洗顔・クレンジング
2017.2.8

NGクレンジングで…老け肌に!スグ見直したい「メイクの落とし方」

ポツンとできたニキビに、老けて見えやすい肌のくすみ……。「年齢を重ねれば仕方ない!」と諦めていませんか? もちろん加齢が原因の肌悩みもありますが、美肌をつくるために、なんとしてもこだわっていきたいのがクレンジング! スキンケア用品にいくらこだわっていても、肌に汚れが残ったままだと、角質層に思うように浸透してくれません。

そこで今回は、美容ライターとして活動する筆者が、決してやらないようにしている“NGクレンジング”をご紹介します。

 

■ポイントリムーバーを使わずにアイメイクをオフ

まず、ウォータープルーフのマスカラや落ちにくいリキッドアイラインなどのアイメイクをしている場合は、はじめにアイメイク用ポイントリムーバーを使用しましょう。

最近のウォータープルーフ仕様はとても優秀なため、クレンジング剤だけで落とそうとすると、ゴシゴシと強くこすらないと落とせないことも。しかし肌への摩擦は、小ジワやシミをつくる原因となってしまうので絶対にNG。

ポイントリムーバーをコットンにたっぷりと染み込ませたら、まぶたの上に数秒間のせてしっかりメイクと馴染ませます。強くこすらないように気を付けながらするんと落としていきましょう。

目のキワやまつ毛の間などの細かい部分は、綿棒を使用してください。

 

■ファンデーションに合わせたクレンジングを使っていない

クレンジング剤はよく落ちそうなものを選びがち……。ですが、ベースメイクの濃淡に合わせて選ぶ必要があります。

クレンジングの種類は、洗浄力の高い順から、オイル→リキッド→ジェル→クリーム→ミルク(どれも油性か水性、ブランドによって変わる場合があります)となっています。

つまり、普段フェイスパウダーだけのナチュラルメイクの方がオイルでガッツリ落としていたり、逆にSPFの高い日焼け止めや油性のファンデーションを使っているのにミルクタイプのクレンジングを使用していては、汚れが残ってしまい肌トラブルの原因となってしまう可能性があります。

何を使っていいのかよくわからない場合は、ファンデーションと同じブランドのクレンジングがおすすめ。同社のベースメイク化粧品に合わせてつくられている場合が多いため、メイクをキレイに落としやすいでしょう。

 

■とにかく摩擦はNG!クレンジング剤はたっぷり使用

化粧水をたっぷりと使用するように、クレンジング剤も惜しみなく使用していきましょう。量が少なく、手指の感触が直接伝わっているようでは肌への刺激になっています。肌と手の間を1mmほど離して調節をし、摩擦を起こさないように洗顔をしてください。

 

■W洗顔のメリットとデメリット

夜の洗顔の中でも意見が分かれるのが“W洗顔”です。

W洗顔とは、メイクの油性汚れを“クレンジング”で落とした後に、ホコリや皮脂などの水性汚れを“洗顔料”で落とすというもの。ここでは、W洗顔のメリット、デメリットを見ながら、肌に合う方法を考えてみましょう。

【メリット】

ホコリや皮脂の他にも、クレンジング剤が毛穴に残っている場合があるため、キレイに落とすためにはW洗顔が有効。

【デメリット】

肌への負担が増えるため、乾燥などの肌トラブルを引き起こしやすくなります。洗顔後肌がヒリヒリしたり赤くなっている方は、W洗顔の見直しが必要かもしれません。

最近では、クレンジング剤に“W洗顔不要(必要)”と記載している商品も多いので、肌トラブルがよく起きるという方は一度、W洗顔を見直しましょう。

 

■シャワーを顔にバシャー!もNG

最後に、すすぎのポイントを見ていきましょう。すすぐときは、人肌程度の“ぬるま湯”で行うのが理想的。手で水を触ってみて、熱くも冷たくもない温度に調節しましょう。

入浴中に洗顔を行う方も多いかもしれませんが、熱すぎるお湯や、シャワーを顔に当てることは、肌への刺激となってしまいます。必ず温度を下げ、ぬるま湯を手の平ですくって優しくすすいでください。

 

スキンケアは、まずクレンジングから。生活習慣に気を付けていても肌トラブルが治らない方は、上記を参考にしてみてくださいね。

 

初出:美レンジャー  ライター:鈴木たかこ

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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