有村架純さん「年齢による変化を受け入れる。メイクも更新して自分に飽きないようにしたい」|『美的』6月号スペシャルインタビュー
日本アカデミー賞 最優秀主演女優賞にも輝いた、今いちばん注目の女優・有村架純さん。美容、仕事、プライベート、それぞれの「29歳の今」を語ります。
有村架純さんインタビュー|何の後悔もない20代、ラストイヤーへ。
ある程度、身を委ねるーー。気張らない姿勢で輝き続ける
“ドラマの『コントが始まる』、本当に好きでした!”
撮影の合間の『美的』スタッフからの突然の投げかけにも、「ありがとうございます。同世代の俳優が多くて、楽しい現場だったんですよ」と、女優・有村架純さんは柔らかな笑顔と口調で応えてくれました。フレッシュでピュアな魅力はデビュー当時と遜色なし。けれども、29歳になった今の彼女の内側には、努力を積み重ねてきた大人にしか宿らない“しなやかな自信”が確かにあり、女優としてはもちろん、ひとりの女性として、ますます気になる存在に。
「大変な現場は数え切れない程ありました(笑)。一方で、いろんな人たちとの素敵な出会いもたくさんありました。いい影響を受けて自分の芝居へのスタンスや質が変わって、このお仕事がどんどん好きになって…。20代で豊かな時間をたくさん過ごせたことに、感謝しています」(有村さん)
そして、年齢と共にメイクに対する姿勢にも変化が。
「仕事でもプライベートでも今までは、ナチュラルメイクが好きでした。けれども、最近はまつげの隙間をアイラインできちんと埋めて作る、強い目元にも憧れをもつように。自分の顔に似合うメイクのテイストはなんとなくわかるけれど、それに固執してもつまらない。ある程度身を委ねて、年齢と共に訪れる変化も楽しみながら、メイクパターンも自分らしさも少しずつ更新できたら、と思います」
ケアは頑張るけれど年齢による変化を受け入れる。メイクバランスも少しずつ更新して自分に飽きないようにしたい。
―――――有村架純
Profile
ありむらかすみ/映画『花束みたいな恋をした』で、第45回日本アカデミー賞・最優秀主演女優賞を獲得。今後も映画『月の満ち欠け』(2022年冬公開)、2023年のNHK大河ドラマなど、話題作への出演が決定。1993年2月13日生まれ。
『美的』2022年6月号掲載
撮影/三瓶康友 ヘア&メイク/尾曲いずみ(STORM) スタイリスト/瀬川結美子 構成/北川真澄
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。