気軽にオーガニックを楽しめる「アルジェラン」のスキンケアがリニューアル!【渡辺佳子さん連載vol.196】
「オーガニックは、限られた人が使う高級で手の届かないものではなく、気軽に日常使いできるものであるべき」という考えから開発をスタートし、2012年に誕生した「アルジェラン」。2020年にはブランド誕生8年目を迎え、スキンケアが大きくリニューアルとなりますので、今回はその詳細をお伝えしたいと思います。
ドラッグストア・マツモトキヨシのオリジナルブランドとして生まれたアルジェランは、ヘアケアから始まり、ボディケア、リップケア、スキンケアと徐々にアイテムを充実させてきました。
最近はオーガニック&ナチュラルコスメだけでなく、美容界内での自然素材追究がめざましく進み、環境問題への意識も急激に上がってきたことを実感します。そのような時勢の中、アルジェランは、「しっかりとデータに基づいたオーガニックの可能性」「サステナビリティを始めとする社会貢献」を柱にして進化しました。
新スキンケアシリーズには、独自にテストし選定した植物複合成分が配合されています。植物の選定は、肌の元気さのバロメーターとなる「巡り」をサポートするという観点から行われました。
選ばれたのは次の5つの植物です。
■ウンシュウミカン果皮エキス
■パッションフルーツ種子油
■ダルスエキス(赤い海藻、紅藻類の1種から)
■バオバブ種子油
■アシタバ葉/茎エキス
これらの植物から成る独自成分を「フィトフォースコンプレックス」と名づけ、アイテムごとに最適な比率で配合。ナチュラル成分95%以上、オーガニック原料20%以上で作られています。ほとんどのアイテムでコスモスオーガニック認証を取得。
さらに注目したいのが、気持ちをリラックスさせる香りづけのこだわり!
「緊張状態をほどいて、心も肌もいい状態に」という機能を持たせた香りのベースとなるのは、クラリセージ、ネロリ。フランキンセンスの精油。
副交感神経が優位になるようにアプローチする香りで、その結果、リラックスした状態を作って巡りを促してくれるというわけ。100%精油のブレンドです。このベースに、スキンケアのプロセスによって加えられている香りもあり、それについては以下でピックアップするアイテムごとにご案内します。
【メイン推しは、高保湿化粧水】
オーガニック認証 高保水化粧水 180ml¥1,500
肌が自ら水を巡らせる力に着目したオーガニック認証の高保水化粧水です。巡りをサポートするための植物エキスを厳選し、共通成分のほかにザクロ果実エキスを配合。ベースの香りにシダーウッド・バージニア精油、ベチバー精油が加えられ、深いリラックスを誘います。
【いろいろに使える万能セラムオイル】
オーガニック認証 セラムオイル 30ml ¥1,980
ブースターとしても美容液としても、スキンケアの最後の仕上げとしても使えるオイル。共通成分を構成するものの中でもパッションフルーツ種子油を最高濃度で配合。さらにセラミドなどの資質を多く含むカラスムギ穀粒油がシリーズ最高濃度になっています。セントジョーンズワートエキスで肌トラブルにも対応。香りはベースのほかに、パルマローザ精油、イランイラン精油を加えて、心が穏やかに落ち着くようになっています。
【柔らかなうるおいバリアのための乳液】
オーガニック認証 モイストバリア乳液 120ml ¥1,500
みずみずしくなじみ、うるおいで肌を包み込むような乳液。共通成分のほかに、ユキノシタエキスとマルーラオイル配合。ベースとなる香りに+ベルガモット精油、ヒノキ精油。
【軽いタッチなのに濃厚なベール】
オーガニック認証 保護クリーム 50g ¥1,700
乾燥などの外的ダメージから肌を守るクリーム。共通成分以外にシアバター、シャクヤク根エキスなど配合、香りにはベースとなるものにパルマローザ精油、イランイラン精油が加えられています。
最後に、持続可能な環境のために原料、資材、製造方法などへの取り組みについて。素材全般は、産地、土地の土壌や栽培方法、抽出法などが明らかなものを積極的に活用。パッションフルーツ種子油、ウンシュウミカン果皮エキスについては、いままで廃棄されていたジュース製造後に残る素材を利用しているとのこと。バイオマス容器の積極的な採用、森林保護への配慮、環境対応型インキの採用など、容器や資材についても配慮する目標を立てています。
ドラッグストアでお手軽に買うことができるブランドが、ここまで社会貢献を目ざそうとする姿勢は素晴らしいことだと思います。予算的にも変わらずありがたい価格設定ですので、オーガニックを試してみたい人、続けていきたい人はぜひマークしてみてください!
製品や取り組みについてさらに詳しいことはHPへ=>www.matsukiyo.co.jp/mkc/argelan/
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。