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2018.1.21

宮崎のリゾート「シーガイア」がリニューアル!おしゃれ女子必見のクラブフロアをリサーチ!【キレイになる旅 by ビューティ&トラベルライター 石原有起 Vol.15】

「東京に出張に行くと、気温の割に寒いなと。ビルが多くて日陰が多いからかな。」「うーん、たしかに。東京ではビル風や日陰が、体感温度を下げる大きな要因かも。」

宮崎県に長く住む方と、そんな会話を交わしたのが印象深く残っていますが、宮崎県は“日本のひなた”と言われるだけあって、空の広さを実感できる場所です。

遡ること1994年に誕生した「フェニックス・シーガイア・リゾート(以下、シーガイア)」は、開業から21年を経て2015年春から大規模改修工事に着手。その中心となる施設「シェラトン・グランデ・オーシャンリゾート」の全面改装が2017年の10月に完了し、リニューアルオープンしたと聞き、さっそく私も訪れました。

 

日向の多さを実感できる、クラブフロアの景色

まず注目すべきは、雄大な太平洋の絶景を、さらに楽しむための空間を目指してリニューアルされた客室。その中でも、特筆すべきは36F以上に新しく誕生したクラブフロアの客室です。

ドアを開けてすぐに、宮崎の特産品・マンゴーや日向夏を思わせるイエローの壁面が目に飛び込んできます。心が明るくなるようなビタミンイエローに、心が満たされるよう!

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窓際に置かれていた、特注品の回転式ソファーには、新鮮な感激がありました! 自由に角度が調整できるソファーは、ありそうでなかったアイテム。この日はあいにくの曇り空ではありましたが、晴れていれば水平線がくっきり見えるようです。この景色のひとり占め感は贅沢ですね。

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ベッドルームとバスルームを仕切る壁もガラスに変わったので、思う存分、景色を堪能できるようになったのも魅力ですね。

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クラブフロアの客室のアメニティは、海とリゾートの近さを感じさせる、タラソテラピーのトップブランド「タルゴジャポン」のアイテムでした。

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クラブフロアは、“女子があったら嬉しい”、おもてなしの宝庫!

そして、もう一つ。快適な滞在と切っても切り離せないのが、寝具。とりわけ枕は、旅の満足度を大きく左右するアイテムですよね。

クラブフロアに宿泊の場合は、2Fのピローギャラリーで、自分にぴったりな枕を選ぶことが可能。ピローアドバイザーに後頭部から首までのラインを計測器で計っていただき、仰向きでの理想的な枕の高さを、16種類の枕から選ぶことができます。

例えば、私には低めの枕が良いそうで、低いタイプの中からさらに、好みのシャリシャリした素材の枕をチョイス。自分に合っていない枕は首のシワの原因にもなりますから、旅先でも、枕選びは気を使いたいところです。

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さらに、シーガイアらしさと言えば、海とともに、松が有名。客室には、眼前に広がる美しい松林をポップに描いたSOU・SOU×渦田原製茶場「松は松らしく」と言う名前の模様の茶器セットが用意されています。クラブフロアでは、リゾートを存分に満喫するための細かいこだわりを探すのも楽しそうですよね。

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もちろん専用ラウンジでのチェックイン・アウトのサービスや、朝食やスイーツなども用意されているので、1日を通してゆっくり寛げますよ。

 

宿泊ゲストみんなが寛げる、憩いの場所「風待ちテラス」

クラブフロアに加え、大きく変わったのが2F部分。それが宿泊者専用の共有スペース「風待ちテラス」です。プロデュースしたのは、小山薫堂氏率いる、オレンジ・アンド・パートナーズ。

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帆船の時代、船乗りが出港に最適な順風を待つことを、“風待ち”と言いました。このフレーズから名前がつけられたテラスは、ワクワクするような旅をテーマにした空間。ブックディレクターの幅 允孝氏がセレクトした、乗り物や自然にまつわる書籍や写真集も並びます。

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カフェエリアでは、ホテルメイドの焼きたてパンやサンドイッチがオーダーでき、コーヒー豆専門店「なかはら珈琲工場」のハンドドリップコーヒーも楽しめます。こちら、ドリンクは¥350~と、ホテル内とは思えないほど良心的な価格なので、空き時間に何度も立ち寄ってしまいそう。

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ハンモックタイプのチェアは、家族連れにも大人気の様子でした。

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懐かしさと温かさが共存するレタールーム

「風待ちテラス」には、何度も通ってしまう魅力的な空間がもうひとつ。それが、一番奥に位置する、レタールームです。ここではシーガイアの魅力をあらゆる方向から表現したポストカードがパターン違いで準備され、備え付けの筆記用具やスタンプを使い、手紙をしたためることができます。

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ポストの差し出し口は、未来への手紙、大切なひとへの手紙、そして、子供たちがリゾートで過ごした楽しい思い出を絵や文字で綴って投函するなど、夢が感じられる“あてのない手紙”……の、3種類。

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未来への手紙は、それぞれの人が送りたい“その日”が来るまで、最長20年間、きちんと保管してもらえます。そして、あてのない手紙は、レタールーム内に飾られています。

穏やかな笑顔で迎えてくださる「風待ちテラス」アンバサダーの山下茂男さんによると、未来への手紙は大人気で、もうすでに約2000通の保存があるとか!(※2017年10月現在)

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さらに、送る際の切手は全て、ホテルが負担してくれるというありがたい心遣い。大切な人を想う時間を持つことで、旅で、より温かく充実した思い出が作れるのではないでしょうか?

時を経て、大きく生まれ変わったシーガイア。一度では魅力が語りつくせないので、次回は、アクティビティなどが満喫できる外のエリアと、日本にひとつしかないバンヤンツリー・スパをレポートします。

 

<取材協力>
※フェニックス・シーガイア・リゾート>>http://www.seagaia.co.jp/

 

 

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ビューティ&トラベルライター
石原有起(いしはら・ゆき)

大学卒業後、女性誌やウェブサイトを中心に、美容、旅行関連の取材・執筆を行うほか、美容皮膚科医や美容師などの専門家や、メディアに向けたレターの製作、TV・ラジオ出演、講演など多方面で活動中。現在は、“旅=楽しむだけでなく、美を磨くためのエッセンス”と捉え、国内外を問わず、旅先で美容スポットを体当たりで巡る取材を多く行う。“人生を彩るために、美容する”がモットー。

■ブログ:http://yukiishihara.com/
■Instagram:@yukiishihara1112

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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