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お悩み別ケア
2023.2.15

次世代ピーリング成分PHAは肌へのやさしさで大注目【加藤智一「40代以降のコスメは成分で選ぶ!」Vol.1】

いま美容業界で、注目の美容成分をピックアップ! 友だちとの美容トークでも「この成分、知ってる?」と思わず話したくなる話題の成分をご紹介します。第一弾は、ランコムから発売される美白美容液、クラリフィック ブライトニング セラムでフィーチャーされている「PHA」です!【加藤智一「40代以降、コスメは成分で選ぶ!この成分がスゴイ」Vol.1】

韓国発ウォーターピーリングから着想を得て開発

ランコム インターナショナルサイエンティフィック ディレクター

アニー・ブラックさん

加藤智一 「PHA」とは簡単に言うと、どんな成分なのですか?

アニー・ブラックさん「PHA」は“次世代の酸”と呼ばれる成分です。なぜ次世代と呼ばれるかというと、これまで用いられてきたグリコール酸のようなAHAや、サルチル酸などのBHAよりも肌への刺激がマイルドなことにあります。しかも、「PHA」は分子が大きいため、前述の酸のように肌の奥まで浸透することなく、肌表面にとどまり、肌の水分量を増やしながらピーリング効果を発揮する、という特長もあります。

加籐 なるほど! 肌にやさしいのは嬉しいですよね。ただ、そうなるとピーリング効果も弱くなるということ?

アニー いえ。決してそうではありません。私たちの試験では、1%の濃度の「PHA」は、30%の濃度のグリコール酸と同程度の角質除去効果が得られることが明らかになっています。

加籐 え! それは凄いですね。刺激が少ないながら、充分なピーリング効果があるということ?

アニー その通りです。古い角質を取り除き、角質の生まれ変わりを促進させることで、肌の内側から透明感を与えてくれます。また、肌の水分量を増やすことで、うるおいを与えて、ふっくらとさせる効果も得られます。

加籐 まさに“次世代”というワードにぴったりですが、そもそも、この「PHA」はどこからやってきたというか(笑)、どうやって開発されたのですか?

アニー もともと韓国で大人気の美容施術「ウォーターピーリング」に着想を得て、開発された成分です。強力な効果がありながら、マイルドな作用で肌の明るさを引き出してくれる、ということで人気の施術です。おそらく、今後は日本のクリニックでも多く採用される成分ではないでしょうか? マイルドなピーリングに適した成分として認知されているので、これから発売される化粧品にも配合されていくと思います。

加籐 そして、こちらの「PHA」は、ランコムから発売されるクラリフィックの新作美白美容液にも採用されていますよね。

アニー はい。クラリフィック ブライトニング セラムには3つの主要有効成分のうちのひとつとして採用しました。まず、肌にやさしいPHAを10%配合しており、肌のターンオーバーを促しながら、高い保湿効果を与えます。続いて、純度の高いナイアシンアミドが、シミに働きかけ、肌トーンを均一に保ちます。そして、3つ目がフランス産のブナの芽エキスで、透明感に影響する肌の大切な酵素の働きを高めます。「PHA」は、ほかの2つの成分との相乗効果を発揮して、角質ケアと美白を同時に行います。

それにより、より高いブライトニング効果が期待できますよ。

加籐 ピーリングと美白を1本で同時に行えるとは、なんて時短!(笑)やはり40代以降になると、肌悩みも増えていくので、こうしたマルチな働きを発揮する美容液は手放せなくなりそうです!

スゴイ成分、“PHA”を配合した、ランコムの最新美白美容液、クラリフィック ブライトニング セラム
多くのベストコスメ賞を獲得しているランコムのクラリフィックシリーズに美白美容液が登場。肌にやさしい処方ながら、ピーリング効果とブライトニング効果を両立。明るく冴えた、うるおい肌へと導いてくれる。[医薬部外品] 30ml ¥16,500、50ml ¥23,100(2月10日発売)

美容ジャーナリスト
加藤智一
25ans(ハースト婦人画報社)など、女性誌の美容担当を経て独立。女性誌・男性誌・新聞など、さまざまな媒体で執筆中。講演・PRアドバイスでも活躍。著書に「お洒落以前の身だしなみの常識」、「思わず触りたくなる美肌をつくる身だしなみメイク」(ともに講談社)などがある。

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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