「天気」と「メイク」の関係って? 美人見えするコツを聞いた
メイクを普段決めるときは、何に気をつけていますか。メイクを決める重要な要素は実は「天気」なんです。今回は、美容研究家であり、美的専属モデルの有村実樹さんが解説する、天気に合わせたメイク術についてご紹介します!今まで意外と気にしていなかったポイントが盛りだくさん。ぜひコツを真似して、日々のメイクを楽しんでみてください。
「メイク」と「天気」の関係
◆天気とメイクの好バランス
メイクを決める時に気をつけてほしいのが、「天気」です。
お天気がいい日、曇りの日、雨の日によって、光の強さが異なります。
光が顔にどれぐらいの明るさで当たるかによって、メイクの色の見え方・ラメの光り具合・肌の質感・陰影がかなり変わり、メイクの見え方・顔の印象が大きく変化するんです。
◆光によってメイクを変える!
簡単にいうと、室内か自然の太陽光かの違いみたいに、天気で光のバランスは変わります。
室内だと蛍光灯の色で青白く見えるときもあれば、暖色系ライトの暖かい色味で全然違う色に見えるときもあります。
自然光だともっといろんなものがあらわになって、いいも悪いもいろんなものが見えてしまいます。
そのため、光によってメイクを変えることが大切です。
光にあわせてメイクをするときは、仕上がりをチェックする際に、窓際に立ってみたり、暖かい電球の光を顔にあててみたりすると、イメージがしやすくなります。
「晴れ」の日のポイント
◆晴れの日メイクの仕上がりイメージ
晴れた日は、好きなメイクを楽しめる日♡
晴れた日は光が強いので、きらきらとラメが輝いて見えたり、ツヤがきれいに見えたり、カラーメイクもくすまず発色したりときれいに見えるので、晴れの日は好きなメイクでOK!
ラメを使って、頬や肌はツヤ肌に、目元にはカラーメイクを、リップも強めな色をオン。
◆POINT1:大胆なラメを使ってOK
晴れの日は、明るいラメ、派手なラメやグリッターみたいな発色のいいラメを使うのがおすすめです。
楽しく光をまとって反射する目元を作るのがポイント!
◆POINT2:アイラインは優しいブラウン・ベージュ系がおすすめ
アイラインは優しいブラウン・ベージュ系を選ぶと◎
アイシャドウの締め色ぐらいの色味を、ラインとして使うのがおすすめです。
目元をきつく締めすぎるとせっかくの明るい光が落ちてしまい、キツさが目立ってしまうので注意
◆POINT3:肌は、ツヤ肌に作るのが◎
ベースの肌は、光をまとうときれいに見えるツヤ肌に仕上げましょう。
チークは、ツヤ肌を消さないように、練り系がおすすめです。
「曇り」の日のポイント
◆曇りの日メイクの仕上がりイメージ
曇りの日は、晴れの日よりも光が弱く、カーテン越しに光を浴びているようなふわっとした印象になりやすいです。
そのため、ほんのりツヤがある程度に仕上げるのがおすすめです。
◆POINT1:肌は薄く透けるようなツヤ肌で
曇りの日は、ツヤ肌というよりは、薄く透けるようなツヤ肌程度に抑えておくのがちょうどいい。
仕上げにパウダーも使って仕上げるのがおすすめです。
曇りの日もうっすら光はあるので、完全にマットな質感にしてしまうと、ちょっともったいない!
◆POINT2:透明感のあるチークをチョイス
曇りの日は透明感を出すチークがおすすめです。
色味としては、ピンクやパープルなどが◎
パープルは、肌が明るく透けて清潔感があり、きれいに見えます。
ピンク×パープルの重ね付けもOK!
◆POINT3:アイシャドウは明るめがおすすめ
シャドウは、天気が悪くなればなるほど、色がきれいに出ないし、コントラストも強く出がちになります。
そのため、曇りの日は、明るめの色味を乗せるのがおすすめです。
とはいえ、抜けすぎていると、ノーメイクに見えてしまうので注意
◆POINT4:リップはしっかりめのカラーをオン
曇りの日は、肌全体のトーンが落ち、メイクもナチュラルになりがちなので、リップはしっかりめに塗りましょう。
「メイクしてますよ感」をアピール!
それだけで、顔が華やかに仕上がります。
「雨」の日のポイント
◆雨の日メイクの仕上がりイメージ
雨の日は、光が足りない、少ないうえに、湿気があるのでべたべたしやすい傾向に。
そのため、ベタつきを感じさせないマットな質感が◎
◆POINT1:パウダーファンデでマット肌の仕上がりに
湿気の多い雨の日は、肌にフィットするパウダーを選んで、マットな肌に仕上げるのがおすすめです。
そうすると、カラッと、雨の日でもきれいで、サラサラしてそうな清潔感、余裕のある女性の印象に仕上がります。
◆POINT2:アイメイクはやさしめカラーで
アイシャドウは、チークやリップとワントーンを作れるような、やさしめの色味のカラーをチョイスするのが◎
また、雨の日は光がないので、黒が沈んで見えて、締まりすぎてしまいがち。
そのため、アイラインはブラウンがおすすめです。
ブラウンで書いても黒に見えるぐらい色が濃く映ります。
だけど、目元はボケたくないので、マスカラはしっかりと黒で締めてもOK!
◆POINT3:ポイントメイクはワントーンに仕上げて
リップも濃いものをつけるときつく見えてしまうので、チークやリップは、シャドウと同じ色味をチョイスして、優しいワントーンメイクに仕上げるのがおすすめです。
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