アラフォーが着ると安っぽさ加速!「プチプラニット」避けるべき4種
ファストファッションでオシャレを競う女子が急増中。トレンドも定番も抑えているし、なにしろ買い替えがすぐにきくので本当に便利ですよね。ですがアイテムによっては、OVER35が着ると安っぽくオバサンに見えてしまうのです。
そこで今回は、ファッションライターである筆者が、プチプラを避けるべき秋冬ニットを4つお届けします。
■NG1:シャギーニット
価格の安いニットには、ポリエステルやアクリルなどの化学繊維が“毛”よりも高い比率で入っています。つまり動物の“毛”であるカシミヤ、アンゴラ、ウールなどの配合率が高いほど価格も高くなります。
アクリルやポリエステルは“毛”と違って型崩れしにくい反面、吸水性や吸湿性が低く静電気を起こし毛玉ができやすい特性があります。化学繊維が多く含まれている毛先の長いニットは、本物の“毛”のような柔らかな風合いや光沢が出ず、安っぽくみえるときもあります。
シャギーニットを購入するときはウール素材がオススメです。
■NG2:パステルカラーのセーター
OVER35は明るい色を顔周りにもってくると顔色を輝かせ若々しい印象になりますが、パステルカラーのセーターは避けておいたほうが無難。淡いパステルカラーのトップスはアラフォーのコーデにとても難しい色なのです。ダークカラーのボトムスと合わせると野暮ったく、明るい色のスカートやパンツと合わせると若作り感が出てしまいます。
淡い色にするならばグレー味がかったダスティパステルが高級感が出ます。渋色トーンのグレイッシュがかったブルー、ベージュがかったイエローやピンクが大人っぽく、外さないのでは。
■NG3:ローゲージニット
網目が大きくざっくりしたニット編みのことをローゲージニットといいます。この秋冬はゆったりとしたローゲージニットが流行っていますが、化学繊維が多く使われているローゲージニットはニットの手触りや輝きが安見えするときも。プチプラニットを高見せしたいときは、網目がつまったハイゲージのほうがよいでしょう。
■NG4:カラーニット帽
身体の冷えが大敵のOVER35にニット帽はかかせません。ミディ丈のスカートやワンピなどフェミニンな格好にあえて被るとこなれた感じが出るのですが、プチプラのカラーニット帽を被るのはNG。
安いカラフルなニット帽は発色にニュアンスがなく、どうしても全身から浮いてしまいます。ニット帽を選ぶときは黒、グレー、ブラウンがコーデしやすいもの。自分の髪色と合わせてかぶると縦長効果で背が高く、顔の面積が減り小顔効果もありますよ。
カシミヤ100%のニットばかり身につけるのは現実的じゃないですよね。ですが、網目が小さく落ち着いた色のプチプラニットなら安っぽく見えません。プチプラを賢く活用して上質女子を演出しましょう!
初出:美レンジャー ライター:此花さくや
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。