あなたのメイクがもっときれいに!ベースメイク下地の選び方|あきば美容研究生のメンズ美容塾 vol.108
男性もベースメイクをするのが自然となりつつありますね。この時期はUV効果のあるアイテムも含めて化粧下地だけでも…!という人は増えているのではないでしょうか?でも一方で下地の選び方や色によってどんな効果が期待できるのかって、意外と知らないもの。
というわけで今回はYouTubeチャンネル『プチプラスキンケア研究所』にて美容情報を発信している美容好き芸人のあきば美容研究生が、『化粧下地の選び方』というテーマでお話させていただきます!質問などがありましたら、インスタグラムのDMからをどうぞ。
化粧下地ってどんなアイテム?
\化粧下地のポイント!/
Point
(1)メイクの仕上がりを左右するだけじゃない!効果とは?(2)顔色を整えてくれる色の選び方
(3)BBクリーム・CCクリームとはここが違う!
「左を制するものは試合を制す」なんていう言葉がボクシングにありますが、何事においても基本が大事、という教訓かと思います。もちろんメイクも一緒です。ここで化粧下地という基本から見直していきましょう。
(1)メイクの仕上がりを左右するだけじゃない!効果とは?
化粧下地はファンデーションやパウダー類と合わせてベースメイクアップ化粧品の仲間です。その中でも化粧下地はメイクの一番最初に使うものとして、キメや毛穴などをカバーして、メイクののりやもちをよくする効果があります。そして、それだけではなく、最近ではさまざな効果を持ったタイプも発売されています。
\化粧下地の効果!/
色補正…肌がくすんでしまった印象を軽減して、明るい印象に整えてくれる効果。ファンデーションを厚く塗らなくても美しい仕上がりになりますよ。
光(ツヤ)…ツヤや光沢感を出すことで、顔に立体感が生まれます。メリハリもつくので印象アップ。
UVカット…日焼け止めに近い処方で、UVカットをしてくれるもの。逆に日焼け止めに化粧下地としての機能を持たせているアイテムもあり、その境界線はどんどん曖昧になっています。
(2)顔色を整えてくれる色の選び方
色によってあなたの印象を補正してくれるのはお伝えしましたが、人によって肌の色というのは異なりますよね。しかも目の下のくま、シミ、そばかす、頬や小鼻の赤み、全体的な黄みやくすみなど、悩みもそれぞれです。適切な色を選んで、色ムラを整えましょう。ここではどの色がどういった悩みにおすすめなのかをご紹介します。
ピンク
血色の良い肌色を再現してくれる色み。仕上がりによってやわらかい肌の印象をくれる。色白の肌の方におすすめ。
イエロー
くすみや色が沈んでしまう肌を明るくカバー。健康的な印象の肌に微調整してくれる。ちなみに元々黄み系の人が使っても浮かないので便利な万能色。
オレンジ
より強いくすみ感が気になる人におすすめ。例えばダークな茶ぐすみ、くまやたるみなどで影ができてしまっていることに悩む人に効果◎。
グリーン
肌が赤っぽい、頬やニキビ後の赤みなどを相殺してくれるのがグリーン。気になるところにだけポイントで使うのも♪
パープル
黄ぐすみしがちな肌の黄みを抑えてくれる。肌に透明感が出るので、エレガントな印象になりますよ。
(3)BBクリーム・CCクリームとはここが違う!
近年どんどんその位置を確立しつつあるBBクリーム&CCクリーム。でもじゃあそれってなに?って聞かれるとなかなか答えにくかったりしますよね。実際曖昧なところもあるので、どちらを使うかはあなたの肌と相談して決めるのが良いと思いますが、ここではその違いをお伝えしますね。
BBクリーム
「ブレミッシュ(傷んだ肌を)バルム(修復する)」の略称でBBと言われており、元々はピーリングの後での肌の炎症や赤みを抑える保護クリームとして生まれました。なので、抗炎症効果のある「甘草エキス」ややけどの修復効果のある「アラントイン」、保湿としての「シア脂」が入っているのが特徴でしたが、最近ではこれらが入っていなくても、リキッドよりもクリームっぽいファンデーションや、潤い効果や肌にツヤをくれるタイプもBBクリームと呼ばれています。
CCクリーム
メーカーによってそのCCの意味は異なります。多いものだと、「カラーコントロール」「コンプリートコレクション(完全な補正)」「コンビネーションクリーム(組み合わせクリーム)」などでしょうか。名前が異なれば当然その内容も様々なのですが、BBクリームよりも軽い仕上がりで、スキンケア効果の高いものが多い印象ですね。肌の色味を整えてくれるのでキレイな肌に見せてくれます。
名称ではなくあなたの求める効果で選ぶ
今回お話したようにアイテムをどういうカテゴリーで販売するかは、メーカーさんによって異なります。割と知られている話ですが、「化粧水」と「美容液」もメーカーさんが決めた方で販売できます。つまり、「これはもはや美容液では?」というアイテムもメーカーさんが決めれば「化粧水」として売り出されます。そこには当然メーカーさんの考えがあるので、カテゴリーや名称ではなく、あなたがどんな効果を求めるのかによってアイテムを選んでくださいね。
最後まで読んでいただきありがとうございます!
またYouTube『プチプラスキンケア研究所』でも美容情報も発信してますので、合わせてご覧いただけたら嬉しいです。ではまた次の連載でお会いしましょう!
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。
SMA所属。日本化粧品検定1級、化粧品会社での勤務経験を経てお笑い芸人に。YouTube『プチプラスキンケア研究所』にて最新の美容情報や季節ごとの気になるテーマやなどを配信中。『めざめるパワー』というコンビで漫才しています。