揉むだけでスリム!エステティシャン直伝「むくみ解消マッサージ」
ボディラインが気になる季節、エクササイズや食事制限に励んでいる方も多いでしょう。しかしボディラインを整えるには、むくみを解消することも大切。ダイエットをしなくても、いまよりホッソリとした脚や二の腕が手に入ります。
そこで今回は、『エステティック ミス・パリ』などを運営する『ミス・パリ・グループ』教育部の香取翔子さんに“むくみを取り去るマッサージ”について教えてもらいました。
揉みほぐしのコツ3つ
「マッサージすることで老廃物やむくみが解消されると、スッキリとしてボディラインがキレイになります。とりあえず、手が空いたら気になる部分を揉むといいですよ。血行もよくなるため、徐々に体から冷えも改善します」(香取さん、以下「」内同)
それでは香取さんが推奨する揉みほぐし方を見ていきましょう。コツは以下の3つです。
(1)手のひら全体で揉む
「つねるように表面だけ刺激すると内出血になるので、手のひら全体を使うようにします」
太ももや太ももの裏、お尻など、脂肪が掴みにくいところや広い面は、両手のひらを使って、脂肪を押すようにマッサージするとよいそうです。
(2)脂肪を掴んで返す
「お腹や膝上の脂肪など掴みやすい部分は、親指とその他の四指で気になる脂肪を掴み、親指で返すようにしてほぐします」
脂肪にひねりを加えるイメージだそうです。
(3)揉みながらリンパに流す
最後はリンパへ向かって流します。
「揉みながらもリンパを意識し、体の外側から体の中心に流すイメージで刺激します」
リンパについては『美レンジャー』の過去記事「プヨ腹消滅スイッチはココ!押せば痩せる“リンパ節”プロが伝授」で詳しくご紹介しています。こちらもご参照ください。
揉みほぐしマッサージの注意点2つ
マッサージの際には、以下の点に気をつけましょう。
(1)適度な強さを心掛ける
「揉みほぐしマッサージは強くやりすぎると、アザをつくってしまったり、筋肉を緊張させてしまうこともあります。強めに揉む場合は“痛気持ちいい”程度で」
適度な強さで日々継続して行うことが大切です。
(2)マッサージオイルやクリームをつける
「乾いたままの手でこすると、皮膚に負担がかかります。マッサージオイルやクリームをつけて摩擦が起きないようにしましょう」
マッサージ用とうたったオイルもありますが、滑りをよくしてくれるものであればなんでもOK。自宅にあるベビーオイルやボディクリームなどでも構いません。
マッサージをするタイミングは、体が温まっているお風呂上がりがベスト。気になるパーツをマッサージして、むくみのない引き締まった体を手に入れたいですね。
【取材協力】
※ 香取翔子・・・『ミス・パリ・グループ 』教育部。技術スタッフへの実技と理論の指導を行う。ミス・パリ・グループの技術水準を保つエキスパート。
初出:美レンジャー ライター:庄司真紀
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