お悩み別ケア
2023.12.31

寒暖差でかゆみが加速…冬の「かゆみ」に関する疑問にプロが回答!

冬の乾燥で引き起こせれる肌のかゆみについての疑問を、専門家たちが回答してくれました。

医師

野村有子先生

料理家・国際中医薬膳師

ちづかみゆきさん

Q.頭皮がかゆくなり、フケのようなものが出てきます。どうすればいい?

A.乾燥しているかどうかで対処法を変えて

医師

野村有子先生

「頭皮が乾燥している場合は、キュレルの湿スプレーなどで頭皮を保湿してあげることで解決できます。でも、もし頭皮がベタついている場合はマラセチアというカビの一種が原因である可能性が高いので、皮膚科に行って薬を処方してもらった方が治りが早いと思います」

Q.冷え症だからか、冬は足の指先が赤く&かゆくなります。予防と対策法が知りたい!

A.体に急激な温度差を与えないように

医師

野村有子先生

「足先が赤く&かゆいのは、しもやけのような状態。しもやけは急激な温度差によって起こるので、入浴の際はいきなり湯船につかるのではなく、かけ湯をしてから入ってみて。それでもダメならビタミンE配合のハンドクリームを使うのもGOOD」

Q.冬は寒暖差でかゆみが加速。どうすれば寒暖差に左右されない肌になれますか?

A.普段から冷えない対策を!

医師

野村有子先生

「上着やひざ掛けなどで普段から体を急激な寒暖差にさらさない工夫をすることが大事。汗でかゆみが出る場合もあるので、下着は綿で通気性の良いものを選びましょう」

Q.冬はアトピーが悪化して、体中がかゆくなります。病院に行くほかに、自分でどんな対策をとるべき?

A.香りの良い食事などでストレス発散!

料理家・国際中医薬膳師

ちづかみゆきさん

「柑橘の皮やハーブをいっぱい効かせた食事をとってストレスを発散する、アロマテラピーを受けてリラックスする、肌の潤いを高めるたんぱく質を多めにとるなどが◎。夜ふかしをしない、血糖値を上下させる白砂糖をとりすぎないなども」

 

『美的』2024年1月号掲載
イラスト/きくちりえ(Softdesign LLP) 構成/内田淳子、長島理子、有田智子、齊藤みなみ(本誌)

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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