美容家・神崎恵さんの色気を醸す、インスタ映えテクニック
『美的』の誌面に登場すると毎回反響を呼び、インスタグラムのフォロワー数17万3000人を誇る、美容家の神崎 恵さん。そのインスタ映えの秘訣について、伺いました!
〝他人から見られているのは、正面の顔より案外横顔だと思うんです〟
ーふとした瞬間に女らしさを漂わせられたら素敵。フェースラインやデコルテの美しさにはこだわりたいー
インスタをアップする際に心掛けているのは、日常の一瞬を切り取れたらいいなということ。なぜなら私自身、ふとした瞬間の写真にキュンとくるから。自撮りをするときも、そのときの空気感が伝わるように目線なしの横顔が多いんです。だからいちばんお手入れを強化しているのがフェースラインやデコルテ。ここが華奢だと、知的さと色っぽさが共存する気がします。肌の質感はもちろんですが、さりげなく女らしさを印象づけられるパーツに手を抜きたくないんです。
\シャープなフェースラインのためにこのプロセスを毎日/
「こだわりは首やデコルテ、頭皮までマッサージすること。全体の巡りが良くなるので、顔だけやるより断然小顔効果が出ます。スキンケアコスメで肌滑りを良くした状態で行うのがコツ」
「まろやかな感触の美容乳液」 SK-Ⅱ R.N.A パワー ラディカル ニュー エイジ 50g ¥11,550(編集部調べ)
「肌の力を底上げして、ハリが生まれる美容オイル」 セレンディプス オーガニックファーマシー ヴァージン コールドプレス RH オイル 30ml ¥6,900
「コクのある濃密なテクスチャー」 ヘレナ ルビンスタイン プロディジー リバーシス クリーム 48.3g ¥30,000
1.首筋をつまむ
首やデコルテにもスキンケアをなじませた状態からスタート。首筋を指でやや強めにつかんでほぐします。
2.首筋を流す
手をグーにして、首筋を上から下に流します。耳たぶの裏のリンパ節からデコルテにかけて、老廃物を排出。
3.デコルテ周りを流す
鎖骨を中心に上側と下側を親指で内から外に流します。埋もれてしまった鎖骨をグッと掘り起こすイメージで。
4.二の腕をつまむ
PC作業が多いと二の腕が固くなりがちなのでつまんで柔らかく。わき下のリンパ節もしっかりもみほぐします。
5.あご下を指でロック
ようやくここでフェースラインのマッサージに。手を軽く握り、人さし指と中指の第2関節で、あごを挟みます。
6.耳に向かって流す
そのまま耳裏のリンパ節まで流します。特に回数は決めず、むくんだり、モタつきを感じるときは多めに。
7.頭もほぐす
頭皮の血流をアップさせると巡りが良くなり、顔もシュッと。手をグーにして全体を軽くマッサージします。
〝スキンケアのついでにマッサージ〟はもう習慣。摩擦が苦手な人は〝ゴルフボール〟が意外に使えます「マッサージを頑張らなきゃと気負ってしまうと続かないので、スキンケアの一環に組み込んでしまうのが◎。摩擦が気になる人や、ながらケアをしたい人は、上のプロセスをゴルフボールを使ってするのもおすすめ。手のひらでコロコロ転がすだけだから簡単!」
夜のスキンケアは〝テカテカ〟で寝るくらいがちょうどいい
「夜はその後にメイクを重ねる必要がないので、美容オイル→化粧水→美容液→アイクリーム→クリームで、みっちり栄養を与えます。夏は特に肌の潤いを過信して手抜きしたくなるけれど、盛りすぎかな?というくらいの方がハリのある肌を育めます」
『美的』9月号掲載
撮影/三宮幹史(P.66〜73/人物)、向山裕信(vale.P.74〜75/人物)、金野圭介(静物) ヘア&メイク/犬木 愛(agee/P.66〜69)、林 由香里(ROI/P.70〜71)、河嶋 希(io/P.72〜73) ヘア/工藤由佳(Un ami/P.74〜75) スタイリスト/小川未久(P.66〜71)、柳 理央(P.72〜73)、門馬ちひろ(P.74〜75) デザイン/Jupe design 構成/安井千恵
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。