健康・ボディケア・リフレッシュニュース
2010.1.19

「みそ」が生活習慣病のリスクを下げるって本当?

栄養士や料理研究家など、食の仕事をされている方たちの肌は、ツヤやかでハリがあって、本当にキレイ。その美肌を見るたびに“食べ物って大事!”と思うわけですが、先日参加してきた『みそ健康づくり委員会』が主催するセミナーの主役“みそ”も、美と健康には欠かせない食品のひとつ。

福岡女子大学教授の早渕仁美先生いわく、1日に摂取するみそ汁の椀数が増えるほど脂質の摂取量は減り、野菜や海藻、きのこ、大豆、魚の摂取量が増えるとのこと。ダイエットにもってこいですよね。

みそ汁の塩分が気になるという声も聞きますが、塩分が多いというのは誤解。ごはん、肉野菜炒め、卵焼き、ほうれん草のおひたしの定食と、肉野菜炒めをほぼ同量の肉と野菜を使った豚汁に変えた定食を比べると、塩分が多いのはむしろ肉野菜炒めのほう。みそ汁の塩分は血圧を上昇させないだけでなく、みそ汁を飲む頻度が高い人ほど、胃がんによる死亡率&乳がん発生のリスクが低いという研究結果が発表され、注目されています。

がんが予防できると聞いても、ピンと来ないかもしれませんが、みそは体が必要とする栄養成分の宝庫。主原料の大豆は、コレステロールの上昇を抑制してくれるたんぱく質やレシチンが豊富ですが、発酵することでアミノ酸やペプチド、ビタミン群も作られます。これほど多くの栄養素をひとつの食品でとれるのは、みそだけなんだとか。

毎日飲むなら、おいしいみそで作りたい! ということで、後編(2010.1.22 15:00配信予定)では、農林水産大臣賞を受賞した絶品みそをご紹介します!

 

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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