まるで素肌!「ファンデの密着度が驚くほど良くなる」簡単すぎるコツ
肌がキレイな女性は、それだけで魅力がグッとアップします。そのため、普段からベースメイクは意識したいところです。しかし残念ながらファンデーションが肌に密着せずに粉浮きしてしまっていたり、ところどころヨレてしまっている人も少なくありません。
実はメイク時にあることをするだけで、ファンデーションの密着具合が格段に高まります。素肌のようにピタッと密着し、崩れにくくもなるので残暑厳しい時期にもおすすめ!
そこで今回は、メイク講師の経験を持つ筆者が、ファンデーションを密着させる簡単テクをご紹介します。
■仕上げのハンドプレスでファンデがピタッと密着
パウダーファンデーションを使っている人も、リキッドファンデーションを使っている人も、ファンデーションを肌になじませた後、仕上げに是非行ってもらいたいのがハンドプレス。両手の平で顔全体を多い、手の温度を肌に伝えるように軽く押さえます。実はたったこれだけで、ファンデーションの密着度が増します。
ハンドプレスすることで特にパウダーファンデーションの場合はお粉が顔にしっかりと密着し、さらに手の熱がじわっと伝わることから肌にツヤがプラスされます。手が冷たい人は、手をあたためてから行うのがおすすめです。
ファンデーションはしっかり肌に密着していると崩れにくく、密着していないとメイク崩れの原因になるので、メイクを長持ちさせるためにも仕上げのハンドプレスはおすすめです。
■パウダーファンデーションをキレイにのせるコツ6つ
ハンドプレス以外にも、ファンデーションをキレイに密着させるコツがあるのでご紹介します。パウダーファンデーションをお使いの方は、以下を意識してメイクすることで、ムラなくキレイに仕上げることができます。
(1)下地とファンデはセットで使用する
同じブランドの下地とファンデーションは、凸凹がピタッとくっつくように、互いがキレイに密着するようできています。同じブランドのものを使用した方がよりキレイに仕上がるのでおすすめ。
(2)メイク下地をしっかりと均一にのばす
パウダーを密着させるには、メイク下地を均一に伸ばすことが大切です。適量を取り、ムラにならないように丁寧に顔全体に伸ばします。
(3)半顔に使用する量はパフ一回分の量
ファンデーションを何度も取り直してはつけて……を繰り返している人もいますが、パフ一回分のファンデーションで半顔を十分に覆うことができます。これ以上つけると厚塗りになり、メイク崩れも招きやすくなるので要注意。
頬の高い部分はシミや色ムラが出やすい部分でもあるので、気になった場合はパフに少しだけファンデーションを取り直し、その部分のみ軽く重ねてあげると良いです。
(4)パフは力を入れず、肌の上を滑らせるように
パウダーファンデーションは力を入れてグリグリつけたり、叩き込むようにのせるのはNG。ヨレや厚塗りの原因になります。パフを軽く持ち、肌の上をすべらせてパウダーを置いてくるようなイメージでのせるのがポイントです。
(5)面積が大きい部分からのせる
頬や額など、面積が大きい部分からのせるのがポイント。頬のシミや色ムラが気になる人は、頬、額の順でのせるとバランスよく、顔全体にパウダーをのせることができます。目元や口元は頬・額の後にのせます。
(6)目元、口元は極力薄くのせる
目元や口元は顔の中でもよく動くパーツのため、たくさんパウダーをのせるとメイク崩れを引き起こしやすくなってしまいます。そのため、頬・額の後にパフに残ったパウダーをなじませ、極力薄めに仕上げるのがポイントです。
ファンデーションを顔全体になじませたら、最後に軽くハンドプレスをして終了。粉っぽくならず、素肌のような仕上がりになりますよ!
■リキッドファンデーションをキレイにのせるコツ
リキッドファンデーションをお使いの方は、以下を意識してメイクすることで、ムラのないツヤのある肌に仕上がります。
(1)下地とファンデはセットで使用する
下地とファンデーションは同じブランドのものを使用した方が、よりキレイに仕上がるのでおすすめ。
(2)メイク下地をしっかりと均一にのばす
適量を取り、ムラにならないように丁寧に顔全体に伸ばします。
(3)ファンデーションは少量ずつのせる
リキッドファンデーションを一度に肌の上にのせてしまうと、つけ過ぎを招いてしまう可能性もあります。一度つけ過ぎたファンデーションを調整することは簡単ではありません。適量を手にとり、そこから頬・額に少しずつなじませ、足りないと感じたらつけ足すようにします。
(4)スポンジで細かく叩き込むように
頬や額にざっくりと指でファンデーションを伸ばしたら、リキッドファンデーション用のスポンジでなじませます。このとき、横にズルズルとパフを動かすのではなく、ポンポンと上からリズミカルに叩き込むのがポイント。パーツごとに細かく叩き込んでいくことで肌にしっかり密着してくれます。
(5)目元、口元は極力薄くのせる
目元や口元は顔の中でもよく動くパーツのため、ファンデーションをたくさんのせるとメイク崩れを引き起こしやすくなってしまいます。また、のせ過ぎると小じわの中にファンデーションがたまってしまうなんてことも……。目元・口元は極力薄めに仕上げるのがポイントです。
(6)仕上げのお粉はTゾーンと目の下を中心に
ツヤのある仕上がりが魅力的なリキッドファンデーションも、最後にお粉をつけすぎると台無し! 粉っぽく老けた印象になってしまいます。仕上げのお粉は顔全体にのせるのではなく、崩れやすいTゾーン、アイメイクがにじみやすい目の下を中心に、ブラシでさっとのせる程度でOKです。
最後に軽くハンドプレスをして終了。みずみずしい素肌のような仕上がりになります!
以上、ファンデーションを密着させる簡単テクと、それぞれのファンデーションをキレイにのせるコツをご紹介しました。是非試してみてください。
初出:美レンジャー ライター:玉村麻衣子
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。