20代ならではの好印象なオフィスメイク術【9選】
慣れない日々で、大忙しの20代社会人。プロが教える「20代向けのオフィスメイク」をベース、アイメイク、チーク、リップなどポイントごとにご紹介します。気合を入れたい日や、親しみやすさをアピールしたい日も、最低限のマナーメイクで好印象をGET♪
「ベースメイクテク」20代に似合う、オフィス向け【2選】
【1】透明感を引き出す「好印象ベースメイク」
- 透明感たっぷりのすりガラス肌に!
パール感はないのにほんのり“つやん”。目元も明るく。
【How to】
(1)ピンク下地を顔全体へ
白浮きしないよう、“薄く”塗る。両手のひらにパール粒大のピンク下地をのばしたら、顔の中心から外側(あごの裏側まで)へ、スキンケアを塗るように素早くのばす。小鼻や目のキワなど、細部まできちんとなじませるのもコツ。指でたたき込んでフィットさせて。
(2)ファンデーションは中心だけ
米粒大のリキッドファンデーションを両手の中指と薬指の第2関節まで広げ、内→外へのばす。塗るのは、両眉尻の内側の範囲のみ。輪郭には塗らないのが、透明感アップの極意。
(3)お粉をふぁさ~っとブラシ塗り
毛量が多くて柔らかいブラシへフェースパウダーを薄~く含ませ、ファンデーションを塗った範囲へくるくると円を描くようにふわ~っと重ねる。すりガラス風の質感を目指して。
(4)ハイライトをちょっと
チークカラーの上部と下まぶたに少しずつ重なるように、少量のハイライトを指でオン。目尻の外側までたたき込んでなじませると、顔だちへ溶け込みながらも立体感がアップ!
【2】気合ONの日に!「彫深シェーディング」テク
- 色味を極力抑えた透けるブラウンの陰影で顔に立体感を出したメイクとタイトなヘアをセットにすれば、思考レスでおしゃれが決まる!
【How to】
- 肌より少し濃いめのブラウンとそれより濃いブラウンをチークブラシにとり、頬骨の下に沿うように斜めにぼかす。
- ブラシに余った分をノーズシャドウとして鼻筋の両わきに縦長に細く入れる。
「アイメイクテク」20代に似合う、オフィス向け【3選】
【1】信頼感が大事!丁寧さ+知性の「ブラウンEye」
- アイシャドウとアイラインをブラウンでそろえて盛りつつ、丁寧さと知性を宿した目元に
「血色感ある透けブラウンは肌色の延長で使えて、グラデもまとめやすい。目元を盛りたい場合はブラウンのアイラインを合わせるのが正解。長めに引いてもアイシャドウと統一感があり上品にまとまります」(岡田さん)
【How to】
- グレイッシュブラウンを上まぶたのアイホール全体1に塗ったら、モーヴブラウンを二重幅2に重ねてグラデーションに。
- くすみピンクのラメを下まぶたのキワ全体3に薄く塗って光らせて涙袋を強調。
- ペールピンクは眉骨の下4に横長に入れて目元の立体感を際立てる。
- アイラインはピンクブラウンで長めに引き、あえてノーマスカラで。
【2】パーツの強さを生かす「コンサバEye」
- 強いのに、抜ける。メタリックモーヴのラインで今どき感のあるコンサバメイクへ昇華
元々顔だちの整った、王道の美人系がくっきり顔さんには…
各パーツの形を正当派“美人”の形に整えていくコンサバメイクは美人度増しに有効。でも、くっきり顔タイプは華やかになりすぎることも…。そこで、使う色を淡い色にチェンジ。
「通常、黒や茶を使って引き締めるはね上げアイラインに、大人の目元に抜け感を出すメタリックモーヴを使うことで、キリッと目力を強めると同時に柔らかく印象を“引き算”する効果が。ほかのパーツの色もモーヴ系にそろえると顔全体に透明感が出て、ソフトで品のある美人感が漂います。モーヴ系はこの秋の流行色のひとつなので、アップデート感も」(北原さん)
【How to】
- 薄めのパールブラウンを淡くアイホールに入れる。
- メタリックボルドーのジェルライナーで上まぶたにアイラインを。
- 目尻は5mmくらい長くのばして。 くすみピンクブラウンを2に重ねて二重の幅まで。アイラインにパールが乗り、透け感がアップ。
- 1と3で使った色をを1:1で混ぜて涙袋に入れる。
【3】好感度パッチリ「ピンク×グレーEye」
- 透けるピンクをグレーで優しく引き締めて、柔らかな表情に。
- 甘すぎず大人っぽいピンクEYEはどんなシーンでも好感度上々!
【How to】
- ピンクをアイホールになじませ、下まぶたにも目頭と目尻を空けてキワに入れる。
- グレーを上まぶたのキワ全体に細めのライン状に入れて、柔らかに引き締める。
「チークメイクテク」20代に似合う、オフィス向け【2選】
【1】ハッピーオーラをまとう「ティントチーク術」
- ティントチークがポイント!大人ハッピーフェース
年齢や性別を問わず、マスク姿はどうしても不健康な印象を与えがち。リモート会議やドリンクを飲むときなど、マスクを外すちょっとした間だけでも頬には血色感があった方が好感度は高く、ラッキーも舞い込みそう。
「ティントチークならマスクに色移りしにくく、内側から潤っているように色づき、よりヘルシーで幸せそうな印象を追求できます」(北原さん)
【How to】
- ローズ色のティントチークを手の甲に出して指にとり、なじませたら、頬の中心からたたき込んで丸く広めに染めていく。
- きちんと発色させず、頬全体がわずかに赤みを帯びて見えるくらいが◎。
【2】横顔美人も叶う「立体的チーク術」
- チークは顔の側面まで広げて引き締まった立体顔に
正面だけではなく、顔の側面も意識し、頬をふんわり染めるニュアンスカラーを柔らかくぼかすくらいがちょうどいい。
【How to】
- ソフトなピンク×ブラウンの2色をふわっと混ぜてブラシにとる。
- 頬の中心から耳横にかけて横長に広めにオン。
- 肌との境目は指で自然にぼかして。
「リップメイクテク」20代に似合う、オフィス向け【2選】
【1】「ピンク×ベージュ」の重ね塗りでスタイリッシュに
- “コンサバ”を軸に、新しい色や質感を取り入れたスタイリッシュなリップメイク!
【How to】
(1)まずはベージュリップを唇全体にじか塗り。血色感のあるベージュリップを仕込んでおくことで、後に重ねるピンクリップのなじみと抜け感がUP!
(2)ピュアピンクリップをブラシでとったら、先に塗った上に重ね塗り。リップラインがくっきりしすぎないよう、ブラシでそっとなじませて。
【2】「ミルキーベージュ」できちんと感を演出
- 出社でもリモートでも、仕事の最初と最後はきちんと感のあるメイクで、けじめのある人に
ベージュ系マットリップを広角まで丁寧に塗り込むと、端正で凜とした印象に。
最近のマットリップはふんわり色づくものが多く、クールになりすぎないのが◎。
【How to】
- 唇全体へミルキーベージュのマットリップを均一に塗った後、チップの先に残った量で唇の輪郭の外側をなぞり、ふっくら仕上げに。
- 最後にスポンジの角を使って口角の外側を拭い、エッジィに整える。
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。
TRON所属。女優、アーティストのヘア&メイクを多数手がけ、顔までファッションの一部と捉えた、今どきのおしゃれメイクを得意。独自の明確な“抜け感”に理論にも定評あり。