健康・ヘルスケア
2017.3.8

症状に合わせて対策を! 生理痛がひどいときの緩和ケア

生理痛がひどいときの緩和ケアについての記事です。充分寝てるのに肌がくすむ、いつも眠い、なんだか抜け毛が多い、ついイライラしがち。病院に行く程ではないけれど、なんだか気になっていたあんな症状、こんな症状。スッキリ解消するための方法を専門家の皆さんに教えてもらいました!

体その他の悩み

生理痛がひどくてつらいです/

加藤裕美さん
(販売員・37歳)

 

 

解決策
おなかを冷やさないように温め、適度な運動で血流を改善しましょう

 

主な原因
・月経時、子宮が過度に収縮したり、子宮の筋肉の血流が滞ることで痛みが生じる
・気温の差が激しいと自律神経が乱れやすくなり、痛みに敏感になる
・子宮内膜症など病気に起因する生理痛の場合も

 

女性特有の痛み、生理痛。個人差があり、会社に行けなくなる程つらい人も。
福山千代子先生は、「ガマンする必要はないので、過剰でなければ痛み止めや、骨盤内の血流を促す漢方が効果的です」とアドバイス。「生理痛には〝機能性〟と〝器質性〟の2種があります。痛み止めの服用や、体を温めたり軽い運動をすることで改善するのが〝機能性〟で、ほかに原因となる疾患があるのが〝器質性〟です。〝器質性〟の場合は放置しておくと、排卵痛、性交痛、排便時痛、貧血や不妊症の原因にもなるので、症状に合わせた治療が早急に必要です」(福山先生)

 

痛み止めだけではコントロールできないときはピルも利用して

1643月経時は月経血を押し出すために子宮が収縮。その際、腹痛や腰痛が生じます。過度に収縮させたり、子宮の筋肉の血流を悪くすると激痛に。インナーケアが必須です。

 

おなかをカイロや腹巻きで温めるのも◎

1642子宮の筋肉の血流が悪いと痛みが生じるので、冷えなどで血行不良にすることは避けましょう。適度な運動のほか、常に子宮周りや腰周りを温めて、血流を促すことを意識してみて。

 

 

\私たちの悩みにアドバイスしてくださった美容賢者たち/

KohGenDoブランドディレクター 瀬戸口めぐみさん/美容愛好家 野毛まゆりさん/皮膚科・内科医 友利 新さん/トータルビューティアドバイザー 水井真理子さん/『銀座ハリッチ』院長 川辺奈穂さん/『銀座ケイスキンクリニック』院長 慶田朋子さん/『神楽坂ストレスクリニック』理事長・院長 上田容子さん/毛髪診断士・ビューティプロデューサー 齊藤あきさん/『アヴェニューウィメンズクリニック』院長 福山千代子さん/美髪アドバイザー 田村マナさん

 

撮影/中田裕史 イラスト/片山智恵 スタイリスト/高橋尚美 デザイン/最上真千子 構成/峯島由衣・小内衣子(PRIMADONNA)

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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