「今シーズンはシミを取りたい」横浜F・マリノス 永戸勝也選手にスタメンコスメを聞いてみた。by美的HEN

過酷な試合や練習の日々でもバツグンの清潔感をキープするプロスポーツ選手に、美容事情を伺うこちらの連載。今回は、Jリーグ『横浜F・マリノス』の鉄壁の守備を固めるレフティ、永戸勝也選手を直撃しました。レアな私服姿に要注目です!
スポーツ選手の毎日コスメ、スタメンを教えて!連載を見る現在30歳の永戸選手は、2022年に横浜F・マリノスに加入。緻密なプレーと誠実な人柄、人懐っこい笑顔で瞬く間にファン・サポーターの心を射止め、ユニフォームの売り上げがチーム内1位とのこと! 日本最大の収容人数を誇る日産スタジアムから、今シーズンもサッカーファンを魅了します。
「チームメイトでライバルは……」アノ選手!?
ブラックのセットアップ姿で取材会場に登場した永戸選手。とってもおしゃれで素敵!! すかさず私服ファッションのポイントを尋ねると……
「ありがとうございます(照)。暖かくなってきたので、やっとこのセットアップを着られるかなと思って着てきました」(永戸選手、以下同)
なんとおろしたてのお洋服を『美的HEN』に披露してくれました♡ この連載には、以前にチームメイトの木村卓斗選手(取材時はヴァンフォーレ甲府所属)にもご登場いただいたので、そのページをお見せすると……
「へ~! かっこよく写っていますね。今日、取材していただくのが僕で大丈夫なのか、ちょっと不安だったのですが、タクト(木村卓斗選手)が出ているなら僕でも大丈夫ですね(笑)」
と笑顔。ファン・サポーターの皆さんからは「カツくん」の愛称で呼ばれているそうで、
「SNSもそんなにやっていない僕のことを応援してくださる方々には、本当に感謝です」
と謙虚な姿勢です。人気面でライバルはいますか?と伺ってみると……
「やっぱり喜田(拓也選手)じゃないですかね(笑)。僕がこのクラブに来る前はほとんど接点がなかったのですが、今は同い年ということもあって、仲がいいです。美容面のライバルですか? う~ん……天野選手は、肌がキレイだなぁと思います」

とびきりの笑顔でチームメイトとの絆を話してくれました! アイスブレイクが済んだところで、本題の美容トークへ。
「日焼け止めはマスト! 韓国コスメも試します」
永戸選手がスキンケアをはじめとした美容に興味を持ち始めたのは、ここ2~3年のことだそう。
「プロ入りした 20代前半の頃は何も気にしていなくて、日焼け止めも塗っていなかった です。もともと肌質が強いみたいで、夏に日焼けしても冬にまた白く戻るタイプなこともあって、無頓着でした。でもF・マリノスに来た 27歳くらいの頃から、シミが気になり始めたんです 。それで美容について情報収集したり、男女問わず友達におすすめのアイテムを聞いたりして、いろいろなアイテムを試すようになりました。 美容系YouTuberさんの動画を見るのも好きです 」
ホームスタジアムである日産スタジアムは、ピッチ上空には屋根がないため、1年中日光を浴びながらのプレーとなります。紫外線ダメージを感じさせない永戸選手の美肌は、どんなアイテムたちによって守られ、はぐくまれているのでしょうか? スタメンアイテム を一挙にご紹介します。

(左から)
SHISEIDO サンケア ザ パーフェクト プロテクター SPF50+・PA++++
「女子サッカー選手に教えてもらいました。すごく 肌が守られている実感 があって、気に入っています。練習の日は、朝シャワーを浴びたあとに塗っていますね。基本は夏に使っていますが、春も陽射しが強くなってくるので、今年もそろそろ塗り始めようと思います」
meeth モアリッチエッセンシャルローション
「お風呂上がりにすぐつけています。なめらかな感触が好きで、3回以上はリピートして買っています。チームメイトの山根(陸選手)に おすすめのスキンケアを聞かれたので、これを教えてあげました。 ちなみに山根とは脱毛サロンも一緒です(笑)」
SAM’U PHセンシティブクリーム
「韓国コスメもよく試します。これは まず香りが好きなのと、軽めの使用感なのにしっかり潤っている感じ もいいです。以前はジャータイプを使っていたのですが、チューブタイプが発売されてからは、持ち運びにも便利なこちらを買うようになりました」
ケラスターゼ ユイル クロノロジスト R
「ヘアケアはアイテムを2個使っていて、 このオイルはドライヤー前に髪につけるとサラサラになる ので愛用しています。今の髪型にしてから、プレーするときはヘアバンドをつけているので、ガチガチにヘアセットすることはなくて、このオイルで整えて完了です」
シナジー セルキュア ヘアミルク
「こっちは お風呂から出たらすぐ、濡れた髪につけています 。僕は小学校からの幼なじみに髪を切ってもらっているんですが、そのヘアサロンで買っています。信頼できる人のおすすめは重要ですよね。髪型や髪色も全部、彼に任せているんですよ。言われるがまま、カラーをしたり髪型を変えるのは楽しいです(笑)」
ロエベ エセンシアオードゥ パルファム
「プレー中は香水をつけないのですが、朝、家から出るときや試合に行く前など、気分を上げたいときにつけます。 これを越えるほど好みに合う香りに出会ったことがないです 」
以上のアイテムは、夜に家で行うスキンケアタイムのスタメンたち。また別のアイテムをクラブハウスに置いているそうで、
「朝のスキンケアはいろんなアイテムを試す時間にしているので、 朝のアイテムは変動制です 」
と、こだわりを覗かせました。ちなみにスタメンアイテムはこちらの エルメスのポーチ に入れて持参してくれました! 「たっぷり入るサイズ感がお気に入り」とのこと。
プロとして、ライフスタイルで気を付けていること
日々プレーをするうえで、コンディションのために守っていることを聞いてみました。
「水をたくさん飲むようにしています。試合前は体内に水分を貯めるようなイメージで、特にたくさん飲みますね。汗をかいた試合後も、意識的に飲みます。量で言うと、 試合前、試合後それぞれ1リットル以上 ですかね。それでコンディションがちょうどよく安定します」

「あと、 揚げ物はシーズン中、オフの日でも食べないようにしています 。直接的に悪影響があるというわけではないと思うのですが、自分の中で罪悪感があるので……。 チームで体脂肪をコントロールしていただいている ので、せっかく食べるなら焼肉とか、エネルギーになるものを食べようと思って。普段は 家で鍋ばっかり作って食べています 。野菜もたくさん摂れますし、鍋っていいですよね」
自炊をするという永戸選手。家ではキッチンによくいると話し、「 キッチンに椅子を置いている んですよ。料理しながらときどきつまみ食いしてしまいます(笑)」と言うくらいだから、かなりの料理上手!?
「いえ、鍋だけです(笑)。一年中、夏でも鍋でいろんな味や具を替えて楽しんでいます。 好きな具はエビですね! タンパク質が摂れますし、満足感もあるので。野菜はきのこ類を必ず1種類を入れるようにしているのと、ネギが好きです」

「食事と睡眠は、年々気を付けるようになっていますし、よく言われるように 身体づくりの基礎 だなと本当に思います。メンタルの面では、性格的にあまりストレスが溜まらないので、この性格はラッキーですね。中学生の頃から今のポジション(左サイドバック)で、裏方に徹するのが好きなので、 ディフェンダー向きだと自分でも思います 」
永戸選手の2025シーズンの目標は?
「まず、今シーズンは タイトルを取らなくてはいけない と思っています。必ずチーム全体でもっと調子を上げていきます。個人としては、 ベストイレブンに入りたいです 。選んでいただけるようなプレーをお見せできればと思います。
プライベートでは……気になっている シミを取りたいです (笑)。シミ取り、痛いって言いますよね。それに紫外線に当たっちゃいけないみたいなので、シーズンオフまでできないなぁ」
「目標としては、オフの日に家にこもってばかりではなくて、 もっと外に出るようにしたい と思います。この前のシーズンオフでは、イタリアとイギリスとフランスに旅行に行ったのですが、すごく楽しかったです。コスメも見ましたし、服を買いました。イタリアではローマに行ったんですが、とてもよかったので、次はミラノに行ってみたいですね」
最後に、この記事が公開になったら誰に一番に読んでほしいですか?と尋ねると……。
「両親……はちょっと恥ずかしいですね(笑)。ファン・サポーターの皆さんに普段から 『スキンケア何を使っているんですか?』 と聞いていただくことが多いので、この記事を読んでもらえたら嬉しいです!」
最後までファン・サポーター思いの永戸選手でした♡ これからもその美肌と美髪、そして力強いプレーで、我々を熱狂させてください!
横浜F・マリノスからのお知らせ♪
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お揃いのユニフォームを着て、ピッチ上で躍動する横浜F・マリノスの選手を見に来てください!
『美的HEN』とは…
HENとは、スウェーデン語で「hon(彼女)」でも「han(彼)」でもない、ジェンダーニュートラルな三人称代名詞として使用されている言葉。22年前から女性たちの美容を提案してきた『美的』と、17年前からメンズ美容の啓蒙に取り組んできた媒体『DIME』がタッグを組みスタートしたプロジェクトです。様々なカテゴリーを超えて、あらゆる人が美容を楽しむための情報をお届けしています。
撮影/鈴木章太 構成/篠田冴
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。
ながと かつや/1995年1月15日生まれ、千葉県出身。2017年にプロ入りし、ベガルタ仙台、鹿島アントラーズを経て、2022年に横浜F・マリノスに加入。ポジションは左サイドバック、利き足は左足。初のJリーグ優秀選手賞に輝いた2022年は、クラブをJ1リーグ優勝に導く活躍を見せた。高精度なプレースキックに定評がある。