大掃除のついでにダイエット! お手軽“やせる部屋”の作り方
ダイエットを成功させる秘密は、実は部屋の片づけ方と、物の置き方にあり それにいち早く気づいて、-13kgの減量に成功したダイエットのプロ、清水理恵さんがスペース別にノウハウを伝授。大掃除のついでに、“やせる部屋”を作ってみませんか?
物をため込まない=脂肪も減らせる! やせる部屋の作り方
部屋が片づいていると、 脳も体もやせモードに!
「食事や運動、マッサージなど、どんなダイエット法も効果なし、一時的にはやせてもすぐリバウンドしてしまう…。そんな人こそ、まずは部屋をキレイにしてほしいですね」と、ダイエットアドバイザーの清水理恵さん。
”目に入る場所がキレイに片づいていると、脳や体もスッキリする”といった心理学的発想や風水の観点から、独自の”やせる部屋メソッド”を確立。自ら実践し、10年以上もベスト体重の47kgをキープしているそう。
「物も人も場所も、みんなエネルギーを出しています。家に物が散らかっていると、エネルギーが入り乱れて思考が散乱しがち。体も重くだるく感じられます。反対に、部屋の片づけが行き届いていると、頭がさえて体も軽やか。部屋と同様に、体に余分な脂肪や汚れをためたくないといった深層心理が働いて、自然に食べすぎを防ぐことができます」(清水さん)
家の中心である最大のパワースポット! 【リビング】
キレイならリラックスでき、 副交感神経が優位に
過ごす時間が長いリビングは心身への影響が大きいパワースポット。
「リビングをキレイにすることでリラックスできれば副交感神経が優位になり、血流が良くなります。精神を安定させるセロトニンの分泌も高まりストレス食いも防げるのでやせやすい体に。まずはいつも自分が座る定位置から目に入る範囲内だけでも片づけて。気持ちがスッキリして体の巡りもスムースに」(清水さん)
こんな太るリビングになっていない?
\check!/
□ ソファーに服がかけっ放し
□ バッグが置きっ放し
□ テーブルの上に物が散乱している
□ テレビ周りがリモコンやDVDなどでごちゃごちゃ
□ 床に本や雑誌が積まれている
□ 床がホコリだらけ
服やバッグ、雑誌やティッシュと、物置きになりやすいソファー。
テレビ周りはリモコンやDVDが散乱しがち。
やせるリビングのポイント
1. いちばん長く過ごす場所の半径1mを片づける
まず、自分がいつも座る場所の半径1m以内には物をなるべく置かず片づけましょう。
視界に入る範囲がいつもキレイになっていれば、思考もスッキリしてストレスフリーに。
2. ソファには物を置かず、エネルギーの巡りを良くする
ソファーは本来くつろいで過ごす場所。
帰宅して置きっ放しの服やバッグなど関係のないものが置いてあるとエネルギーが乱れる原因に。
クッション以外のものは置かないこと。
3. 目につく場所に植物を飾り、気分をポジティブに
いちばん視線を向ける方向に花を飾りましょう。花が自然と目に入ることで”キレイ” ”元気が出る”というポジティブなイメージが脳に伝わり気持ちが前向きに。ダイエットへのやる気もアップ。
4. カーテンはベルトでまとめて常に”くびれ”を意識
カーテンは開けたら必ずベルトでまとめておきましょう。キュッと締まったくびれをイメージする形を常に意識するようになり、自分のウエストも引き締めようという意識が高まります。
5. 床は重曹で拭いて良い”気”を取り込んで脚やせ!
足裏は体の悪い”気”が出る部分といわれます。床が汚れていたら悪い気が排出されず、よけいにため込みむくみの原因にも。おすすめは安全な重曹での床掃除。水に溶かして拭き掃除を。
\あると便利!/
昔から使われている自然素材の重曹の粉末。掃除や洗濯に。
ミヨシ 石鹸 暮らしの重曹 600g ¥350
教えてくれたのは…
「片づけ習慣を身につけて 13kgもやせた」
ダイエットアドバイザー・清水理恵さん
しみずりえ/2000年に大手エステサロンに入社以来、2万人以上のダイエットをサポート。心理学なども取り入れた独自のダイエットメソッドを確立し、’14年に独立。著書 に『やせる部屋』(飛鳥新社)。
『美的』12月号掲載
撮影/松原敬子 イラスト/いいあい デザイン/ohmae-d 構成/つつみゆかり、和田美穂
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。