1日2分! バストアップ研究家直伝「柔らかマシュマロバスト」の作り方
忙しい女性は、自分を解放してあげる時間がなかなかもてません。それがストレスとなって筋肉を固くし、美しいバストの妨げに。ストレッチとメンタルの両アプローチで、自分好みのバストを目指しましょう。バストアップ研究家の田家麻生さんにストレッチ&エクササイズ法を教えてもらいました。
おっぱいの感触は心の柔らかさのバロメーター
「バストにコンプレックスをもつ方、まずはあなたのおっぱいを触ってみてください。ガチガチに固くなっていませんか? おっぱいは、本来女性の体の中で最も柔らかく、安心できる所。だから赤ちゃんもおっぱいで育てますよね。でも今の女性は常にオンモードで、心と体を緩めることが苦手。すると背中やみぞおち、二の腕などの筋肉がこわばり、おっぱいが引っ張られて四方八方に散った状態になってしまうのです。ここで紹介したのは、おっぱいだけでなく心も緩めてふわふわに導く癒しのエクササイズ。一見地味な動きですが、短時間でできて効果も抜群! 一緒に「ありがとう」「お帰り」などのハッピーワードを投げかけると、さらに効果が高まります。」(田家さん)
【基本のストレッチ】まずはバスト周りの筋肉をほぐして本来の位置に戻す
前半は美乳のベースを作っていきます。腕やわきに家出中のお肉をほぐして正しい位置に戻しましょう。
(1)壁を利用してポジショニング
腕を壁に引っかけて固定し、腕と同サイドの足を前に出す。わきをグーッと伸ばす。基本のストレッチとなるのでこれだけは1か月毎日必ず!
(2)肩胛骨の方からわき肉をしっかりキャッチ
指先が肩胛骨に触れるように、背中側のお肉を4本の指でしっかり掴む。
(3)掴んだわき肉をグッとバストの方へ引っ張る
二の腕、わき肉をかき集めるイメージでスライドし、1分間キープ。逆サイドも同様に。
\余裕があればこれもプラス/
“にゃんこの手”でバスト上部がふっくら
手を軽く握って鎖骨の下に置く。あごを上げて首を伸ばし、お肉をバスト上部に集めるイメージで手を下にスライド。1分間繰り返す。
わきのリンパの流れを促してスッキリ
わきの中央に親指をグッと差し込み、親指以外の指は肩胛骨辺りを掴む。掴んだ手をバストの方へギューッと引っ張る。
4つのコンプレックスに応じて+αのエクササイズを
後半は基本のストレッチに加えて、悩み別に効果的なエクササイズをトッピング。実は性格によってもおっぱいの傾向は変わってくるんです!
小さい
わき周りのはみだし肉をかき集める
壁に手を添え、わき周りの肉をにゃんこの手でほぐし、バストの方へゆっくりとスライド。左右差がある人は小さい方を重点的に!
「人と比較してコンプレックスを抱きやすい人は、利き腕の側の胸が小さくなる傾向が。自然を眺めて視覚からリラックスを」(田家さん)
垂れ
ブラジャーをつけたまま押し上げる
胸を張り、ブラジャーのアンダーを指でできるだけ押し上げてキープ。同時に腹式呼吸を行い、ゆっくりと息を吐き切る。これを5回。
「イライラを我慢しやすい人は、猫背になり、みぞおち周辺が硬直してバストが下に引っ張られます。自然の音を聴いて心を解放して」(田家さん)
固い
バストを優しくゆっくり内回し
バスト全体をガシッと手で覆い掴み、胸を張りながらバストを中心へ寄せるようにゆっくりと内回し。これを1分間行う。
「気遣い屋で盛り上げ役の人は自律神経の優位が続いてバスト周りが固くなりがち。香りの良いクリームを塗って深呼吸すると◎」(田家さん)
離れ
腕とバストを引き離して外流れを防止
腕を肩の高さで水平に伸ばして壁で固定し、腕とバストを引き離すイメージでわき肉をバストの方へゆっくりスライド。1分間キープ。
「自分を責めやすい人は、背中が硬直して、おっぱいも背中に引っ張られやすい。ふわふわの毛布など柔らかい感触に癒されましょう」(田家さん)
教えてくれたのは…
バストアップ研究家 田家麻生さん
エステや整体、ヨガなどあらゆる美容健康法やヒーリングなどを学び、独自のメソッドを構築。美容サロン『イヴジュビリー』を経営。
『美的』12月号掲載
撮影/向山裕信(vale.) ヘア&メイク/赤羽麻希 構成/野村サチコ
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。