッ/

人さし指と中指の第2関節で咬筋をグーッと押し込み、筋肉を緩めるように揺らしてマッサージ。肌をこすらないように気をつけて。

\名づけて豚のひづめ/

親指を内側に折り、畳んだ人さし指と中指を乗せて固定する。

仕上げのヘッド&フェースマッサージで全体をリフトアップ

僕の経験上、後頭部や背面を緩めた状態から側頭部をマッサージすると、顔全体のリフトアップ効果が長続きするんです。仕上げのスキンケアでフェースラインを“ロック”すると完璧です!

HEAD


(1)後頭部の生え際のくぼみ“ぼんのくぼ”を親指で刺激しながら、顔を天井に向けて首を伸ばす。目の疲れや肩コリ解消効果も。


(2)側頭部を手のひらでプッシュしながらグーッと引き上げて、グリグリとほぐす。

FACE

(3)引き締め作用のある集中ケア美容液を使って、手でフェースラインを引き上げるようになじませる。


引き締まったなめらかな肌を速攻でかなえる集中ケア美容液。
ファチュイテ リニューアレイジ アンロックセラム 50ml ¥13,750

\スキンケアをしながら気軽にやってみて!/

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

EDIT: 美的編集部

2001年に創刊された美容専門誌『美的』(小学館)の編集部。「肌・心・体のキレイは自分で磨く」をキャッチフレーズに、タレント、モデル、カメラマン、美容家や美容ライターといった各分野のスペシャリストとともに、最新のビューティトピックを深く掘り下げた誌面作りがモットーです。2026年には創刊25周年を迎え、これまで積み上げた膨大な美容に関する最新の知見をもとに、美容に対して誠実なメディア運営に取り組んでいます。

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撮影: 中島 洸(人物)

スタイリスト: 角田かおる

ヘア&メイク: 只友謙也(LINX)

モデル: 須田真衣(美的リーダーズ)

構成: 野村サチコ

SOURCE: 美的 2025年12月号

2025年12月号

12 月号

10月22日頃発売 ¥980

過ごしやすい、けれど短い秋の訪れ。<br> 涼しくなってきたからこそ、しっかりメイクも楽しい時期。<br> でも、…

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