祝☆ザ・ボディショップ 日本上陸20周年

突然ですが、みなさんはザ・ボディショップのお店の色がなぜ緑なのかご存じですか？ 実は1976年にイギリスのブライトンという街で、あるひとりの女性が自然原料をベースにした化粧品の製造・販売のお店を手作りした当初、壁のシミがあまりにもひどく、すべてのシミを消すには緑色しかなかったからなのだとか。そう、このお店というのが現在の「ザ・ボディショップ」の原点であり、この女性が創業者の故アニータ・ロディックさん。彼女は“企業には世界をよくする力がある”と、化粧品の動物実験反対や環境問題、独自のフェアトレードプログラムなどに積極的に取り組みながら、「ザ・ボディショップ」を世界64か国に展開するビッグコスメブランドへ成長させたのです。

そして、ナチュラルコスメやオーガニックコスメという言葉がまだ一般的ではなく、環境や貧困問題に取り組む企業も少なかったバブル崩壊寸前の1990年。表参道に日本１号店をオープンさせ、日本におけるナチュラルコスメのパイオニア的ブランドとしての地位をきづいてきました。そのザ・ボディショップが、日本上陸20周年を迎えるにあたり打ち出す、スペシャルなニュースをふたつご紹介。

まずひとつめは、“オリジナルズ”と銘打った人気アイテムの復刻キャンペーン。イメージは当時のまま、品質の向上はもちろん、新たにフェアトレード要素を取り入れたり、100％再生可能な容器へと改良。すでに1月に限定発売された第１弾のバナナシャンプーとコンディショナー、ファジーピーチのバス＆シャワージェル、キャロットオイルのクリームに加え、４月23日に注目の第２弾としてフレッシュなデューベリーのボディシャンプーとボディローション、爽快感のあるアイスブルーシャンプーの３製品が登場します。７月には第３弾も予定しているとのことなので、ご期待くださいっ！

そしてもうひとつは、5月14日に遂にブランド史上初となるオーガニック認証“エコサート”を取得した、ファーストエイジングライン“ニュートリガニクス”のデビュー。ババスというヤシ科の木から抽出したババスオイルをはじめ、全15種類のオーガニック成分と天然由来成分が初期のエイジングサインに働きかける保湿効果抜群のラインナップになっています。これまで培ってきた独自のフェアトレードプログラム“コミュニティトレード”や、オーガニック原料を使用した製品化の実績など、ザ・ボディショップだからこそ実現したスキンケアラインと言えるでしょう。

個人的な話で恐縮ですが、私が化粧品に興味をもつきっかけになったのもこのブランドのおかげ。ヘンプシリーズが発売された1998年、イギリスでザ・ボディショップの工場見学をする機会があり、このブランドの製品へのこだわりはもちろん、環境や社会に対する活動について学び、コスメが人を幸せにできる可能性の大きさに感動を覚えたものでした。

そんな個人的な思い入れもあるザ・ボディショップの20周年に、そして、化粧品を通して人も、社会も、環境もＨＡＰＰＹにするザ・ボディショップの活動に、今後も目が放せません！

取材日：2010/2/26（ＦＲＩ） 英国大使館 大使公邸

ザ・ボディショップ［HP］http://www.the-body-shop.co.jp/

[商品情報]
【4月23日限定発売／日本上陸20周年記念 復刻製品第２弾】
デューベリー バス＆シャワージェル 250ml ￥945
デューベリー ボディローション 250ml ￥1,260
アイスブルー シャンプー 250ml ￥945

【5月14日発売／ニュートリガニクスシリーズ】
フォーミング フェイシャルウォッシュ ＮＵ 150ml ￥1,890
リフレッシング トナー ＮＵ 200ml ￥2,625
スムージング セラム ＮＵ 30ml ￥3,990
スムージング デイクリーム ＮＵ 50ml ￥3,675
スムージング ナイトクリーム ＮＵ 50ml ￥3,990
スムージング アイクリーム ＮＵ 15ml ￥2,940
スムージング マスク ＮＵ 100ml ￥3,675

※価格表記に関して：2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。