間近で見た「中谷美紀の奇跡ぶり」が凄い!メイクに所作…美の7条件
石田ゆり子さん、永作博美さん、井川遙さんなど、今活躍する40代女性は本当にゴージャス! そんな“奇跡の40代”に今年仲間入りしていた中谷美紀さん。女優以外にも作家や写真家としても活躍する中谷さんは、アラフォーの星ですよね。
先日開催された日本が誇る京都のジュエラー『NIWAKA(俄)』のイベント『The Unveiling of NIWAKA Fine Jewelry – 美意識の継承 – 』で筆者が生の中谷さんをキャッチ! ゲストスピーカーとして登場した中谷さんを間近でみて気づいた、美の条件について徹底分析したいと思います。
■1:手の組み方までノーブル!
10メートル以上も離れたところから歩いてくる中谷さんは、まるで後光が差しているみたい! 遠くから見ても、人の目を引く美しさはどこから来るのでしょうか?
そのひとつは、“所作”ではないでしょうか。背筋を伸ばして、ゆっくりと歩くだけで“凛とした品格”が出るということを中谷さんの歩き方から実感しました。その上、中谷さんの所作の美しさは“手の位置”にもあわられていたんです。
(1)両手で包みこむようにマイクを持つ、または、片手でマイクを持つときはもう一方の手はしっかりと自分の脇につけておく。
(2)人の話を聞くときは両手を前で組む。中谷さんのように左手を上にするのが大事。左手を上にすると“相手を尊敬する”という意味があります。手を後ろに組むと失礼なので気をつけて。
■2:艶々カラーレスメイク!
雨上がりにキラキラと輝く京の石畳を表現したといわれる、繊細で大胆な輝きを放つ『NIWAKA』のダイヤモンドイヤリングとブレスレットで彩られた中谷さんのメイクは、ジュエリーを際立たせるためか、カラーレス。
間近で見てもメイクを全然盛っていないのに、艶感のある美しい肌には衝撃でした! 私たちもゴージャスなアクセサリーを装うときは、中谷さんのようにカラーレスメイクに徹すると格式高い女に見えるのでは?
その代わり、ベースメイクは手を抜かずに必ずハイライターをオンしましょう。中谷さんはTゾーン、目の下の3角ゾーン、頬骨、リップが濡れているかのようにうるうるとしていましたよ。
ベージュ系の口紅を塗ったら、唇の中央に透明感のあるグロスをプラスするとうるうるリップになりますよ。アイシャドウ、チーク、リップのカラーは、イエローベース肌ならコーラルベージュ、ブルーベース肌ならピンクベージュが肌にとけこみます。
■3:サイドをなでつけて洗練ヘアに!
大振りのイヤリングを身につけるときは、ヘアをすっきりさせてイヤリングを際立たせて。中谷さんのように暗髪にしてサイドをなで付けるとスリークにキマりますね。
■4:シンプルどころかノーネイル!?
なんと、ノーネイルの潔さが中谷さん流! 東京国立博物館の法隆寺宝物館で行われ、舞妓さんのショーまで楽しめる豪華絢爛なパーティーなのに、控えめなところがカッコいい!
確か、北川景子さんもご自身の結婚会見のときに見せたノーネイルが印象的でした。「ここぞ」というときは、あえてノーネイルにしたほうがノーブルで好感を持たれるのかもしれません。ただし、爪のケアを怠らずに!
■5:肌見せは胸元じゃなく、背中で!
アメリカンアームホールのブラックロングドレスを堂々と着こなしていた中谷さんですが、くるっと後ろを向いたときに見せる美しい背中が眩し過ぎ! 大人の肌見せは胸元によりも背中が上品です。ちなみにドレスにもスリットが入り、歩くとチラっと覗く脚がとってもセクシーでした。
■6:日本の伝統美について語れる!
イベントのテーマである“美意識の継承”について質問され、京都の伝統文化・工芸に従事する職人が減少していることへの懸念を話した中谷さん。職人の仕事を守るために少しずつ着物や工芸品を購入しているといいます。
ハリウッド映画でも活躍する中谷さんのように、日本の伝統について自分自身の考えを持つことも、国際派女性の条件かもしれませんね。
■7:アンチエイジングはジュエリーで!?
実は中谷さんは若い頃、ジュエリーに全く興味がなかったのだそう。「若いときは“私自身が輝いていたら宝石なんて必要ない”なんて、思っていたのです」とのこと。
しかし、中谷さんが大好きな往年のフランス女優ジャンヌ・モローが80代のときのシワのある肌に美しいジュエリーをつけている写真を見て以来、ジュエリーに魅入られたといいます。
「年齢を重ねるほど似合うのがジュエリーだと思います。ジュエリーの輝きの力を借りて、シワやシミを目立たせないようにしたいですね」。
確かに、体を動かすたびにキラキラとしたジュエリーが揺れると目線がそちらへ行くので、加齢肌のアンチエイジングにはジュエリーが効果的かも。肌をキレイに見せるジュエリー選びをしたいですね。
中谷美紀さんに学ぶ美の条件7つ、いかがでしたか? 華美なメイクやファッションではなく、所作や教養もオトナの美しさを象徴するようです。参考にしてみて下さいね。
【画像協力】
※ NIWAKA
初出:美レンジャー ライター:此花さくや
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。