洗顔・クレンジング
2017.7.24

暑いからつい…やりがちケアで汚肌に!「夏のNGお手入れ」5つ

季節によって肌状態は変化しがち。特に夏は、肌に大敵な強い紫外線が降り注ぐほか、汗やテカリ、エアコンによる乾燥など、考えてみると肌の不調を招く要因がたくさん。

だからこそ、毎日のお手入れを正しくしっかりすることが大切。今回は、スキンケアアドバイザーの資格を持つ筆者が、夏にやりがちなNGスキンケア5つについてお伝えします。

 

NG1:全体を一気に!ササッと手抜きクレンジング

長期の休みや楽しいイベントもあり、何かと忙しくなる夏。一日の疲れに負けてしまうと、顔全体にクレンジングを伸ばしとにかく手早く落としたくなるもの。しかし、ゴシゴシと強い力でメイクを落としてしまうと、肌が傷みます。

ウォータープルーフでなくても、最近のマスカラや口紅は落ちにくいものも多くなっているので、それらを使用したときはポイントメイク専用のリムーバーを使うようにしましょう。

専用リムーバーをコットンに染み込ませたら、必ず肌に強い摩擦を与えないよう、目元や口元に乗せ1分ほどおき、馴染ませてからゆっくりと動かしてくださいね。その後、全体のクレンジングは肌への負担を極力少なくするため、時間をかけすぎず1分を目安に優しく行いましょう。

 

NG2:必要な皮脂まで!ゴシゴシ洗いすぎな洗顔

日本の夏は気温も湿度も高く、皮脂の分泌量が一年のうちで最も増える時期。しかし、皮脂分泌の量は年齢によっても変化があり、実は20代後半からは急激に減少します。

テカリが気になってしっかり落としたいと思っても、過度な洗顔には注意が必要。長い時間をかけたり、刺激を多く加えると、肌に必要な皮脂まで落とすことに。さらには水分量も減ってしまい、乾燥やくすみなどの不調につながります。

洗顔は一日で朝晩2回を目安にし、洗顔料をよく泡立てて指の腹を使い泡で洗うよう馴染ませます。皮脂が多いTゾーンから始め、その後フェイスラインや頬にも洗顔料をのせ素早く洗ったら、すすぎ残しがないようしっかりとすすいでくださいね。

 

NG3:暑さに勝てない!冷たい水で顔を洗う

暑い夏には、冷たい水で顔を洗いたくなるもの。しかし、冷水では洗顔料が充分に泡立たなかったり、毛穴の奥のメイク残りや皮脂などの汚れが残りやすくなってしまいます。

かといって高すぎる温度でも肌の乾燥を招くので、顔を洗うときにはぬるま湯で洗いましょう。少しぬるいと感じる32℃くらいの温度で洗うようにしましょう。

 

NG4:汗がひいてから!お風呂後は保湿をあと回し

気温が高いと、お風呂やシャワーのあとでもすぐに汗をかいてしまったり、なかなか火照りが治まりませんよね。そんな中スキンケアをするのは、ベタつきが気になって正直あまり気が進まないもの。

しかし、洗顔後は肌がもっとも乾燥しやすい状態。エアコンやドライヤーの冷風を少し身体や顔に当ててから……ではどんどん乾燥してしまいます。なるべくすぐに化粧水を顔全体につけるようにしましょう。

『美レンジャー』の過去記事「洗顔後の1秒が重要!“誰もが美肌になると話題”プロの化粧水テク」でご紹介したように、ミストローションをお風呂場に一つ用意しておくのもおすすめです。化粧水のあとには、乳液やクリームでの保湿も忘れず行いましょう。

 

NG5:トラブル悪化!やりすぎな毛穴ケア

皮脂が多く分泌される夏に気になるのが毛穴。黒ずみをなくそうとゴシゴシ擦ったり、毛穴パックを頻繁に行ってはかえって肌へのダメージになります。

毛穴トラブルを改善するには、毎日の丁寧なスキンケアとトラブルの種類にあったな適切な対処が大切。『美レンジャー』の過去記事「イチゴ鼻にミカン肌…あなたの毛穴はどれ?お悩み別“正解毛穴ケア”」では、その方法についてご紹介しているので参考にしてくださいね。

また、角栓をオフしたいという人は、過去記事「角栓ゴッソリ!鼻の黒いボツボツを“綿棒とオイル”で簡単オフする技」で紹介している方法を試してみてもよいかもしれません。オフしたあとは、しっかり保湿するのを忘れずに!

 

肌に負担がかかりやすい夏こそ、丁寧なスキンケアを心がけて美肌をキープしましょう。

 

初出:美レンジャー  ライター:クレメント理沙子

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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