憧れの石井美保肌になるためのこすらいないケア法|洗顔や化粧水、クリームのつけ方まで徹底解説
「肌にいいことも悪いことも、日々の積み重ね。私が最も大切にしているのは、毎日のルーティンなお手入れで肌をこすらないことです」と石井さん。摩擦を起こさないためのコスメの使用量、手の動かし方を詳しく教わりました!
石井流・毎日の“こすらないケア”詳細メソッド
手を横に“引く”のは基本NG。“なじませる”“押す”動作で汚れを浮かせ、潤いを入れ込む
\基本の動作は“押す”のみです/
【STEP 1】クレンジングは量がカギ。たっぷりなじませて、メイクを浮かせる
「クレンジング料は、こすらなくてもメイクが浮かび上がるようたっぷりの量を使うことが大切。メイクが濃いならバームやオイル、薄めならクリームやミルクなど、メイクの度合いに合うものを選ぶことも必要です。顔全体に優しく広げ、手のひらでプッシュするようにして汚れとなじませ、ぬるま湯ですすぎます」(石井さん)
\最低でも規定量を。しっかりメイクの日は量を増やして。たっぷりと/
\顔全体になじませた後、手のひらで吸着するように/
【STEP 2】洗顔は泡に汚れを吸着させるような気持ちでポフポフ押し洗い
「泡立つ洗顔料の場合、泡の表面に汚れを吸着させるべくしっかり泡立てることがこすらず汚れを落とすカギになります。泡を両手に広げたら、ポフポフと顔の上をバウンドさせて押し洗いを。細かい部分は指の腹でこすらず押し洗いして、冷た過ぎない水ですすぎます。泡立たない洗顔料の場合はクレンジングと同様に」(石井さん)
\たっぷりの泡を作ったら両手に広げます/
\泡でポフポフ押し洗いし汚れを泡に吸着させて/
【STEP 3】化粧水・美容液・乳液・クリームはすべて手のひらで押すように浸透させる
「洗顔後、肌につけるものはすべて両手のひらや指の腹に薄く広げ、それを肌に“転写”させるように押してなじませます。手を横に引かず、マッサージもしません。こすらずにすべてのお手入れを終えると、肌にかかる負担が格段に減り、徐々に乾燥しにくくなって、くすみや赤みもない肌へと変わっていきます」(石井さん)
\すべての保湿アイテムはまず、両手に広げます/
\薄く広げたものを肌に転写するようになじませて/
そーっと転写
\細かい部分は指の腹で。手に余ったものを薄く広げます/
\目元や口元の凹凸には、指の腹で薄くふわっと転写/
ネックケア 首のケアはあごを上げてシワを伸ばしてから優しくなで下ろす
「首の肌はシワができやすい部分。お手入れの最後、あごを少し上げてシワを伸ばし、手に余ったものをそーっと優しくなで下ろすようになじませると、シワが目立たなく」(石井さん)
\手を横に引かず押す習慣、つけます!/
『美的』2022年2月号掲載
撮影/長谷川 梓(人物)、松本拓也(静物) ヘア/大野朋香(AIR) スタイリスト/青木宏予 構成/大塚真里
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。
トータルビューティサロン『リッシュ』オーナー。コスメ好きとして雑誌に登場したのをきっかけに見る見る出演が増え、美容家として注目を浴びている。