スキンケアニュース
2009.10.27

世界最大級の展示会を日本で開催!「BioFach Japan オーガニックEXPO」

10月7日〜9日、東京ビッグサイトで開催された「BioFach Japan オーガニックEXPO」に行ってきました。「BioFach」はドイツ語で「オーガニック専門」という意味を持ち、ドイツをはじめ日本、アメリカ、ブラジル、中国で開催される、世界最大級のオーガニック・ナチュラル関連製品の展示会です。

今回の展示会には世界22ヵ国 (日本を含む) から229社が出展。化粧品では「Drハウシュカ」や「ニールズヤード レメディーズ」などおなじみの製品から日本未発売の製品まで、食品では野菜・穀物・果実・食肉・飲料・ワイン・加工食品などの様々な製品が、その他雑貨製品やサービス業等がひしめき合って賑やかに出展していました。

まず向かったのはコスメのコーナー。目立っていたのはアルガンオイルを使ったコスメのブースが多いこと! モロッコの南西部でしか育たないアルガンツリーの実から抽出されるアルガンオイルは、古来より食用やスキンオイルとして使用されてきました。ビタミンEをオリーヴオイルの2〜3倍含み、ポリフェノールも豊富。貯水力があり、エイジングケアにも有効なオイルとして注目を集めています。

人だかりができていたところを覗いてみると、スキンケアブランド「ナチュレル アルガン」のブースが。アルガンオイル初心者の私は、フェース・ボディ・ヘアなど、マルチに使える100%オーガニックの「ピュア アルガン オイル」を使ってみたいと思いました!オーガニックコスメの認証の1つである「COSMEBIO(コスメビオ)」のマークもしっかりチェック。

食品コーナーで見つけたのが美味しそうなバウムクーヘン。黒富士農場(山梨県)のオーガニック卵にフランス産BIOの無塩バターを組み合わせて作った、この日しか食べられない幻のバウムクーヘンなのだそう! 試食させていただくと、本当に美味しくてびっくり!! 黒富士農場(山梨県)のオーガニック卵は、農薬を使っていない牧草を食べ、有機農法で作られた土の上で、のびのびと放牧されている鶏達が産んだもの。

安全な上に美味しいオーガニック食材の存在に目からウロコ状態……になっていると、今度はオーストリアパビリオンの方からコーヒーの良い香りが。香りの先にあったのは、自家焙煎珈琲店の「ゴルトシュミット」のブース。オーガニックコーヒー豆でカプチーノを作っていただきました。あまりにも美味しかったので購入したいくらいでしたが、今回は展示出店なので残念ながら買えませんでした。

再びコスメのコーナーを歩いていると、国産オーガニック甘夏の花を使用した「甘夏花水」に出会いました。美肌効果のあるネロリ成分をたっぷりと含んだこの「甘夏花水」は、完全無農薬栽培を30年以上続けているとうい山で育った甘夏の花のみ蒸留して得られるもので、紅茶などに混ぜるとあっという間にハーブティーになるというから驚き。試飲させていただくと確かにオレンジティーのような味でした。

世界中で急速に発展しているオーガニック。私もこの展示会でいろいろなブースを回ってみて、食べ物も化粧品も安全なものと購入したいという気持ちが高まりました!「BioFach オーガニックEXPO」は日本からブラジルまで、有機の仲間同士が出会い、意見を交換し、成長するというオーガニックムーブメントのための素晴らしい機会を提供しています。次に日本で開催されるのは来年9月の予定。確かな安全性と機能を持った製品と出合えることに期待!

*text by 美的.com*

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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