健康・ボディケア・リフレッシュニュース
2010.1.13

「ワインツーリズム2009」。極上のワインを探しに勝沼へ

「ワインツーリズム」というのは、ワインの産地をゆっくりと巡りながら、緑あふれる風景と美酒や郷土料理を楽しむ欧米ではメジャーな旅のスタイル。一面のぶどう畑の中を歩きながら、数々のワイナリーを訪ね、ワインをつくる人との会話を楽しみながら、ワインを試飲し、お気に入りを探す…そんな旅のスタイルです。

今回は明治時代から本格的にワインを醸造し、日本のワインづくりを牽引する山梨県甲州市で、11月上旬に行われた1Dayイベント「ワインツーリズム山梨2009」へお邪魔してきました。
このイベントは、甲州市にあるワイナリーや地域のさまざまな業種のプロフェッショナルたちが協力し、運営する山梨県甲州市の魅力を伝える街をあげてのイベントで、毎年1回、新作のワインができる秋に行われています。ここでつくられる通称“甲州ワイン”(本当は甲州種ぶどうを原料として使っていることから“甲州種ワイン”と言います)は、世界的にも権威のあるワインコンクールで上位入賞を果たすなど、世界的に注目を集めているのだとか。日本でつくられているだけあって、フレンチやイタリアンなどの洋食だけでなく、寿司や天ぷらなどの和食に抜群に合うお酒として、美食家からのラブコールも多いワインなんです。

このイベントのメイン会場となるJR中央本線の勝沼ぶどう郷駅を降りると、そこは見下ろす限りぶどう畑一色! ぶどうの収穫はすでに終わっていたものの、ぶどうの棚が一面に広がる景色は壮大。イベント当日は、参加費2,000円を支払うと手渡されるガイドブック&1日バス乗車券を片手に、隣接する30ほどのワイナリーを自由に回り、各ワイナリー自慢のワインを無料でテイスティング(一部有料もあり)し、気に入ったワインをその場で購入できるというわけ。
ワイナリーとワイナリーの間に郷土料理を出してくれる休憩処“縁側カフェ”があったり、新鮮な野菜や特製のお菓子などのお土産が買えるスポットがあったり…で、ワインだけでなく、ぶどうの産地の魅力を思う存分体感できます。

お酒があまり強くない私ですが…ぶどう畑に囲まれた醸造所の軒先での試飲にはテンション上がりまくりで、注がれるワインを調子に乗って!?飲み比べ…。山梨の自然の中でいただくフレッシュなワインの味は格別でした! ワイナリーそれぞれの建物や蔵の中をゆっくりと見学しながら、その歴史や趣に触れるという大人ならではの楽しさも。

イベント当日はバスで効率よくワイナリーを回れたり、無料試飲があったり、至れり尽くせりではあるのですが、各ワイナリーはイベント日でなくても常時オープン中。徒歩でワイナリーを散策するのはさすがにちょっぴり面倒ではあるのですが…ワイン好きの方はぜひ、日本のワインの最大の産地・甲州市へ「ワインツーリズム」に出かけてみてはいかが? きっと今まで気付いていなかったワインの魅力に出会えるはず!!!

(写真右上)参加費2,000円でもらえる、ワインツーリズムのガイドブック&山梨産ヒノキでつくられた無料バスのパス。

「ワインツーリズム山梨」詳細はこちらへ
http://www.yamanashiwine.com/project.html

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

この記事をシェアする

facebook Pinterest twitter

関連記事を読む

あなたにおすすめの記事