ボディケア
2019.3.17

体臭も老化する…いい香りのピークは10代後半ってホント?の真相を医師に直撃!

日常生活で生まれる美容の疑問を専門家に答えてもらうこのコーナー。今回は、“ニオイ”について。10代後半がイイ香りのピークって…ウソ? ホント? 内科医で認定産業医の桐村里紗さんにお答えいただきます。

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Q:体臭も老化する?女性の体臭、いい香りのピークは10代後半ってホント?

若い子はいい香りがする……なんて言うとセクハラになってしまいますが、実際、赤ちゃんはミルクのようない~い匂いがするし、女子高生はいい匂いがするイメージ……。体臭も老化するんでしょうか。女性の体臭のいい香りのピークは10代後半って本当?

さっそく、この疑問を桐村先生にぶつけてみました! 果たして先生の答えは……?

 

A:本当。若い女性の体臭は「SWEET臭」

「若いころに、自分の体から甘い香りすると実感したことはありませんか? そして、20代、30代を超えた今はどうでしょうか。

実は、この若い女性特有の甘い香り“SWEET臭”の正体を某製薬会社が突き止めました。それが、アプリコットやココナッツのような芳香を放つ成分、“ラクトンC10”、“ラクトンC11”です。

体臭の老化…女性のSWEET臭は30代を境に激減する

香りと印象の関連をみるアンケート調査でも、ラクトンの香りは、女性らしさや若々しさ、魅力度の印象をそれぞれ、15%、47%、74%もアップさせることが示されています。そして、ラクトンの分泌のピークは、ズバリ10代。20代でも多く分泌されますが、30代を境に、ガクンと激減します。何ということでしょう……(笑)。

一方で、加齢とともに女性にも発生する加齢臭の原因成分・ノネナールは、女性らしさ、魅力度を約40%減、若々しさに至っては60%以上減という結果になっています。ラクトンの分泌が減少するのは、逆らえない加齢現象として受け入れるしかありません」(桐村先生・以下「」内同)

30代を超えたら…体臭を悪臭化させないこと!

「内側から24時間SWEET臭が分泌されている若い女性に敵うものはありません。30代を超えたら、なるべく体臭を悪臭化させない努力が大切です。体臭を悪化させる大きな原は、皮脂の酸化です。植物油や加工油脂、マーガリンやショートニングなどの酸化しやすい油を含む加工食品やお菓子類を日常的に食べていると、酸化した油である過酸化脂質が増えて、皮脂臭・加齢臭の原因となります。

 

老化体臭予防にも。油の選び方に注目しよう

加熱調理するなら、米油・エクストラバージンオリーブオイル・中鎖脂肪酸を豊富に含むココナッツオイルなど、非加熱で使うならば、亜麻仁油やエゴマ油、ヘンプシードオイルなどがおすすめです。また、抗酸化物質であるフィトケミカルを豊富に含み、食物繊維が豊富な野菜や海藻類も豆類、雑穀類をしっかりと食べて、体のサビを抑えながら、腸内環境も改善しましょう」

内科医・認定産業医/tenrai株式会社 代表取締役医師
桐村 里紗先生
予防医療を“ライフスタイルデザイン”と再定義し、生活者の行動変容を促すコンテンツ開発を行う。著書に『日本人はなぜ臭いと言われるか~体臭と口臭の科学~』(光文社新書)など ■tenrai株式会社

文/木土さや

 

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