健康・ヘルスケア
2021.7.19

マスクにこもる「口のニオイ」は、原因菌をこまめに除去してクリアに!【オーラルケア④口臭ケア】

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自分の口臭は、慣れもあってか、意外と気づかないもの。でも、マスク生活が続く今は、口元に息がこもってニオイが気になるという人が増えています。不快なニオイは、原因から取り除くのが鉄則。その方法を、アンチエイジングデンタルクリニック恵比寿の小川朗子先生に伺いました。

歯周病菌、磨き残し、舌苔…口臭の原因の大半は口腔内にあり!

「口臭の主な原因は、虫歯菌歯周病菌などの細菌、磨き残し(プラーク)、舌苔など。また、自浄作用を持つ唾液の分泌が少ない場合も、ニオイが強くなります。例えば、脳や体がリラックスして、副交感神経が優位だと、サラサラした質の良い唾液が多く出ますが、ストレス緊張で交感神経が高いと、唾液の分泌が減ってネバネバ。口内フローラのバランスが乱れ、悪玉菌優位の状態になります。

また、割合的には少ないですが、胃腸の不具合などが原因で口臭が起こることも。口腔内が清潔で、健康なのにニオうという場合は、内臓の健康状態をチェックしてみてください」

口腔内の徹底クリーニングで爽やかな息に!

「口臭を予防するには、口内環境を清潔に保つことが大切。食後のブラッシング、フロスや歯間ブラシを使ったプラスのケア、さらに舌のクリーニングも習慣にしてください」

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Point

歯磨きの後、舌も必ずブラッシング。そのまま歯ブラシを使っても良いが、専用の舌クリーナーの方が舌に優しく、効率よく汚れを落とせる。舌クリーナーを舌の奥に当て、手前に5~6回引いて舌苔をキレイに除去。ゴシゴシこするのはNG。

「口内クリーニングの仕上げに、マウスウォッシュもおすすめ。口に含んでクチュクチュするだけで、口内に潜むニオイの原因物質を退治できます。口当たりが優しく、粘膜への刺激が少ないタイプが使いやすい。マウススプレーなども持ち運べて便利」

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唾液の分泌を促して、口内の自浄作用をUP!

「唾液には抗菌成分が含まれているため、唾液の分泌が多いと、それだけで自浄作用が高まります。ところがマスク生活で口や表情筋をあまり動かさない状況が続いていると、唾液腺への刺激が少なく、唾液が不足ぎみ。しかもマスクで口周りが保湿されていると、口内の渇きに気がつかないことも多くなります。口内のネバつきは唾液不足や口臭発生のサイン。ガムを噛む口や表情筋を動かすなど、唾液の分泌を促すように心掛けましょう」

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Point

[舌ぐるぐるトレーニング]唾液分泌を促進するだけでなく、ほうれい線や口周りのたるみ予防などの美容効果も。唇をしっかり閉じて、歯茎に沿わせるように舌をゆっくりと一周させる。左右の頰に差し掛かるところは、ほうれい線をのばすようなイメージで頬を内側から強く押して。左回り、右回りを交互に2回行って。

「口の渇きと口臭予防には、水分摂取も必須。水分(水がベスト)をこまめに補給して、口内を常に潤しておくようにしましょう」

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アンチエイジングデンタルクリニック恵比寿 院長

小川朗子 先生

商品の問い合わせ先/石澤研究所 TEL0120・49・1430 ジョンマスターズオーガニック TEL0120・207・217 たかくら新産業 TEL0120・828・290

イラスト/かくたりかこ 構成/つつみゆかり

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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