洗顔・クレンジング
2014.6.6

1分で魔法の泡立ち!ネットを使わず「肌によい洗顔泡」をつくる技

みなさんは、洗顔料をしっかり泡立てて使用していますか? 「面倒くさくて泡立てていない」という人も少なくないようです。しかし、しっかり泡立てないとメイクや汚れを落としきれず、乾燥をはじめとした肌トラブルを起こしやすくなります。

面倒だと思われている洗顔の泡立ては、実はコツさえつかめばたった1分で、ホイップクリームのようなきめ細かい泡をつくることができます。

そこで今回は、短時間できめ細かい泡をつくる”泡立てのコツ”をご紹介します。

 

■なぜ泡立てる必要があるのか?

洗顔料を泡立てることで、以下のようなメリットが得られます。

(1)肌への負担を軽くする

(2)泡が汚れを吸着する

泡立てずに使用すると、手の摩擦で肌に大きな負担がかかってしまいます。泡立てることで、泡が手と肌の間でクッションのような役割をしてくれるため、負担なく汚れを落とすことができるのです。

また、きめ細かい泡で洗うと、泡の表面が肌の上を転がり、毛穴などに入り込んだ汚れまで、しっかり吸着することができます。多くの洗顔料は、泡立てることを計算してつくられているので、泡立てずに使用すると肌への刺激となり、肌が乾燥する可能性もあります。

 

■泡立てネットを使用するのはアリ?

泡立てネットを使用するのはOKですが、使用後、洗面所やお風呂場に置いておくと、雑菌が繁殖する可能性があります。毎回しっかりと干して乾かすことが大切です。

また、ネットでつくることができる泡のきめ細かさには、限界があります。理想的な泡にするには、さらに手で泡立てる必要があります。

この2点を踏まえて考えると、実は手で泡立てた方が意外と手間がかかりません。その方法をお伝えしましょう。

 

■1分できめ細かい泡をつくるコツ

洗顔は、必ず清潔な手とぬるま湯で洗うようにしてください。写真を参考にきめ細かい泡を手でつくってみましょう。

(1)洗顔フォームを適量出して、手のひら全体に広げる

各商品、適量の記載があるかと思います。適量を出し、ハンドクリームを伸ばすように手のひら全体に軽く広げます。

(2)1円玉分のお湯を手のひらにのせ、やさしく広げる

手のひらを少しくぼませ、お湯を2~3適たらします。そのお湯をやさしく力を入れずに、手のひら全体になじませます。子猫をなでるようなイメージでお湯を広げていきましょう。洗顔フォームとなじんだら、これを2~3回繰り返すと、だんだん表面が泡立ってきます。

(3)手のひらをお椀にして泡立てる

手のひらをお椀の形にして泡を集めます。2~3適のお湯を加え、お椀と逆の手で卵をかきまぜるように、リズミカルに泡をかき混ぜます。泡をつぶさないようにかき混ぜるのがポイントです。これを2~3回繰り返すときめ細かいホイップクリームのような泡が完成します。

(4)逆さにしても落ちない泡にする

下記写真のように、目安は手の平を下にしても落ちないくらいまで泡立てること。この泡で肌を包み込むようにやさしく洗うと、負担なく汚れを落とすことができます。

 

たったこれだけで短時間で簡単に泡立ち、きめ細かい泡が完成します。お肌のためにも、ぜひ実践してみてくださいね。

 

初出:美レンジャー  ライター:玉村麻衣子

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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