大高博幸の美的.com通信（160）ネイルのツヤを復活させるには？アトランダムQ&A No.19

Q この連載、特にベージュオンパレードのシリーズを熱心に読んでいます。ひとつ知りたいのは、丁寧に塗ったベージュのネイルのツヤが失せて、色も鈍くなってきた時の上手な対処法です。塗り直せばいいコトは分かっていますが、あと2日程、なんとか持たせたいって時がよくあります。仕事の休みが一定していないのが、その第1の理由です。そんな時、トップコートをかける以外に上手なごまかし方法などありましたら、ぜひ教えてください。　（BEIGE LOVER、22歳、サービス業）

A 連載の御愛読、ありがとうございます❤ 　“上手なごまかし方法”、大別して2通りあります。ぜひトライしてみてください。

1 　ネイルバッファーの仕上げ面（ツヤを出す面）で磨きをかける。
コレは革靴をブラシで磨いてピカピカにする方法と、原理的に似ています。
レブロンクレイジーシャインネールバッファー（￥525、6.23から限定発売）の“Whiteサイド”を用い、爪の側面から中央に向けて、シュッシュと磨くのです。1本の爪につき12秒程で、まるでトップコートを塗ったばかりのようなツヤが復活します。その効果は、未経験者ならビックリ仰天する程の素晴らしさ。
ただし気をつけてほしいのは、“Gray Greenサイド”では決して磨かないコト。間違ってそうすると、爪に塗ってあるネイルカラーが削られてしまいます。
このバッファー、本来は素の爪を2ステップで磨き上げるためのモノ（まず“Gray Greenサイド”で爪の縦線等の凹凸をフラットにし、次いで“Whiteサイド”で輝かせます）。時々限定で登場するアイテムですが、BEIGE LOVERさんにとっては必需品となるはずなので、少しまとめ買いしておくほうがいいかもしれません。
詳しくは、レブロンK.K. 0120-803-117、またはhttp://www.revlon-japan.comへ。

2 　半透明のネイルカラーで色とツヤをプラスする。
ツヤをプラスするだけならトップコートを重ねればOKですが、鈍くなった色を生き返らせたいのであれば、爪に塗ってあるネイルカラーに近い色調で、しかも半透明なネイルカラーを重ね塗りするのがオススメです。汚れや油分が付着していない爪に、以下のカラーを重ねてみてください。
デュカートグロッシーネイルカラー 08 スイートチョコレート ￥945（6.25から発売）
デュカートグロッシーネイルカラー 09 ミルクチョコレート ￥945（6.25から発売）
08は透明度の高い明るめのベージュ、09はダークなベージュです。
詳しくは、シャンティ 03-3513-8003へ。

_160_2 もうひとつ、ちょっと変わったオススメは…、
ジルスチュアートリペアベースコート ￥1,575（6.7から発売中）を1～2コート重ねる方法です。
ほんの少しオレンジピーチ寄りの可愛らしいベージュに発色し、特に下に塗っていた色がスモーキーなベージュだった場合は、まるで新色のベージュをイチから塗り直したかのように仕上がります。そのデリケートな色調の変化が楽しいのです。
これはベースコートなのですがツヤも充分で、白っぽくならずにハーフトーンのカバー力が得られる点も◎。「そういう使い方をなさっても、全く問題はございません」と、PR担当のSさんから承認もいただきましたので、安心してトライしてみてください。
詳しくは、ジルスチュアートビューティ 0120-878-652、or http://www.jillstuart-beauty.com/へ。

では、BEIGE LOVERさん、お仕事もネイルケアもがんばって！

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ビューティエキスパート
大高博幸1948年生まれ、美容業界歴46年。24歳の時、日本人として初めて、パリコレでメークを担当。『美的』本誌では創刊以来の連載「今月のおすすめ：大高博幸さんが選ぶベストバイ」を執筆。
■大高博幸の美的.com通信　https://www.biteki.com/article_category/ohtaka/

※価格表記に関して：2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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