メイクHOW TO
2016.7.24

ヤダ…また眉毛消えてる!「眉メイクがすぐ落ちる人」NGな描き方4つ

夏は汗や皮脂の分泌量が増えることから、メイク崩れしやすい時期。朝しっかりメイクをしたのに、気が付いたら眉メイクが欠けていた……なんて女性も少なくありません。実は眉メイクが消えやすい人には、共通するNG行動が存在します。

そこで今回は、美眉アドバイザーとして活動する筆者が、眉メイクが消えやすくなるNG行動4つと、消えない眉メイクアイテムの選び方をご紹介します。

 

■パウダーのみはNG? 消えやすい眉メイク4つのNGとは

(1)肌がサラサラじゃない状態で眉メイクをしている

ベースメイクが完了した時点で、眉周辺の肌を触ってみてください。肌の状態はサラサラですか? それともベタッとしていますか? 実はベタッとしている状態で眉メイクをするのはNG。ズルズルと滑って色がのりづらく、また、眉メイク
がくずれやすくもなってしまいます。

眉周辺の肌がベタっとしている場合、軽くティッシュオフしたり、お粉をのせてあげると良いです。特にリキッドファンデーションを使用する場合、「仕上げのお粉は最小限に」が一般的ですが、眉周辺はサラサラになるようにのせてあげるのがポイントです。

(2)アイブロウパウダーしか使用していない

ナチュラルな眉に仕上げるため、アイブロウパウダーのみで眉メイクをしている女性は少なくありません。もちろんアイブロウパウダーのみでメイクすること自体は全く問題ありません。ただし、「眉メイクが落ちやすい」と悩んでいる人はアイブロウペンシルと併用するのがおすすめ。

アイブロウパウダーはどうしても汗や皮脂の影響で落ちやすい傾向にあるため、特に落ちやすい眉尻等はアイブロウペンシルを使用し、その他の部分はアイブロウパウダーで仕上げると、眉メイクの持ちがよくなります。

(3)汗や皮脂をこまめにケアしない

実は眉は皮脂分泌が盛んなパーツでもあります。分泌された皮脂を放置すると、メイクアイテムに含まれる油分と混ざり合って、ドロドロとメイク崩れを引き起こしてしまいます。特に夏は汗や皮脂が分泌されやすい時期なので、長時間放置するのではなく、こまめに汗や皮脂のケアをしてあげることが大切です。

(4)前髪を触るクセがある

目にかかる前髪や、斜め前髪の女性には、前髪を指で直すクセがある人が少なくありません。前髪を直すときに、指が額や眉に触れているのに気が付かず、眉メイクも擦り取ってしまっていることも。前髪を直すときは、眉に触れないように意識することでメイク崩れを防ぐことができます。

 

■落ちにくい眉メイク“アイテム選び”のポイント4つ

(1)ペンシルタイプは“プチプラ”を避ける

アイブロウペンシルの中でも一日中キレイをキープできるものと、時間とともに浮いてきてしまうものとが存在します。汗や皮脂に強く、一日中長持ちする眉メイクを目指す場合は、“プチプラ”と呼ばれるコスメは避けた方が無難です。

一概には言えませんが、筆者の経験上それらの眉メイクアイテムの中には、時間の経過とともに眉メイクが浮いてきてしまうものや、デパートコスメやブランドアイテムと比べるとメイクの持ちが悪いものが多いです。メイク崩れしにくい人や、夏以外の時期なら問題なく使えるかもしれませんが、メイク崩れが気になる人が夏に使用するなら、プチプラコスメは避けるのがおすすめです。

(2)汗の量が多い人はリキッドタイプがおすすめ

アイブロウペンシルを使用しても、眉がすぐに消えてしまうという人は、リキッドアイブロウがおすすめ。リキッドアイブロウは眉メイクアイテムの中でも特に落ちにくいです。

眉尻等の消えやすい部分のみ描き足し、その後いつも通り眉メイクをすればOK。眉全体をリキッドアイブロウで描くのではなく、眉毛を一本一本細く描き足すように使用するのがポイント。リキッドアイブロウで眉メイクの下地を作ってあるため、多少汗や皮脂が分泌されても、眉が消えて落ちることはありません。

(3)アイブロウジェルで眉自体に存在感を

アイブロウジェルを使用して、眉毛一本一本をコーティングしてあげるのも一つの手段として有効です。皮膚に描いた眉メイクまではコーティングできませんが、アイブロウジェルを使用することで眉一本一本にハリが出るため、眉メイクが少し消えてしまった場合も、眉の存在感はキープできます。

(4)海やプールのときはウォータープルーフタイプがおすすめ

海やプールなどの屋外レジャーのときは、いつも以上に眉メイクが消えやすいです。せっかくのデートなのに、海から出たら眉毛が消えていた……なんてことは避けたいですよね。また、こまめにメイク直しをしていると、周囲から白い目で見られてしまうことも。

そこで、海やプールのときに限っては、ウォータープルーフタイプのアイブロウメイクアイテムがおすすめ。この時期は、日焼け止めブランドからウォータープルーフタイプのアイブロウペンシルが発売されており、ドラッグストアやコスメショップで手に入れることができます。

ただし、簡単に落ちないということは、肌への負担も大きく、メイク落としもしにくいということ。普段使いはせず、海やプールで遊ぶときのみに限定して使用するのがおすすめです。

 

以上、眉メイクが消えやすくなるNG行動と、消えない眉メイクアイテムの選び方をご紹介しました。是非試してみてくださいね。

 

初出:美レンジャー  ライター:玉村麻衣子

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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